グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

秋日の絵鞆半島を縦走

2020年09月30日 | 室蘭の景色



    絵鞆半島の景勝地の一か所、マスイチの第二展望所からの眺望です。
       展望所は海面からほぼ垂直に101mの高さ。
          半島の外海側には100m前後の断崖が連なっています。
 
             右側に噴火湾、左遠方には太平洋の大海原が広がります。




 
 コハマギク(小浜菊)
、断崖に張り付くように花を咲かせています。
  コハマ
ギクの自生地は、東北地方から道内の太平洋側。可憐な花を咲かせるキク科の植物です。





      ガマズミの実が色づく。赤い実と空の蒼さとのコントラストが際立ちます。





     ユウゼンギク(友禅菊)、草名の響きからは和の雰囲気いっぱい。
       元々は、北アメリカ原産の帰化植物。花色のバリエーションは豊富。
         次の画像の エゾノコンギクより花びらの枚数は多く鮮やかな野花です。







     エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)は、本州に自生しているノコンギクの北方型。
          淡い花色と赤紫色の蕾が美しい 北海道を代表する野菊です。






  
   絵鞆岬の直近、絵鞆半島の港側の眺望です。





 絵鞆岬は、絵鞆半島の最西端に位置する。
   一帯は室蘭八景の一つです。海にせり出す展望台に立つと、180°の大パノラマが・・・。

 岬を後に、車を走らせ坂を下ると景色は一転。眼下には、市内屈指の絵鞆漁港や室蘭港をまたぐ
 白鳥大橋方面の眺望が
広がります。


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ツリバナとメジロ

2020年09月29日 | 室蘭・野鳥&水鳥



    秋晴れの女測量山の散策路を行く。
        一帯は、バードウォッチングや多くの植物に出会える場所です。



  女測量山、海からそそり立つ山頂の高さは160メートルほど。
    頂の展望台に立つと、噴火湾の大海原と対岸渡島半島の山並みが目の前に広がります。





  一帯は、ツリバナの自生地です。
       熟した果実は5つに割れ、
朱赤色の種子を細い柄に吊り下げる。
          秋の陽射しに照らされた種子は、森の中でひときわ鮮やかに目に映ります。


 




  吊り下げた 朱赤色の種子は野鳥たちの大好物。
     メジロをはじめ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラなどの野鳥が集まって来ます。



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9月の庭に咲く

2020年09月26日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



    ヒダカミセバヤの花です。
       金平糖を散りばめたような小さな花を咲かせています。
          白緑色の葉と、花の色とのコントラストが美しい多肉植物です。
             これから秋が深まると、地上部は全て枯れ宿根の状態で冬を越します。  







秋の陽射しの中、今年もクジャクソウが花を咲かせはじめました。和名の由来は、細い茎先に
数えきれないないほどの花を咲かせます。その様子が、羽を広げた孔雀を想像させることから。
 本来の草
名はアスター、キク科の耐寒性宿根草です。


 
     ニチニチソウ、
初夏の頃から花を咲かせる続けます。花期の長い植物です。





    ヘンリーズヅタが、花の径が5mmほどの小さな花を咲かせています。
       フェンスに絡ませ育ています。ヘンリーヅタは生育旺盛な
蔓性植物です。





   秋明菊は秋のシーズンの開幕を告げてくれる花です。
     菊の一種と間違えそうな花名ですが、キンポウゲ科のアネモネに近い花とのこと。



    
  マリーゴールド。
      毎年、秋の終盤
に種を採集し初夏の頃に種をまき、苗を育てています。
              結果、我家のマリーゴールドは 夏から秋遅くまで花を咲かせる奥手です。

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朝の空景色

2020年09月24日 | 室蘭の景色



   昨夜から早朝にかけて、まとまった雨が降る。
      大気が雨に洗い流され、朝日がまぶしく目に映ります。
         このところ 気温も下がり始め、秋の気配が漂い始める。                               
            上空にゆったりと高層雲が流れる
丘の上からの朝景色です。
          










 ユウゼンギク(友禅菊)が花を咲かせる季節です。
     キク科の野花は太陽光を好む、道際やを日当たりのよい土手で花を咲かせています。




  クサギ(臭木)、紅色の萼と青紫色の実のコントラストが際立ちます。
  せめて、樹名を「香り木」ではと思う。夏に咲く花が放す香りは、心地よさを感じるほどです。  







     撮影に要した時間は1時間ほど。その間、流れる雲が様々に形を変える。
       空にカメラを向けていると、時が過ぎるのを忘れるほどです。

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秋日和

2020年09月22日 | 室蘭の景色



  秋の空が広がる絵鞆半島のローソク岩からの眺望です。
    
展望所は海面から100mほど。右の岩山の頂は、海面から155メートルの高さです。







           ハヤブサ、ローソク岩の上で獲物を待ち構える。





    ローソク岩を後に 観光道路を走る。
       道沿いの草むらでは、エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)が花を咲かています。





    絵鞆半島一帯はツリバナの自生地。
      長い柄の先に、野鳥の好物の
朱赤色の種を吊り下げる。
        木漏れ日の中、種と緑色の葉との対比が鮮やかに目に映り込みます。                                        




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鮭釣り、最盛期です

2020年09月20日 | coffee break;(etc )



       秋が深まるに連れて、鮭の遡上も佳境に入る。
                  特に日の出と日没時には河口の汽水域に集まる。
              この釣り場は漁業権外、多くの釣り人が竿を構える。





             今日は 一人で4~5匹も‼、大漁です。








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大気が澄み渡る‼

2020年09月19日 | 室蘭の景色



       このところの湿度過多の天候から一変。
         周辺の景色が、曇りガラスを取り除いたように目に映り込む。

                  数か月ぶりに、秋へと季節が進み始めたイタンキ浜を歩く。




         最上段2枚の画像は鋭角的な景観を見せる西側の浜。
            一方、この画像は西側と対照的な東側の浜の光景です。


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秋をひろう

2020年09月16日 | 室蘭・四季の野花&花木



    今日は数日振りに、初秋の清々しい空が広がる。
       このところ、太陽の陽射しを忘れてしまいそうな天候の連日でした。
 

                  
 野山では、キクイモ(菊芋)が花の時期を迎える。茎の先端に黄色い鮮やかな花を咲かせています。      
遠い昔に、原産地の北アメリカから導入された帰化植物。近年、根茎に含有する成分が健康食品とし
て一躍脚光を浴びている植
物です。





               ヤマハギ、初秋の空とのコントラストが際立ちます。





      サルナシ(猿梨)が 色づき始めました。道内での呼び名は「コクワ」。
          一説では、キューイフルーツの原種といわれています。     



  ユウゼンギク(友禅菊)。キク科の野花も花を咲かせ始める。
     和の趣を感じる花名ですが原産地は北アメリカ。明治時代に渡来した帰化植物です。


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初秋の風物詩、鮭釣りの季節です

2020年09月10日 | 室蘭の景色



 毎年の恒例、鮭釣りのシーズンが到来しました。 

   室蘭市の郊外を流れるチマイベツ川で鮭の溯上が始まる。河口付近は漁業権の規制外の場所。
   浜は連日、市内は元より札幌方面からの釣
り人で賑わっています。


                  
 


                   鮭釣りの魅力は、鮭が針にかかった時のダイナミックな引き。

                                        竿をしならせ、渾身の力を込めて釣り糸を巻き上げる。                                                                                     釣り上げられた鮭は、目視で3kgほどの大物です。  







       鮭が海から川に遡上する時間帯は、
主に 朝方と日の入りどきです。
                     カメラを90°北西の方向に振る、夕日が空と海を茜色に染める。
                          今日、
当地の日の入り時間は17:55分でした。             

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夕凪

2020年09月09日 | 室蘭の景色



     今日は、ゆるやかに南風がそよぐ 穏やかな一日でした。
       夕方になると、風はピッタと吹き止まり海面は水鏡状態。
         カメラアングルは、室蘭港の一角にある船溜まりからの光景です。



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