グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

絵鞆半島にも春の訪れ・・・

2022年04月30日 | 室蘭・四季の野花&花木



   すっかり春めいて来ました。
      陽気に誘われ、『測量山観光道路』沿いの山野草の群生地を巡ってみました。




       
        測量山観光道路は、
道幅が狭く すれ違い時には、
                                       互いに路肩
いっぱいに車を寄せての譲り合い通行です。


            

 
                                         道すがら、カメラに撮り込んだ ヤマガラです。




      
     測量山観光道路沿いの草むらは、コジマエンレイソウ(小島延齢草)の群生地。
     普通に見かけるエンレイ
ソウより、大きな濃赤紫色の花を咲かせています。
     草名の由来は、函館市の西の沖合に浮かぶ渡島小島で
群生が発見 された事から。








    今、測量山観光道路沿いの草むらでは、
          ニリンソウ(二輪草)が 競うように可憐な花を咲かせています。






       ニリンソウの花色は純白がほとんど、
           稀に画像のように、花弁の一部が淡い紅色の花も・・・






   一帯は、海風が吹き抜ける自然環境が厳しい場所と思うが。
      ニリンソウにとっては最適な場所、とてつもない多くの株が花を咲かせています。    
 




 
    測量山 直下の駐車場。
      絵鞆半島の縦走は東の方角⇆西の方角に、半島の尾根部を測量山観光道路が走る。



 

   駐車場の一角、
     当地で春一番に花を咲かせるツツジ、エゾムラサキツツジが花を咲かせ始めています。





      測量山は、中心市街地から一挙に急こう配で曲がりくねる道路を登る。
      途中、眼下には太平洋の大海原を前面に追直漁港方面の眺望
が広がる。
 
                      ※今回の投稿画像は10枚越え、おそらく当ブログ記事では初めてです。
                     最後までご覧いただき ありがとうございました。                        

  

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牧草地の中の一本桜

2022年04月30日 | 室蘭・四季の野花&花木


   
        
室蘭岳の裾野に広がる牧草地に佇む、一本のエゾヤマザクラ。
       
 朝日を受けて長い影を伸ばす。
毎年、見る目に爽やかな感動
        を覚える桜です。





   全ての枝先に花を咲かせています。
     推定樹齢、100数十年の古木。樹高は10m、5本の幹を束ねる
根回りは4.7m
     永い歳月、風雪に耐えてきた風格を感じるエゾヤマザクラです。



     この季節、毎年のように列島が東西南北に長く大きなことを改め実感させられる。
     2022年、鹿児島で桜の満開日は4月1日、当地まで1ヶ月かけて桜前線が北上
    して来ました。

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4月の庭に咲く・・・

2022年04月27日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



           今、市内のほぼ全域で エゾヤマザクラの花が満開の季節を迎えています。
       一方、我が家の庭でも チシマザクラ(千島桜)が花を咲かせています。

     チシマザクラは、道内の北部や東部の地域に自生する。他の桜の木に比べ  
     て
樹高が低く、花は小さく淡紅色。仄かな香を漂わせ花を咲かせるサクラ
     です。





     プリムラ ジュリアン。
       我が家では3種類のプリムラを育てる。そ
の中で、ジュリアンが一番早く
       花を咲かせます。このあと、プリムラ ベリス、ポリアンタが出番待ちです。





                               元気ハツラツ‼  キリンソウ(麒麟草)の新葉が萌え立つ。




    ヒマラヤユキノシタ、本来の原産地はヒマラヤ山脈地方。耐寒性は極めて
強く、
    冬も青葉を茂らした状態で雪の下で冬を越す。
少々、武骨な葉や茎からは想像
    しがたい色合いの花を咲かせています。





     アラビス プロクレンス(グラシア)
の白い花が、春風にそよぐ季節が訪れ
     て来ました。

     株は細いランナーの先に小株を作り地を這うように広がる。小株をもぎ取
     り土に挿すだけで発根、株を増やす事が 容易な
多年草です。 







     ムラサキナズナが、鮮やかな赤紫色の4弁の小花が株を覆うように一斉に花を
     咲かせ始めました。
     
 株はマット状に広がりながら大きく成長する。土壌は特に選ばないが、夏の
     暑さが少々苦手な多年草です。

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キタコブシの花

2022年04月25日 | 室蘭・四季の野花&花木



     キタコブシ。
       樹高は20メートルほど、そのため遠くからでもよく目立つ樹木です。
       ほぼすべての枝先に
純白な花を咲かせています。      





    花びらの裏側にはアクセントの紅色の筋が入る。
       さらに、6弁の花弁は薄く、わずかな風でもなびく。
         見方によるとモクレンの花に似る、モクレン科モクレン属の落葉高木です。




      当地では、エゾヤマザクラとキタコブシの花はほぼ同時に花を咲かせます。
              春本番の到来を告げてくれる花木です。

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エゾヤマザクラが開花しました

2022年04月24日 | 室蘭の景色



        列島を1ヶ月ほどかけて北上して来た桜前線が道内に到達。
            今年も、町の公園の入口に自生する一本のエゾヤマザクラが花を咲かせ始めました。  

 

                          このエゾヤマザクラは、一つの株
から太い7本の幹が・・・
               永い歳月、風雪に耐えて来た樹齢不明の古木です。
 
   

    
              エゾヤマザクラは、道内の山野に自生する代表的な桜です。葉の芽吹きと同時に
     薄紅色の花を咲かせる事から、別名をベニヤマザクラ(紅山桜)とも呼ばれてい
     ます。




                           
         エゾヤマザクラの花の蜜はヒヨドリの大好物です。                                                                          

                                      ( 25日、一部の画像入れ替えています)




 
            公園の一角にある雑木林の中、ウグイスのさえずりが頻繁に聞こえます。
      いつもは、なかなか姿を現しません。今日は幸運にも、カメラに撮り込
      む事が出来ました。





        の中には、大小の公園が7ヵ所ほど点在しています。
        唯一、この公園の一角には湧水が流れ込む小さな池がある。
          池のほとりでは、クレソンが若草色の新芽を萌え立たせ始めています。

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野山草の季節が到来・・・

2022年04月23日 | 室蘭・四季の野花&花木



       から至近距離、南側に面した雑木林の林床は市内屈指の山野草の自生地です。
              ようやく、当地でも大手を振って春と呼ぶにふさわしい季節が巡って来ました。
      今、
イチゲ・カタクリ・水芭蕉などが花の盛り。このあとの主役、ニリンソウ
              が可憐な花を咲かせ始めています。 
   






      キクザキイチゲ(菊咲一華)とアズマイチゲ(東一華)です。
        花はよく似ていますが、
葉の形が大きく異なり識別することは容易です。







     エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)。
       春に花を咲かせ、初夏の頃には地上部は全て消える。
       その後、来春まで宿根の状態で過ごす スプリングエフェメラル植物です。





   水芭蕉が沢沿いの湿地で花を咲かせています。
    白い花のように見えるのは、葉が変形した苞。本来の花は、中
心部のトウモロコシの
    ような形をした部分。 水芭蕉の花
は純白ではなく淡い緑色です。

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春本番の季節まぢかです・・・

2022年04月21日 | 室蘭・四季の野花&花木



          今日、日中の最高気温は20℃越え。
           近頃の春の陽気で、牧草が一挙に
緑の葉を伸ばし始める。
             当地では毎年、春本番の季節は牧草地から訪れてきます。                  








       アカゲラです。
        くちばしで、木を突っつくドラミングの音が雑木林の中に響き渡る。        





     今年は牧草地の周辺で、ヒバリのさえずりと姿が良く目に止まります。
         最近 気が付く ほかの野鳥では見かけない、顔が180°ほど後方に反転。








      キタコブシの花は、基部にアクセントの淡い紅色の筋が入る。
        そよ風に、しなやかな花びらを靡かせ 純白な花を咲かせ始めました。






     キタコブシ(北辛夷)は、当地の春の野山で花を咲かせる代表的な樹木。
          今は咲き始め、あと数日すると高木の全体を純白な花が覆いつくします。





          桜前線が北上して来ました。昨日、函館方面で桜の花の開花宣言がTVで報じ
       られる。

       当地でのソメイヨシノの開花予定日は28日。画像は例年ソメイヨシノより
       数日早く開花する、エゾヤマザクラの蕾の状態です。

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お見事 一発必中

2022年04月20日 | 室蘭・野鳥&水鳥



         絵鞆半島の最先端、周辺一帯の海域は遠浅で海藻や魚介類が豊富。
   
    

      干潮の始まり時刻に合わせるように、この磯を餌場とするアオサギが舞い降りる。






             
              見事に一発必中30cm超えのアイナメを捕獲



                        
                大物のアイナメ 、くちばしに挟んで岩場に運ぶ。
      獲物は適当な大きさのほうが> 呑み込める>搭載オーバーで飛び立てれるの?
      アオサギにしては、いらない心配かも・・・。



      アイナメを呑み込んだアオサギ。
       巣に戻るのでしょうか、無事離陸いずこかへと飛び立って行きました。

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朝撮りの景色

2022年04月16日 | 室蘭の景色

   
    
      日の出時間は4:55分。すっかり朝が早まる。
          夜が明けて間もない、丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。








       今朝は放射冷却を伴い少々冷え込む、牧草や草の上に霜が・・・。







       ヒバリのさえずりが、遠く近く付近一帯に響き渡る。
           時折り、牧草地に舞い降りるのを待ち構えながらの撮影です。




  
           エゾシカ、朝日を浴びながら のんびりと草を食む。  



               

     
      牧草地は市の郊外、小高い丘の上に広がる。
        遠方に、噴火湾の
大海原が広がる。対岸は35kmほど離れた渡島半島。
        頂きに残雪を抱く北海道駒ヶ岳が、美しい山容
を現わしました。

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ウミアイサ

2022年04月13日 | 室蘭・野鳥&水鳥


     
     ウミアイサは、独特な体形をした水鳥です。
      雄の頭部には緑色の光沢がある、後頭部には長くてボサボサの細い羽が特徴的。
      さらに、
くちばしは主食の小魚を捕獲するのに適した細く長い形をしています。



                 ウミアイサの♂と♀です。





                 ウミアイサはカモの仲間。マガモと行動を伴に・・・・・





    

    
テイクオフ 
       ほかの水鳥に比べ、派手に水しぶきを舞い上げ海面から
飛び立ちます。







   恋の季節です。
    メスの傍で泳ぎながらくちばしを突き上げたり、脚で水をかいては後方に飛ばすなど、
    独特な求愛行動を繰り返し行います。





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