グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

年の瀬の空に、はためく大漁旗

2017年12月30日 | 室蘭の景色



室蘭市追直漁港の岸壁に、2017年の漁を終えた大型漁船が数隻停泊しています。 各漁船の
マストに掲げられた大漁旗が、冬の陽射しの中で潮風にはためく。
年末恒例、新年を 迎える準備
です。

今年も 残すところ数時間。
                             この一年、当ブログに訪問して頂き ありがとうございました。                                                                                                                                                 『 来る2018年、良い お年を迎えください 』                                                                                                                                                      (12/31、一部文面を修正しました)

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低気圧が過ぎ去ったあと・・・

2017年12月29日 | 室蘭の景色



先日の季節外れの暖かさと、猛烈な風を伴って通り過ぎた爆弾低気圧の後。景色が一変、牧草
地を覆い隠していた雪が消えてしまいました
 冬の碧空を背景にした芥子色の牧草地と、解け残った雪の白さとのコントラストが
目に鮮やか
に映り込んできます。




『自然が主導の通行止めです!』 牧草地の中を行く農道をふさぐように雪が吹き溜る。
若い時にはこの程度なら、無茶を覚悟で走り抜けていました。さすがに今は、無謀な挑戦を避け
て、
素直にシフトレバーをリバースに 後ずさりです。

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爆弾低気圧が通過しました

2017年12月25日 | coffee break;(etc )



道内の上空を低気圧が急速に発達しながら通過。2日前までの 季節外れの穏やかな陽気から
一転、どんでん返しのような大荒れの天候となっています。
道内各地で強風が吹き荒れる。
当地でも昨日の午前11時ごろに 最大瞬間風速32.8m/s猛烈
風が吹
く。今日も、風の勢いは衰えず 電線が呻りを響かせています。


 


気圧配置は典型的な西高東低の冬型。今朝の気温は、氷点下5℃まで下がる。今シーズン初め
て「窓霜」が玄関前の風除室のガラスに出現しました。






先日の季節外れの暖かさで、庭の雪が解け、雪の下で越冬中の多年草などが姿を 現しました。
今朝は強く冷え込む。雪の衣をはがされた庭の草花、再び雪が積もるまで 寒風にさらされます。
ヤブコウジの株を覆っていた雪もすっかり解けてしまいました。元々は、本州方面の温暖な地域
の林床に自生していますが、思っていたより寒さに強い低木です。







 ツルハナガタ(蔓花形)。原種は、ヒマラヤなど高地の過酷な環境下に自生する常緑多年草で
す。雪の下で春を待つ、寒さにとても強い植物です。この草姿からは想像できない、可憐な花を
初夏の頃に咲かせます。

             下の画像は、2017.5に撮影しましたツルハナガタの花です。






斑入りヤブランも雪の下に埋もれていましたが、強靭な葉で雪をはねのけ姿を現しました。
本州方面から持ち帰り10数年が立ちました。自生地は、関東以西の温暖な地域ですが 当地
の気候にも順応、株は年々大きく生育しています。





 アラビス・プロクレンス。当地では真冬になると氷点下10℃を下回る日もあります。雪の下
で常緑のま
まで冬を越す、アブラナ科の寒さにとても強い多年草です。
        下の画像は、2017.5に撮影しましたアラビス・プロクレンスの花です。

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冬日和の絵鞆岬

2017年12月24日 | 室蘭の景色



絵鞆岬からの眺望です。
近ごろ、冬と思えないような暖かな日が続いています。毎年、今の時季は北西の方角から季節風
が吹き付けます。今日は一転、風も吹き止まり柔らかな冬の陽射しが降り注ぐ。絵鞆岬は、室蘭
八景に指定されている、市内を代表する景勝地です。





岬の沖合は良漁場。釣り船が漁場から漁場へと波しぶきを舞い上げながら疾走する。





岬の先端部に自生する木々。強い西風を受けながら成長、幹枝を風下の方向に樹形を傾ける。
下の画像は、餌を探すアカゲラです。近くに巣があるのでしょうか。度々見かけます。
 本来は 陸地部の雑木林などで見かけますが、このように海岸近
くで アカゲラを見る事が出来
るのは稀なことです。





  一般的に岬と名が付くと、住宅地や町から離れた場所を連想します。一方、絵鞆岬の駐車場の
傍の道路を隔てた港側には、家々が軒を重ねるように建ち並ぶ。絵鞆岬の一帯は 手付かずの自然
と、人々の
生活が共存する特異な場所です。

 

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冬至の日の夕空

2017年12月22日 | 室蘭の夕日&夜景



今日は、この時期にしては珍しく日中の最高気温が6℃まで上昇。12月に入り厳しい寒さが
続いていただけに、心地よい暖かさを感じる。

 夕方になっても全天が晴れ渡り、西の空には横に長く尾を引くように雲がたなびく。その雲間
から
太陽光が放射状に光芒を放す。
 光芒は、太陽を遮る雲の形状に連れて刻々と変化します。眺めていると、ついつい時間が過ぎ
るのを忘れてしまうほどです。



 今日は冬至、誰もが知る、一年で一番昼の時間が短い日。
当地での日の出は7時02分、日の入
りは16時07分。朝が明けるのは、もう暫く遅くなり続
けます。一方、日暮れ時の時刻は、ゆっくりとですが遅くなってきました。
 撮影の立ち位置は、日没20分ほど前の室蘭港崎守埠頭。穏やかに暮れていく西空の光景です。

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雪景色

2017年12月19日 | 室蘭の景色



降雪量は少ないが連日のように雪が降る。この場所は、初夏から秋には一面、青々と茂る牧草
が風に波打つ。近頃の積雪で見渡す限りの銀世界に一変。今シーズンは、
このまま根雪になりそ
うです。






 物音一つしない雪原。雪の白さと空の青さとのコントラストが限りなく爽やか。
                  エゾシカの足跡が、雪原にアクセントを付けるかの ように点々と線を描く。

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瀬戸内から太陽の恵みが届きました

2017年12月18日 | coffee break;(etc )



 毎年、この季節になると愛媛県松山市の知人から届く冬の香り。瀬戸内の潮風と太陽の恵み中
で育った有機農法
のミカン。粒は不揃いで、少々器量には欠けますが味は絶品です。
ミカン箱の中には必ず文面が添えられています。
生産者からのあいさつと、今年のミカンの生育
状況が・・・。
 
瀬戸内の段々畑と太陽光を照り返す穏やかな海に育まれたミカン。親指で皮をむいた瞬間、溢
れんばかりの 柑橘の香りが ほとばしります。



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街路樹のナナカマドの赤い実と雪

2017年12月17日 | 室蘭・四季の野花&花木



夜明け前に、まとまった雪が降る。街路樹の ナナカマドの赤い実の上にも雪が積もりました。
陽射しを待っての撮影。数時間前には、ナナカマドの枝や実の上にもっと多く雪が積もっていま
した。空を覆っていた雪雲が去り、
太陽が顔を出したのは正午ごろ。雪が枝の上から解け落ちる
寸前でのカメラへの撮り込みでした。



空の蒼さを背景に、ナナカマドの赤い実と雪。毎年、この時期になると待ち構えている被写体
です。
通常降る雪はサラサラとした乾燥した雪。今朝は気温が高め、湿り気を含む雪・無風などの条件
が揃い枝や実に雪が積もりました。今シーズンは、早々にチャンスにめぐり合えました。












12月入ってから雪が降る日が例年に比べて多い。、連日、夜半から降り出し 朝にはほぼ降り
止みます。さらに、日中は連なり流れる雪雲の 切れ間から冬の
陽射しが・・・。長年、北海道で
生活していますが、稀に見る天候が続いています。

市街地を離れた郊外。道内の各地に比べて積雪は僅かですが、早くも根雪の季節の到来です。
ご参考まで(気象庁発表)道内の最高積雪量は日本海側留萌地方で167cm。室蘭市は、11cmとな
っています。

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エゾリスが住む森の中を・・・

2017年12月14日 | coffee break;(etc )



今朝の天気は昨日とは一変、穏やかな冬晴れ。陽気に誘われて、エゾリスが生息する森の中を
ウォーキングを兼ねて散策。









森の中には、梢の高さはが20mを越えるヤチダモの大木が自生する。太い幹や枝の樹洞は、
エゾリスたちの
絶好の住み家です。
                                        ヤチダモの枝の上に、ちょこんと シルエットで見えるのはエゾリスです。



エゾリスは冬眠をしません。この季節になると、茶色の夏毛から茶灰色の冬毛に衣替え。耳の
房毛も長く伸ばし、冬仕度・防寒モードを整えたエゾリスです。




好物はオニグルミ。器用に両手で持ち、固い殻を噛み砕きなから実を食べます。カリッカリッ
と殻を噛み砕く乾いた音が、森の中に響き渡ります。





森の中には、水草が自生する小川のが流れる。小川の水は近くから湧き出る地下水、冬でも凍
る事がない エゾリスたちの
水飲み場です。


 





「ズミ」と「ムラサキシキブ」の実です。
このところの、冷たい風を受けて
ドライフルーツのように・・・。間もなくしますと、野鳥たち
の絶好の食料となります。


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厳寒の季節と同じような 海と空との景色です

2017年12月13日 | 室蘭の景色



この時期にしては稀な、真冬並みの厳しい寒さが続く。タイトルに付けた『厳寒』、本来は、
年を越した
1月下旬頃の気象。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭からの海と空との光景です。
気象庁は11日、「ラニーニャ現象」が発生しているとみられると発表。影響として、冬の気温が平年より
低くなる傾向があるとのことです。







カメラを東から→南→西の方角に向ける。大気がビーンと張り詰めた冬の空が広がる。







埠頭の資材置き場の鋼鉄製の囲いに張られたポスター。海洋生物のデフォルメ描きが周辺の殺
風景な
雰囲気を和ませる。
          
(このユニークなポスターを制作した人・この囲いにポスター張った人に拍手です)


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