グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

イタンキ浜の初冬風景

2015年11月29日 | 室蘭イタンキ浜



 このところ、低気圧の影響で荒天が続いていましたが、今日は朝から初冬の空が広がりました。
久し振りに、ウォーキングを兼ねてイタンキ浜を散策。
 イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されている風光明媚な砂浜海岸です。一方、砂に多
くの石英が含まれている事から「鳴り砂海岸」
としても有名な浜です。






 イタンキ浜は東側と西側では、同じ浜と思えないほど景観が異なっています。上の画像は穏やか
な様相を見せる東側の浜です。
 一方、下の画像は、
浜から ほぼ垂直にそそり立つ断崖の高さは100mほど。荒々しい景観美
を見せる
西の浜の光景です。









 浜の前方には、太平洋の大海原が果てしなく広がる。その遥か彼方に、水平線が緩やかに弧を描
くように長く伸びる。










 風もなく穏やかな日和ですが、撮影時の外気温は7度ほど。寒さをものともしないサーファーと
シーカヤックを操る人です。



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今年も遥か彼方から・・・

2015年11月28日 | 室蘭の景色



 幌別川は、北側に広がる山塊を水源とする流れの緩やかな河川です。さらに葦が茂る川岸や川洲
は、野鳥の絶好の生息地。流域一帯は、四季を
通して野鳥の
サンクチュアリです。
    ※ 幌別川は幌別岳の標高740m付近を水源とする。隣町、登別市内を流れ太平洋に注ぐ二級河川です。










 幌別川では、今シーズンもオオハクチョウが、遙か3000kmほど離れたシベリアからの長旅
を終え羽を休めています。













 川岸のヤブの中で、初冬の陽射しを受けて赤く輝くノイバラの実です。この実はツグミやヒヨド
リの大好物、もう少し熟すと全ての実は啄まれます。


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白鳥大橋の夜景

2015年11月26日 | 室蘭の夕日&夜景



 祝津展望公園からの眺望です。眼下に、室蘭港を跨ぐように白鳥大橋が架かる。日没に伴いイル
 ミネーションとスポットライトが一斉に点灯。夜の帳が下りた海と空に、スワンホワイト色の白鳥
 大橋が浮かび上がります。
   ※今日の当地の天気は、またも発達した低気圧の影響で暴風雨の大荒れの天候。全くの足止め
    状態ですので、17日~23
日の間に撮影した画像を投稿しています。



 対岸の夜景です。照明で照らされた工場を前景に、後方の丘の上には町の灯りが連なる。室蘭港は
U字型の地形をした天然の良港です。
港の入口から最も奥まった中央埠頭までは約6kmほど。さらに、
対岸との距離は2kmほど。見方によると、大河の河口付近と見間違えそうな地形をしています。



 白鳥大橋に、取り付けられている228個のイルミネーションライトと88個の投光器の電源は、
 風力発電によるエコー電力です。 

 
  
   ※ 白鳥大橋は、2008年に日本夜景遺産(ライトアップ夜景遺産)に選定されています。

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雪が降りました

2015年11月24日 | 室蘭の景色

 早朝から降り出した雪は、午後になり降りやむ。東の洋上を通過する低気圧の影響で道内各地で、
まとまった雪が降りました。
 今シーズンに入ってからは、気候が日替わりメニューのように変動。季節がら雪が降るのは予想
はしていました。ただ、今回のように、まとまった降雪には少々驚かされました。





 午前中まで、空を覆い隠していた雪雲が通り過ぎる。豹変するように初冬の青空が広がりました。
湿り気をたっぷりと含む雪が、枯れ木や常緑のモミの木の枝葉に純白な雪を残す。突如として 出現
した雪景色です。  


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初冬の空

2015年11月22日 | 室蘭の景色



 ちぎれが、季節風に運ばれ東の空に向かって流れる。周辺一帯には、広大な牧草地が点在して
 います。視界を遮るものは一切なく、遥か彼方には噴火湾の水平線が長く弧を描く。さらに、左の
 方角 遠くには室蘭の市街地を望む。
              カメラアングルは、室蘭岳の裾野 標高250m付近からの眺望です。





 彩雲です。太陽の光をかすめながら流れる雲が、ふちを淡い赤・黄・青色に薄っすらと染める。






 噴火湾の上空を雪雲が低く連なりたなびく。雲間をすり抜ける太陽の光線が光芒となって海面を
照らし出す。
 この場所は風の通り道、気温も平地に比べて2℃ほど低め
。体感温度は、マイナス7~8℃ほど。
防寒装備は万全でしたが、それでも時折冷えた体を車中で温めながらの撮影でした。

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絵鞆半島の夜景

2015年11月20日 | 室蘭の夕日&夜景



 室蘭港崎守埠頭から港内を挟む対岸。絵鞆半島の街の明かりが、夜の帳が下り静まり返る海面に、
光の帯を垂らすように映り出る。
 絵鞆半島の外側には、太平洋の大海原が広っています。一帯は外海の波の影響を受けやすい港の入
り口付近。
これほど見事に、海面に光が映り込むのは年に数えるほどです。               
 

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こがね色に輝く・・・空と海

2015年11月19日 | 室蘭の景色



 11月も中旬、朝の冷え込みが一段と厳しさを増してきました。日の出から20分ほどが経過、
朝日が空と海を黄金色に染める。空気がビーンと張り詰める室蘭港の一角から初冬の朝の光景です。










 撮影時の外気温は0℃、これでも当地の気温は高め。道内の内陸部の多くの地点で氷点下の気温。
近頃は、寒い日と暖かい日が入れ替わるような陽気が続いています。季節は、一進一退を繰り返しな
がら本格的な冬へと移り始めてきました。

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縄文の森に住むエゾリス

2015年11月16日 | coffee break;(etc )



 穏やかな小春日和の陽気に誘われて、当市の隣町、伊達市「北黄金貝塚公園」の縄文の森を散策。
この森は、多くの野鳥やエゾリスのフィールドです。



 森の主役のエゾリスです。この季節になると夏毛から冬毛に衣替え。夏毛の時にはなかった耳の
先端の房毛も長く伸びそろう。
 




 エゾリスの好物はオニグルミ。器用に両手で持ち、固い殻を噛み砕きなから食べます。警戒心は、
すっかり何処かへ。森の中に、エゾリスが殻を噛み砕く音が響きわたります。









 ヤチダモの大木がエゾリスの住処です。エゾリスは小さく、体長は25センチほど。さらに毛足
の長い尾は身体とほぼ同じ長さ。長い尾は樹上で機敏に動き回るためのバランサーです。















 公園内にある縄文時代の竪穴式住居や貝塚は、発掘調査で明らかになった規模と位置を基に正確
に復元さ
れています。




 「ズミ」の実です。このところ降りた霜を受けてドライフルーツのように・・・。



 種を弾き飛ばしたオオバユリの種殻。自然が創り出したランプシェードです。






 北黄金貝塚は、縄文時代の早期7000年前から約4500年前の集落跡です。昭和62年に国
の史跡に
指定された公園施設です。










 縄文の森を後に坂道をわずかに昇ると、広大な畑作地帯が目の前に広がります。今日の日中の外
 気温は15℃。この時期にしては、すこぶる暖かさ。畑の緑は秋まき小麦、やがて冬が訪れ、降り
 積もる雪の下で来春まで成長し続けます。

 帰路。道路際の農家の庭先で、たわわに実をつける柿が目に留まる。冬の寒さが厳しい、北海道で
 は本格的な栽培はされていません。おそらく、露地栽培の柿の木(実)を観れるのは、この場所に
 限定かと思います。



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夕空と夕景

2015年11月13日 | 室蘭の夕日&夜景

 

 初冬へと季節が進むに連れて、大気の透明感が増して来ました。カメラアングルは、室蘭港から
ほど近い小高い丘の上、祝津公園展望台から穏やかに暮れゆく西空の
光景です。
 
噴火湾の大海原を隔て37kmほど離れる渡島半島の山々が、夕日に照らされシルエットで浮か
び上がりま
した。今日、当地の日の入り時間は16時16分。晩秋を迎え、一挙に日没の時間が早
まり始めています。



 祝津公園展望台から望む絵鞆半島の最先端。港側の傾斜地には、多くの家が建ち並んでいます。
陽が落ちると家々に明かりが灯り、日中とは異なる幻想的な佇まいを見せます。
撮影の時間帯にな
っても全天が晴れ渡る、近ごろ稀に見る穏やかな日暮れ時です。

 

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晩秋の朝景色

2015年11月12日 | 室蘭の景色



 今朝は限りなく大気が澄みわたり、晩秋の清々しい空が広がりました。先週末から昨日まで道内
 全域は、低気圧の影響ですっきしない天候が続いていました。それだけに周りの景色が目にまぶし
く映り込む。カメラアングルは、室蘭港の一角からの朝の光景です。



 静まり返る海を、沖合のホタテ養殖場から漁船が港に戻る。はるか遠くには、この季節特有、横
一線に長い雲がたなびく。








 霜が降りました。今日の朝の気温は2℃、今シーズン一番の冷え込みでした。下の画像は、ガマ
ズミの実です。霜を受けた実が果汁をたっぷり蓄え熟しています。

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