グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

初冬の朝景色

2014年11月30日 | 室蘭の景色



 この時期にしては、めずらしく穏やかな朝です。今日、当地の日の出時間は6:45分。夜明けの時間が、
ゆっくりと・・・。早朝の撮影が楽になってきました。

 カメラアングルは、イタンキ浜の後方に位置する高さ40mほどの海岸段丘の上から。目の前に太平洋の
大海原が果てしなく広がり、水平線を霞めるように
朝明けの雲が たなびく。



 

 浜の東側にあるイタンキ漁港を船出、近くの漁場にエンジン全開で向かう漁船です。





 雲間から朝日が光芒を放す。間もなくして冬本番を迎えますと、本格的な光芒の季節が訪れて来ます。

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縄文の森で暮らすエゾリスと野鳥

2014年11月28日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 小春日和の一日。穏やかな陽気に誘われ、隣町の北黄金貝塚公園内の「縄文の森」を散策。



 森の中で出迎えてくれたのは、冬毛をまとい冬仕度を整えた 愛くるし瞳のエゾリスです。



 エゾリスの好物はオニグルミ。器用に両手で持ち、固い殻を噛み砕きなから実を食べます。警戒心は、
すっかり何処かへ・・・。







 ミヤマカケス、羽根の色が美しい野鳥です。全体的にカラフルな鳥ですが、特に羽根の一部分の水色
と黒のだんだら模様が際立ちます。
 画像は、水を飲みに・・・。さらに下の画像は、大好物のドングリを足で押さえ食べる寸前のミヤマカケス
です。







 種を弾き飛ばしたオオバユリの種殻。自然が作り出したドライフラワーです。





 公園内に植栽されている「ナナカマド」や「ズミ」・「ムラサキシキブ」の実。このところ降りた霜を受けて、
ドライフルーツのように・・・。









 全く予期しない「クマゲラ」と遭遇しました。英名ではblack woodpecker、全身が真黒で頭部の赤い毛が特徴、国内
で最も
大きなキツツキの仲間です。
      ※ クマゲラは北海道と東北地方の一部のみに生息、1965年に「天然記念物」に指定されている野鳥です。


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港の朝景色

2014年11月26日 | 室蘭の景色



 崎守埠頭からの朝の光景です。度々投稿しています この港の一角は、当方の定点観測所。季節感を
何気なく体感させて
くれる場所です。
今朝は放射冷却現象も伴い、今シーズンに入り最低の冷え込み。ビーンと張り詰める大気が埠頭に漂う。





 埠頭は釣り人のメッカです。真冬の厳冬期を除いて、市内は元より札幌方面からも釣り人が絶えませ
ん。今の
時期は、ワカサギに似た「チカ」が群れをつくり埠頭近くを回遊しています。天ぷらにすると絶妙
に おいしい小魚です。

                                                                                         


 撮影時の埠頭の外気温は、今シーズン最低の2℃でした。









 崎守埠頭の西側の海域で操業するホタテ漁船。海中に設置している養殖カゴの吊り上げ作業中です。
出荷されるホタテは、丹精込めて育てられた2年貝や3年貝。特に
殻の大きさが13cm以上の「蘭扇(らん
せ い)は、高級ブランドホタテ貝として有名です。

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coffee break 

2014年11月24日 | coffee break;(etc )



 ライムポトス。ポピュラーな品種ですが、爽やかな 葉の色が際立ちます。適温を保ちますと旺盛に
生育する
ポトスです。
 さらに、切り取った葉茎を水に挿しておくだけで発根、株を増やす事も容易な植物です。下の画像は、
一般的な斑入りの品種、ゴールデンポトスです。








 ホヤ・カルノーサ。和名ではサクララン、ワックス・プラントの一種です。長く伸ばした蔓に花を付ける
事から、蔓は
伸ばしほうだい。アサガオのあんどん支柱を利用して仕立ています。
 葉は紅葉しているのではなく、新しい蔓に生えた新葉です。多肉質で光沢がある葉を、緑・薄黄・赤色
など様々
に色付かせる不思議な蔓性の植物です。





 ストレプカーパス。葉を太陽光に透かすと葉脈を浮き出させます。独創的な花にも興味を抱きますが、
見方を変えると観葉植物に類じる植物のようにも思えます。






 ベニシタン(紅紫檀)が、今年も株一面に小さな赤い実をたくさん実らせています。暖地では、常緑樹
ですが、当地では落葉低木。この時期になると小さな皮質の葉を紅葉させます。
 実は野鳥の大好物。暫らくして野山に雪が積もり餌が乏しくなると、ヒヨドリやツグミが庭に飛来し実を
全て食べ尽くします。


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夕日と港の夜景

2014年11月21日 | 室蘭の夕日&夜景



 祝津展望公園から、絵鞆半島に佇む家々を霞めるように沈む夕日の光景です。今日は小春日和の一日、撮影の時
間帯になっても全天が晴れ渡る。近ごろ稀に見る穏やかな日暮れ時です。





 



 日没時間にあわせて、白鳥大橋の作業ロープに取り付けられた228個のイルミネーションライトと、2基の主塔を照
らす88個のスポットライトが一斉に点灯します。
 夕闇の中、スワンホワイトの光を放す白鳥大橋が浮かび上がります。ライトアップ用の電源は風力発電から供給され
るエコー電力です。
                         ※ 白鳥大橋のライトアップは、「日本夜景遺産(ライトアップ夜景遺産)」として認定されています。






 



 祝津展望公園の対岸、高さ100mほどの高台から室蘭港の夜景です。
手前に、「JX日鉱日石エネルギー室蘭製造所」のタンクヤード。港を挟んだ遠くに、ライトアップされた測量山の電波塔
が夜空に浮かび上がる。さらに左の方向には、中心市街地や大工場群が放す灯りが港を縁どるように煌めきます。

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室内で咲いている花々です。

2014年11月20日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 スーパーマイクロミニ シクラメンは、「世界一小さいシクラメンの花」。キャッチフレ-ズが目に止まり、9月下旬
 頃に購入。以前から シクラメンは育て方が難しいと思っていました。一変!!今のところ小さな花や葉はシャッキ
 と株姿を崩す事もなく、盛んに花を咲かせています。


 


 ロベリア。当地では、初夏から秋頃までが花の時期です。元々は露地栽培ですが、10月の初旬頃に鉢上げ。
今、育てている場所は玄関前の風除室。朝の気温は5℃前後、寒さにめげずに瑠璃色の花を咲かせています。





 オキザリス(桃の輝き)、濃い桃色の花を次から次から次へと咲かせています。開花した花弁は、らせん状に重
 なります。さらに、咲き始めの蕾もスパイパル状。花は3cmほどですが、球根は花の大きさから想像できないほど
 小さな オキザリスです。






 




 バーベナが、初夏の頃より花を絶やすことなく咲かせています。肥料与えないと花数を減らします。週に一回程
の頻度で水肥を与えていますが、そのほか手のかからない丈夫な植物です。

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測量山近傍、初冬の風景

2014年11月18日 | 室蘭の景色



 測量山の標高は199.6m、絵鞆半島で一番高い場所です。頂上の展望台に立つと、360度の大パノラマが目の
前に
広がります。







 ① 北の方角。
眼下の沢沿いに家々がビッシリと建ち並ぶ。室蘭港を挟み、遥か遠くに活火山の有珠山や昭和新山。さらに、遠方には
道内の秀峰、標高1898mの羊蹄山を望む。








 ③ 東の方角。
眼下の中心市街地と室蘭港を挟んで、遠くに市街地や工場群を望む。さらに、遠くには太平洋の大海原。水平線が緩
やかに弧を描くように広がる。





 ④ 南西の方角。
陽射しを遮りながら流れる雲が海面に影を落とす。対岸は、噴火湾を隔てて37kmほど離れる渡島半島。噴火湾を取り
囲む山々の眺望がダイナミックな景観を見せてくれます。


〔散策路・測量山~マスイチ浜を行く〕



 測量山の海側には、海からそそり立つ断崖絶壁の上を縁取るように散策路が巡る。道のりは、アップダウンが激しく
荒々しい、つづら折りの道を行く。





 散策路に、アカゲラが幹枝を突っつく音が響く。白と黒のまだら模様と下腹部の赤い羽根が愛らしい野鳥です。







 紅葉を終え葉を散らしたナナカマドが、赤い実を熟しています。




 散策路はマスイチ浜まで伸びる。一帯には、100mほどの断崖絶壁が連なっています。カメラの立ち位置は、海面
からの高さ130mほどの切り立った断崖の上。右手に見えるマスイチ浜の展望台を眼下に見下ろす場所です。




 初冬晴れのマスイチ浜からの眺望です。測量山から続く散策路は、左の断崖絶壁の尾根を縫うように行く。散策路
の終点は、ここ マスイチ浜の駐車場です。 

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港内の夜景

2014年11月17日 | 室蘭の夕日&夜景

〔お知らせ〕 ブログのサブタイトルを投稿記事内容に併せまして、(四季の花日記)から(歳時日記)に変更し
ました。今まで通りアクセスを宜しくお願いいたします。



 数日振りに穏やかな一日。この数日間、吹き荒れていた西寄りの風もピタット止まる。港内を縁取る街の
灯りが、静まり
返る海面に映り込む。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭からの夜の光景です。
 


 


 絵鞆半島の夜景です。港内の海面に映る光跡は、「道の駅みたら室蘭」、「絵鞆臨海公園」や家々の灯り
です。

 半島で一番高い地点は標高199mの測量山。頂上には、各放送局の電波塔が林立しています。夜の帳が
下り頃になると電波塔はライトアップされ、夜の空に浮かび上が
ります。





 白鳥大橋は室蘭港の入口に架かる。橋の全長は1,380m、主塔の高さ140m、関東以北最大の吊橋。
日没時間に併せて、スポットライトとイルミネーションが点灯、夜の空と海に優雅な姿を映し出します。 

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初雪が降りました

2014年11月15日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)




 上空を流れる雪雲の雲間から太陽光が光芒を放す。雪雲が通り過ぎた空を彩雲が足早に通り過ぎる。
 この3日間ほど、当地では
北西方向からの風が猛烈に吹き荒れていました。今年は例年に比べて、少々
 早い冬将軍の到来です。

 









 今シーズンに入って初めての雪。紅葉したヒダカミセバヤの上にも薄っすらと雪が積もりました。





 アラビスプロクレンス。今の季節になっても大部分の葉は緑色。その中で、一部の葉を暗紅色に色付
せています。雪と葉の色とのコントラストが、さりげない美しさを見せてくれる耐寒性多年草です。

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ビートの収穫風景です

2014年11月12日 | 室蘭の景色



 ビートの収穫が最盛期です。和名では「てん菜」、さらに大根のように見える事から「サトウダイコン」
とも呼ばれています。
国内で生産される砂糖原料の80%は「てん菜」。冷涼な気候を好む北海道特産
の農産物です。



 収穫作業の初めは、「てん菜」の葉をビートタッパーという機械で刈り取ります。そのあと、大型収穫
機械ビートハーベスターが畑を縦横に走行し、「てん菜」を地中から掘り起こしながら収穫します。





 大型収穫機械ビートハーベスターから降ろされる「てん菜」です。広い畑の中、一連の作業は、一人
の農業
従事者だけで行われています。驚きです!。収穫された
「てん菜」は、砂糖の原料として近郊の
製糖工場に出荷されます。










 帰りの道すがら、道路わきで目に止まったカラマツ林の黄葉です。すでに、まわりの広葉樹は紅葉の
時期を終へ葉を散らしました。一方、カラマツは一足も二足も遅れて、今、葉を黄金色に染めています。

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