グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

5月の庭に咲く・・・

2024年05月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ミヤマオダマキ、この時期を待ち構えていたかのように独創的な花を咲
かせ始める。花弁のように見えるのは萼片、中央の白い円筒形の部分が
本来の花です。
  
毎年、秋に
採取した種は庭の適当な場所に直播にしておけば株は増える。
生育旺盛で、全く手間の掛からない耐寒性の宿根草です。 


。       
アラビス・プロクレンス、Webで検索をかけてもてヒット件数は僅かな植物。
和名はハタザオ、細くしなやかな花茎の先端に純白で4弁の小さな花を咲か
せています。

冬でも、常緑の葉を付けたまま、雪の下で冬を越す極めて耐寒性の強い植物。



アンドロサセ・スターダスト。ロゼット状の株から立ち上げた細い花茎の先端に、
花の径1センチ程の小さな花を付ける。元々は高山性の植物、夏の暑さには弱い
が、寒さには極めて強い植物。そのことから、和名は深山カスミ草とも呼ばれて
います。



ドウダンツツジ'が、壷形の純白な小花を枝に吊り下げる。新葉と純白な花の
取り合わせが清々しく目に映ります。また、季節が進み秋になると橙黄色に
葉を染める。季節ごと、庭に風情を醸し出しくれる樹木です。



ムスカリ、当地では 初夏定番の花です。
小さな壺型で青紫色の花を房状に付け咲かせています。草丈も低く全体的に
地味な感じがします。一方、ムスカリの花は逆光で撮影しますと別の表情を
見せてくれる植物です。

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雨上がりの 5月の庭に咲く・・・

2024年05月08日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


早朝から断続的に小雨が降る。からからに乾いていた庭の土や植物も潤いを取り戻す。
小雨が降りやんだ頃を見計らい撮影した庭の一コマです。
イベリスが独創的な純白な花を咲かせています。通流名は冬でも緑葉を絶やさない事
から トキワナズナ、アブラナ科の耐寒性多年草です。



ミヤマオダマキが、個性的な蕾を膨らませる、あと2~3日ほどすると開花です。



耐寒性多年草 のセダム。オウゴンマルバマンネンソウ(黄金丸葉万年草)と、
コーカサスキリンソウトリカラー。先日まで生彩をかいていたが、瑞々しい
新葉を萌え立たせ始めています。



ラミウム 。花は赤柴色で、葉の中央部には銀色の斑が入る。毎年、春になると毀れ種が
発芽し株を増やします。



今の時期の庭花の定番、デージーも元気に花を咲かせる。元々の原産地はヨーロッパ。
暑さにやや弱いが、寒さに強い多年草です。



ラブラドリカ、流通名は「宿根スミレ ムラサキシキブ(紫式部)」。
家の土手の水抜き穴に、種が入り込み育った ど根性のラブラドリカです。
3年ほど前から、毎年この状態で 春になると芽生え花を咲かせています。



木瓜、本州穂面ではすでに開花期が過ぎたでしょうが、当地では毎年この時期になると
鮮やかな深紅色の花を咲かせてくれます。

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庭の草木もシーズン開幕です・・・

2024年04月17日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


霧雨に濡れた庭の草花が目に清々しく映る。
花びらに雨の雫を付けた チオノドクサが満開になりました。花名はどこか和の趣を
感じさせるが、原産地は国外 花名の由来はギリシャ語のChiono(雪)とdoxa(輝き)
二つの言葉が組み合わさる。

我家の庭に春が訪れると、シラー・チューベルゲニア、クロッカスに次いで3番目
に花を咲かせる球根草です。



クリスマスローズも、薄紅色の花を咲かせ始めています。



コーカサスキリンソウ トリカラー、若葉は爽やかな緑色。生育が進むにつれて
葉の縁を薄赤く染める。耐寒性がとても強い多肉植物です。



この時期のミヤマオダマキの若葉は、 葉の上に 雨のしずくを見事にのせます。


             
木花も蕾を膨らませ始める。
ボケの生育適地は本州以西。当地は道内では温暖な地域、植えてから30年余りが
過ぎますが、毎年 鮮やかな深紅色の花を咲かせてくれます。



庭木のチシマザクラの蕾が開花寸前です。

列島を北上して来た桜前線が道内に上陸、16日に道南地方でソメイヨシノ
が開花。一方、2024年の室蘭での ソメイヨシノの開花予想は4月24日。
当地では。チシマザクラ・エゾヤマザクラ・ソメイヨシノの順で桜が花を咲
かせ始めます。

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庭に咲く 春の一番花です・・・

2024年04月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



ようやく、当地でも庭植えの草花が花を咲かせ始めました。今シーズンは、
3月下旬頃の気温の低下に伴い、例年に比べて一週間ほど開花が遅めです。
シラー・チューベルゲニアは、春になると、我が家の庭では一番初めに花
を咲かせる球根草。白い花びらに、薄水色の斑が入る清楚な花を咲かせて
います。


 
春の代表的な庭花、今となっては球根をだれから貰ったのか何処の園芸店で
購入したのか不明
特に、上の画像の黄花クロッカスの正式名は数十年間 分からずじまい。毎年
この一株だけが花を咲かせる 貴重なクロッカスです。



ミヤマオダマキ。開花はもう暫くしてからですが、庭で育てる草花の中では
いち早く、新葉を萌え立たせます。



室内で育てる ミニセントポーリア。2~3か月のインターバルで可憐な花を
咲かせ続けています。
生育環境は、室温は18~23℃ほどでカーテン越しの明るさがある場所で
育てています。水遣りは鉢が軽くなったのを見計らい、取り置きの水を施し
ています。
株を増やすのは我が家では葉挿し、葉柄を付けた葉を切り取り、他の鉢植え
の隙間に挿しておけば、容易に増やすことが出来ます。
                        (4・12一部の画像を更新しました)

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雪の季節がやってきました・・・

2023年12月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


雪が薄っらと庭に降り積もる。当地で初雪が観測されたのは11月11日。それから
半月あまり、ようやく雪らしい雪が降りました。

すでに、道内の内陸部では「日最深積雪」が61cmを記録する地域も
一方、昨日降った雪は瞬く間に解け、現在の当地の積雪量は気象台の発表では0cm
画像は、屋内で育てる鉢植え栽培のオタフクナンテンと庭植えのヤブコウジです。



この時期になると。当地では庭で育てる植物たちは冬ごもり。変わって、室内で育てる
草花が主役となります。
10月に挿し芽をしたヒデンス(別名ウインターコスモス)が根付き、葉を生き生きと
させ蕾を膨らませ始める。

同じ時期に挿し芽を行った エロディウム(流通名はヒメフウロソウ)も、順調に根付き
花を咲かせ始めました。



ミニセントポーリア、次から次へと花を咲かせ続けています。



シクラメン。今年は夏の暑さを乗りきる事は出来ず、秋口に新たな鉢植えを購入。室内の
生育環境が適したのか、元気ハツラツ花を咲かせています。



ポトスライム、日差しを受けると葉の色が一際鮮やかさを増す。伸びすぎた茎を切り取り、
水に差しておけば容易に発根しますので、つど株を更新しながら育て続け10数年が経過。
生育旺盛で手間がかからないな観葉植物です。

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庭の紅葉と庭片付けの時期です・・・

2023年11月09日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


毎年の恒例、11月も中旬近くなると庭の片付けと冬の準備を行います。

今年も3月下旬ごろから始めた庭の手入、ついに、シーズンの閉幕です。

今の時期、庭で花を咲かせいるのはヒデンスなど2~3種ほど。その中で存在感を見せる
のは、すでに花の時期を終了した多年草。
最上段の画像は、選定を終えたドウザンツツジ
の紅葉です。庭植えの頑張り屋の 植物たちをカメラに撮り込んでみました。


茎の先に花柄を付けたまま、多肉質の葉を紅葉させる多年草のヒダカミセバヤです。



コーカサスキリンソウも多年草、薄紅色の斑が葉の縁を縁取る。



風知草(ウラハグサ)、枯草色に・・・



キリンソウも、やや多肉質の葉を鮮やかな紅色に染める。間もなくすると葉を散らし
ます。変わって、株もとから新たな子株が芽ばえ、雪の下で来春を待ちます。



元気ハツラツ‼、来年用の種を採取するためのマリーゴールドです。



ゼラニューム、初夏の頃から庭に出し育ていた鉢植えのゼラニューム。最低気温が10℃
を下回り始める頃になると室内に取り込みます。

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9月の庭に咲く・・・

2023年09月30日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


秋の陽射しの中、今年もクジャクソウが花を咲かせはじめました。
和名の由来は、分岐した細い茎先に数えきれないないほどの花を咲かせる、その様子が、
羽を広げた孔雀を連想させる事から。本来の草名はアスター、菊の仲間の耐寒性宿根草
です。

ハナアブ、クジャクソウの花に何処からとなく集まる。

草丈は優に2メートル近く。あおり撮り‼ 秋の青空がとても似合う花です。



『秋の花は』と聞かれば、まず一番目に頭をよぎるのは菊の花です。



ヒダカミセバヤ(日高見せばや)が花を咲かせ始める。
多肉質の白緑色の葉と蕾(花)とのコントラストが一際鮮やかな 耐寒性宿根草です。
 

                              (10月1日、一部の画像更新しました) 

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変わり咲きアサガオが満開に・・・

2023年08月29日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


変わり咲きアサガオ。長年育て続けていますが、未だ確かな品種名は不詳。今年の夏の
高温多湿が生育環境に幸いしたのでしょうか、例年になく蔓や葉は元気いっぱい。ご覧
のような華やかな花を満開に咲かせています。




クレマチス ドクターラッペル、今年二回目の開花です。
育て始めてから20数年が経過しましたが、例年 我が家の庭での開花は初夏の頃に限定。
シーズン中に2度花を咲かせたのは初めての事です。

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8月の庭に咲く・・・

2023年08月24日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


8月も下旬、当地では 今がアサガオの花の最盛期です。
近ごろ 気温や湿度が高く、アサガオにとっては最適な生育環境。茎を四方八方に旺盛に
伸ばし 花数も多め、今年はアサガオの花のなり年です。

マルバアサガオ(丸葉朝顔)はポピュラーな品種。
毎年、こぼれ種が発芽・苗を生育させ花を咲かせる、全く手のかからないアサガオです。



変わり咲きアサガオ。数年前に、隣人から種を分けていただき育て続けています。 
元々、多く花を付ける品種ですが、今年も次から次へと花を咲かせています。         



正式な草名は不詳ですが。育て続けて40年弱、野趣味あふれるギボウシです。

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霧雨の中に咲く・・・

2023年08月13日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



早朝から一日いっぱい霧雨が降り続く。当地では先月の中旬以降、天気予報では傘マーク
が付くが雨らしい雨は降らず。今日は恵みの雨 ‼  見るものの全てが瑞々しく目に映る。
画像は ホスタ ジューン、すっきりとした葉には黄色の中斑、花はラベンダー色。夏の庭に
アクセントを付けてくれる植物です。



ギボウシの花が開花。わが家の庭では、コバギボウシと草名不詳の3品種を育てる。
山野草の遺伝子を備え持っているのか、霧雨が降る中でも花びらをシャッキと涼や
かな花を咲かせています。


 



ギボウシ、少々風変わりな草名は、この蕾の形からです。神社や橋の欄干の柱の先端に
取り付けられている、金属製の装飾物の擬宝珠に似ている事が草名の由来とのこと。




マリーゴールド。昨年の秋に採取した種を、初夏の頃に庭に撒き苗から育てています。
夏の庭花の定番、雨にも強くご覧のように今が花の盛りです。
                   ※8月15日、画像の追加と文書の編集を行いました。

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