グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

天と地の天気です

2018年02月28日 | 室蘭の景色



今日も昨日に続き、春先のような陽気の一日。さざ波が立つ海面が、降り注ぐ陽射を受けて煌め
く。遠方に、シルエットで写り込んでいるのは 室蘭港の外防波堤です。波静かなこの場所は、水鳥

たちの絶好の餌場です。





冬羽モードのハジロカイツブリです。
赤い目と少しそり上がった嘴が特徴的です。群れはつくらずに、いつも1~2羽で行動しています。



ハジロカイツブリは 潜りが得意な水鳥です。海中に潜ると、1分間ほど海面に姿を現しません。
また、 潜った直後の海面に水滴を舞いあげます。







ウミウ(海鵜)が羽を広げて天日干しです。





港外は噴火湾、ホタテ貝の養殖場が点在しています。早朝の作業を終えて漁港に戻る漁船です。




「3月1日・低気圧軍団がやって来ました」



 このところの春先のような陽気は豹変。今シーズンに入ってから 最強の低気圧の来襲です。急速
に発達した低気圧が通過、当地を含む道内は暴風雪の大荒れの天候。東寄りの風に押され、湿り気を
タップリと含む雪が一日いっぱい降り続く一日でした。




雪が積もった玄関先の状態です。降雪と吹きだまりにより、すっかりアプローチが雪で埋まって
しまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の気配が漂う

2018年02月27日 | 室蘭の景色



今日は早朝から、春先を思わせる穏やかな一日でした。近所の方々と交わす挨拶は、『雪が解け
ますね!』
 このまま春へと思いますが 、今年の陽気は例年と異なります。もう一度や二度、寒さはぶり返し
ドカ雪が降る事が頭をよぎる。カメラアングルは 絵鞆臨海公園近傍からの眺望です。








 陽射しの強さに季節の移ろいを感じる。市内の積雪量は約24センチ、アスファルの路面が見え
隠れする状態となって来ました。
   室蘭港の一角に位置する、「エンルムマリーナ室蘭」プレジャーボートのキープハーバーの陸揚
げ施設で、春を待つヨットやプレジャーボートです。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボチボチ、鉢植え草花の出番です

2018年02月25日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



例年になく、気温が低く積雪量が多い2月。天気予報では、ようやく気温が上昇傾向。ゆっくり、
季節は早春へと動き始めたようです。
 一方、3月を目前にして陽射しが強まる。室内で育てる鉢植えの草花も生き生きとしてきました。
長年、育て続けている四季咲きのゼラニウムです。今の時季は花数は少なめですが、ようやく 花を
咲かせ始めました。



エロディウム・ウァリアビレ。 昨年の秋に、鉢を屋内に取り込んでから絶やすことなく花を咲か
せています。小ぶりな花と深緑色の葉との対比が際立ちます
。ヨーロッパが 原産地の 寒さにとても
強い常緑多年草です。






ペペロミアは、やや多肉質の光沢のある葉と赤褐色の茎が特徴的。少々雑な育て方でも、枯れる
こともない生育旺盛な観葉植物です。



 クロトン。元々は熱帯性の寒さに弱い樹木です。生育環境が揃ったのでしょうか。初めて、この
ような蕾みを付けました。どんな花が咲くのか楽しみです、開花しましたら再投稿と思っています。




ムラサキオモトの本来の名は、ロエオ。原産地はメキシコなどの熱帯アメリカ。和名の由来は草姿
 がオモトに似て葉の裏が薄紫色から。陽射しを浴びますと、トロピカルな葉の色が際立ちます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるで造成地・・・、木材チップヤード

2018年02月25日 | coffee break;(etc )



崎守埠頭の輸入木材チップの集積場です。高く積み上げられた木材チップはブルドーザーにより、
運搬用のトレラーに積み込みやすいようにならされます。




ブルドーザーが、滑る落ちるように木材チップをならす。
              ブルドーザーの曲乗り、『お見事!!』
の一声です。



木材チップの内部にこもる熱が、ブルトーザーの周りに蒸気となってたなびく。



材チップは、埠頭に接岸している運搬船からベルトコンベアーで集積場に陸揚げされます。
右側に映り込んでいる構造物がベルトコンベヤーです。



シャベルローダーが エンジン音を轟かせる。この後、木材チップは 大型トレラーに積み込まれて、
近郊の製紙工場に運ばれて行きます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白鳥湾展望台

2018年02月22日 | 室蘭の景色



白鳥湾展望台。日中は、室蘭港内や対岸の渡島半島を望む大パノラマが広がります。さらに 日が
落ちると、室蘭港
の夜景が望めるビューポイントの一つです。



 白鳥湾展望台のすぐ脇を 幹線道路の国道37号が走る





展望台は 標高58メートルほどの小高い丘の上。目の前には、噴火湾の大海原が広がる。空を流れ
る雲の形も真冬とは異なり、ちぎれ雲が軽やかに流れる。



対岸の渡島半島に君臨する、蝦夷駒ヶ岳が姿を現す。冬の間は、雪雲に覆われ低ました。季節が
移り始めた証しです。





噴火湾を隔てた対岸までは、37キロメートルほど離れています。





駐車場の一角に置かれている、ジュースの自動販売機。室蘭港と白鳥大橋の夜景が プリント!。
さらに、歓迎の文字が、日本語を始め、英語・中国語・ハングル。飲料メーカーの粋な計らい
です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

例年に比べて雪が多めです

2018年02月20日 | 室蘭の景色



居住地の道脇の土手にできた雪庇です。土手の上は広い空き地、風を遮る物はほとんどありませ
ん。空き地に積もる雪の上を風が吹き抜ける。風に運ばれた雪が 土手際に迫り出し、雪の庇を作り
出しました。2月も下旬ですが、気温が低め・雪の量は多め。次の季節への、切り替え遅れのよう
な陽気が続いています。







彩雲が、澄み渡る空を軽やかに流れる。





周辺は雪景色状態ですが、早くも 行きつけのゴルフ場より2018年の利用案内が郵送されて
ました。
 おそらく、ゴルフ場内の積雪量は 20センチ越え。それでも 、
今年のオープンは3月中旬ごろ。
毎年 この
利用案内が手元に届くと、冬の閉幕がグッーと近づいてきます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追直漁港の水鳥

2018年02月19日 | 室蘭・野鳥&水鳥



冬日の追直漁港、磯舟の陸揚げ場からの眺望です。
漁港の前面には、太平洋と噴火湾の二つの大海原が広がる。
沖合の海域は、スケソウダラ漁などの
良漁場。
さらに、漁港内ではホタテ貝などの養殖。沿岸の岩礁地帯では、ナマコ、ウニ漁なども盛
ん。追直漁港漁は、室蘭市内
を代表する風光明媚な漁港です。




漁港の一番奥、潮が引いた岸辺には赤褐色のフノリがビッシリと生える。採取の時季は間近 です。
残念ながら、摘み取れるのは漁業関係者に限られます。





毎年、漁港内には大陸方面から越冬のため渡り鳥が飛来します。大型漁船は沖の漁場に出漁中、
漁港の海面全域は渡り鳥たちフィールドです。



スズガモ(鈴鴨)が背眠中です。首を背に向け、くちばしを背中の羽の中に差し込んでいます。
くちばしには 血液が流れているそうです。水鳥の
背眠は、体温保持対策の一つです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再びの銀世界です

2018年02月18日 | 室蘭の景色



早朝に まとまった雪が降る。解け始めた根雪の上に、薄らと 純白な雪が積もりました。近ごろ
短時間に数センチの雪を積もらせる「にわか雪」が頻繁に降る。
 一方
、あと1~2回ほど短時間に多量の雪を降らせるドカ雪」が到来すると、雪のシーズンは
終盤となります。







陽射しが、日ごとに強さを増して来ました。撮影時の気温は氷点下2℃でしたが、早春へと逸る
気持ちからでしょうか、周辺の
大気が心地よく感じます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゾリスは、寒さの中 元気いっぱいです

2018年02月16日 | coffee break;(etc )



エゾリスが 住む森の入口付近の雪原です。
晴天、無風、車載式の温度計での外気温は氷点下1℃と絶好の撮影日和でした。雪原の一部が太陽光
に照らされ水面のように光る。日中、雪原の表面の雪が解け、夜間の冷え込みで凍結。アイスバーン
状態になり輝いて見えます。







ヤチダモの大木はエゾリスの住みか。厳寒期のさなかでも、エゾリスは冬眠はしません。寒さで
動きは少々怠慢ですが、樹上を動き
廻っています。エゾリスの体長は約25cm、体長とほぼ同じ
長さの尾を持つ。とても 小さなリスです。





 毛の色は 個体により微妙に異なりますが、夏は茶色を帯びた灰色やこげ茶色、冬になると灰褐色
となります。
ただ、胸から腹部にかけては 一年を通して真っ白な毛のままです。











森の中を小川が流れる。ツグミが、水辺に生える草をくちばしでかき分け、地中に潜む虫などを
探しています。
 ツグミの繁殖地は、主にシベリア東部からカムチャッカ方面。秋から冬になると冬鳥として列島
に飛来します。



※ 2/17、画像を追加しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

coffee break(一息・・・)

2018年02月15日 | coffee break;(etc )



近ごろ、当ブログの投稿記事は寒さを通り越し、身体の芯まで凍りつくような画像や記事の連載。
少しでも、目から 温もりを感じる題材はと家の中を探し、陶磁器のコーヒーカップと茶器が 目に止
まる。
 我が家では何故か、コーヒーカップや急須・湯飲みなどが多い。あくまでも、特別な品ではなく
日常品です。今回は、カップボード内で待機中の陶磁器2点です。一点目は、愛媛県松山市の近郊、
伊予砥部町の砥部焼。このコーヒーカップは10数年前に松山市の知人からの頂き物です。
白磁に
躍動感がほとばしる絵付けが施されています。愛媛県の伝統工芸品「砥部焼」の第一人者塩見氏の
神郷窯で作られたものです







2点目は有田焼の窯元深川製磁の急須と湯飲みです。陶磁器には精通していませんが、高温焼成
により作られた 透き通るような白磁。藍色の染付は「フカガワブルー」と呼ばれ、素人目にも名工
の卓越した技を感じます。





深川製磁の製品には、「富士山と 流水」のマークがバックスタンプとして焼染められています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする