グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

秋の彩り

2013年10月31日 | 室蘭の景色



 家から車で僅かに行くと、牧草地を囲むように雑木林が点在する。例年より遅れ気味でし
た木々の紅葉が、近ごろの気温の低下で一挙に進んでいます。
 早くも、梢の葉を散らし始めた高木に混じり、ヤマモミジやカエデが鮮やかな秋色に葉を染め
ています。



   



 道端の藪の中で自生するムラサキシキブ。先日から小さな実を赤紫色に色付かせていま
したが、秋の深まりにつれ、いっそう鮮やかさを増してきました。


  



 牧草地の道端で咲く。草名の分からないが純白な花姿が爽やかな野花です。


 
 秋の日差しがオオウバユリの種殻をかざす、自然が作り出したランプシェードです。


  

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あかね色の空

2013年10月30日 | 室蘭の夕日&夜景



 あかね色に染まる空久し振りに輪郭が明瞭な夕日が出現しました。今の季節には珍しく
薄っすらと霞が漂う、季節を取り違えたような西空の光景です。







 室蘭港の入口に架かる白鳥大橋の夜景です。橋の長さは、1,380メートル、関東以北、
 最大の吊橋です。
  日没の 時間に合わせて、ライトアップが行われる。イルミネーションやライトアップの電源は、
 風力発電によるクリーンエネルギーです。


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秋日和の地球岬

2013年10月29日 | 室蘭の景色



 地球岬は道内屈指の風光明媚な景勝地。岬の先端には白亜の灯台が佇む。さらに、灯台
の後方には海面からの高さ147mの位置に海に迫り出すように展望台がある。展望台に立つと
太平洋の大海原と噴火湾を隔て遙か遠く、対岸の渡島半島の山々の大パノラマが広がります。






 



 地球岬展望台の直ぐ脇に、海からほぼ垂直にそそり立つ海抜156mの「馬ノ背」がある。
 「馬ノ背」の頂きで、ヒヨドリが群れをつくり飛び交う。ヒヨドリは、一般的には渡り鳥と区別され、
列島を季節毎に移動する標鳥や各地にとどまる留鳥として有名な野鳥です。
 ヒヨドリは秋の深まりに熟れて、一日の長さを感知しているのでしょうか。
本州方面に南下する
準備を整え始めています。








 地球岬の帰路に立ち寄ったチャラツナイ。小さな入江に、大小いくつもの奇岩が点在する
特有の景観。どうして、室蘭八景から外されているのか不思議に思う絵鞆半島を代表する景勝
地の一つです。

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イタンキ浜の朝

2013年10月28日 | 室蘭イタンキ浜



 秋が深まるにつれて、このところ朝が明けるのが遅くなる。今日、当地の日の出時間は6時
5分。 カメラアングルは、室蘭市イタンキ浜の後方に位置する高台から夜明けの光景です。








 イタンキ浜の後方には、なだらかな海岸段丘が広がる。さらに、浜からそそり立つ100m
 程の断崖絶壁が、西の方角に連なります。
一方、浜の東側にはイタンキ岬が太平洋の大海原
 に突き出る、朝日に照らし出されたイタンキ浜の光景です。


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室蘭岳・西の沢の紅葉

2013年10月27日 | 室蘭の景色



 室蘭岳の中腹、標高450m付近。西尾根コースの登山を横切るように沢が流れる。毎年、
新緑の頃と紅葉の時期に必ず訪れる場所です。



 今シーズンの紅葉は例年に比べて、やや 遅れ気味でしたが近ごろの冷え込みで一挙に、
木々の葉が色付きました。






 室蘭岳は標高911m、 市街地の北側に屏風を立てたようにそそり立ちます。国土地理院
の正式な山名は鷲別岳ですが、別名の室蘭岳の呼び名で市民から親しまれている山です。




 

  
 登山道脇の古木に自生する、天然のエノキダケです。スーパーで見る白いモヤシのような
エノキダケと、色も形も味も余りにも異なるキノコです。





 ヒュッテまでの登山道の両脇は雑木林の中を行く。クマザサの緑とモミジやカエデの紅葉、
が清々しいコントラストを醸し出しています。

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秋の庭で・・・

2013年10月22日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 チシマラッキョウが紅紫色の独創的な花を咲かせ始めました。葉は、細長くネギのミニチュ
アのような形。育て方は、いたって容易。寒さに、とても強い
ユリ科ネギ属の多年草です。




 


 ギボウシの葉が黄色に色付きました。花が咲いた後も葉を刈り取らず、毎年この時期を楽
しみにしている植物です。


 フウロソウ、ストラタムが返り咲きです。当地での本来の開花期は初夏の頃です。初夏の
気候に似ているのでしょうか。花数は少な目ですが再び花を咲かせています。



 ヒダカミセバヤが多肉質の葉を紅葉させました。夏の頃の白緑色の葉・秋の初めに咲く花。
一年を通して目を楽しませてくれる植物です。


 フェンスに這わせているヘンリーヅタも紅葉を始めました。庭に植えてから5年が経過、
今では、蔓の長さは15メートルほど。どこまで蔓を伸ばすのか興味しんしんです。

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あかね色の空

2013年10月19日 | 室蘭の夕日&夜景



 このところ連日のように、夕日が西の空を茜色に染めています。空にアクセントになる雲が
有ればと思うほどの晴天、穏やかな秋の黄昏時です。







 今日、当地の日の入り時刻は16:47分。さらに、冬至の頃に向かい日一日と日没の時間
が早まってきました。カメラアングルは、室蘭市の夕日のビューポントの一つ 絵鞆臨海公園から
、暮れゆく西空の光景です。

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絵鞆半島の朝景色

2013年10月18日 | 室蘭の景色



 すっかり天候が安定してきました、空に流れる雲の形も 秋本番へと様変わり、室蘭港の入
口に浮かぶ大黒島が朝日を浴びています。大黒島は標高35m、島の周囲は700m程の小さな
島。付近一帯は市内を代表する景勝地です。








 マスイチ浜展望台からの朝の光景です。周辺は、ハヤブサの営巣地として全国的に有名。
特に今の時期は 渡り鳥のルート。野鳥の行動は日の出とともに。朝早から、道内各地や地元の
野鳥ファンが展望台に詰めかけています。
 






 絵鞆半島はカンボクの自生地。赤く塾した実は遠くから見ると花が咲いたようにも見えます。


 




 


 絵鞆半島縦断道路の両側を鬱蒼とした森が続く。全く想像できないでしょうが、右の林の直
ぐ傍には、海からそそり立つ断崖絶壁が連なっています。




絵鞆半島は、港を抱え込むように内浦湾に伸びる。半島の外海側には、海からそそり立つ
100m程の断崖絶壁が連なる。
 一方、港側には、このように住 宅が立ち並ぶ。絵鞆半島は手付かずの荒々しい自然と人々の
生活が隣接している場所です。

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散歩道沿いで・・・

2013年10月17日 | 室蘭・四季の野花&花木



 街路樹のナナカマドが紅葉した葉影に、赤オレンジ色の果実をたわわに実らせています。
当市の「市の木」、道内では多くの市町村が「市の木」として指定している秋を彩る樹木です。






 クサギ(臭木)、青い果実と紅色の萼とのコントラストがとても鮮やかです。今の時期、殺風
景な林縁を飾る木の実です。



 カラハナソウ(唐花草)が、松かさの形に似たユニークな実を垂れ下げています。ビールの
原料になるホップの近縁の植物です。





 散歩道は、住宅地の縁に広がる雑木林に沿う道を4キロほど行く。投稿した画像は、この
道沿いの雑木林に自生している植物です。






 マユミ(真弓)。別名ではユミノキ、弓の材料として用いられたことが名の由来です。艶やか
な紅ピンク色の実は
観賞価値が高く、庭木や盆栽にも利用される樹木です。


 ノバラ(野薔薇)。赤く熟した実は、秋の野にアクセントを付けてくれる。実は薬剤として生け
花・リース・ドライフラワー材として多様される蔓性の低木です。

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朝景色

2013年10月14日 | 室蘭の景色


 室蘭港崎守埠頭の朝景色です。度々、投稿しているアングルですが家から車で5分程の
至近距離。昨日は、西風が吹き荒れ波立っていた港内。今日の朝は一変、海面は鏡のように
静ま返る。撮影時の気温は7℃、知る限り今シーズン最低の気温でした。



 噴火湾を隔て対岸、渡島半島の上空に横一線の雲がたなびく。雲は画面に収まらず画像
の両側にも長く伸びる。こんな時には、広角レンズを持ち合わせていれば
でと思う一瞬でした。


 鮭釣りのシーズンの到来です。この浜は鮭採捕の「禁止区域外」、東の空が明けやらない
時から釣り人で賑わいます。




 標高1,898mの活火山、羊蹄山が頂きに雪を抱く。当地からの直線距離で55kmほど。
大気が澄み渡る秋の空を背景に雄大な山容を現しました。
左前方に映る三角錐の小さな岩山は 昭和 新山。直ぐ後方に洞爺湖の青い湖面が広がります。

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