グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

野に咲く・・・

2016年06月30日 | 室蘭・四季の野花&花木



 ウリンタンポポ(紅輪蒲公英)が花を咲かせています。明治時代の中期に観賞用として渡来し
たヨーロッパが原産地の帰化植物です。すらりと伸ばした花茎の先端部に、鮮やかな赤橙色の花
を咲かせる。今では庭から
飛び出し野生化、とても繁殖力の強い多年草です。









 一瞬の出来事! 撮影時に、背後の草むらから飛び出してきたエゾシカです。エゾシカも 驚い
たでしょうが、こちらもビックリでした。 






 ブタナ。この植物ヨーロッパが原産地です。国内に持ち込まれたのは人為的ではなく、輸入さ
れた穀物や牧草の種に混入して渡来したそうです。
 ブタナの自生地は、何故か コウリンタンポポと同じ場所。日当たりの良い場所を好む野花です。
側に面した土手や道路脇の草
むらで、タンポポによく似た花を咲かせています。

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海 霧

2016年06月29日 | 室蘭港・海霧



 緩やかに吹く南西の風に運ばれて、港内に海霧が流れ込んで来ました。海霧が、発生すると
何時も、数か所の撮影ポイントが頭を駆け巡ります。海霧は、時間の経過にっ伴って刻々と周り
の景色を変化させます。海霧の撮影時は、自分の分身が2~3人欲しいと何時も思うほどです。





 



 室蘭港を抱きかかえるように噴火湾にせり出す絵鞆半島。半島の先端部は、港内に流れ込ん
でくる海霧の通り道です。






 太陽が高度を増すにつれて気温が上昇すると、海霧は瞬く間に消滅し始めます。「エンルムマ
リーナ室蘭」の近傍から、薄っすらと海霧が残る室蘭港の光景です。










 室蘭岳の山麓、標高350メートルほどの場所からの噴火湾の眺望です。湾全域を覆うように
海霧が発生しています。


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海岸崖地に咲く・・・

2016年06月27日 | 室蘭・四季の野花&花木



 今日は、早朝から6月の空が広がりました。市街地に隣接する小さな入江。海面から切り立つ
海岸崖地では、この場所を生育適地とする野花が花を咲かせ始めました。



 ⇒で、マーキングしている二ヶ所がエゾスカシユリとエゾノキリンソウ・エゾネギが自生している
場所です。


 



 エゾスカシユリは、北海道の海岸崖地などに生える球根草です。今、橙色の鮮やかな花を咲
かせています。エゾスカシユリの大きな特徴は、他のユリと異なり花を上向きに咲かせます。












 黄色の花は、エゾノキリンソウ(蝦夷麒麟草) 。北海道と本州の一部の海岸崖地などに自生す
る多年草です。



 蝦夷葱(エゾネギ)がエゾノキリンソウと競うように、茎の先端に淡い紅紫色で半球形の花を咲
かせています。自生地は、道内から東北地方の北部。海岸の礫地に生えるネギ科の宿根草です。

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雨上がりの庭に咲く

2016年06月26日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 6月に入り、晴れ間が一日いっぱい広がったのは僅かに5日間。例年この時期は、蝦夷梅雨
の季節ですが、近年まれに見る天候が続いていました。一方、今日は午後になると 雨もやみ短
い時間でしたが雲間から陽射しが零れる。
 庭のほとんどの草花は、長雨にあたり精彩を欠く草姿。その中、悪天候をものともせずに花を
咲かせている庭花たちです。 

     
 キリンソウ(麒麟草)の
レモンイエローの花と深緑色の葉は、初夏の庭に絶妙な雰囲気を醸し
出してくれます。



 イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。赤紫色の小花は独特の芳香を放します。株は、地を這いな
がらが広がります。
グランドカバーに 最適な耐寒性常緑多年草です。






 シコタンハコベ(色丹繁縷)。北方四島の一つ色丹島で発見された事が花名の由来。白い花び
らと赤い葯とのコントラストが美しい。花弁は10枚に見えますが、深い切れ込みが有
り実際の花
弁の数は5枚。さらに、花に劣らず清々し葉も魅力的な植物です。




 

  先日も、画像を投稿しましたヒダカミセバヤです。この時季、白緑色の葉と雨のしずくは、カメラ
に撮り込みたくなる被写体です。






 ユキノシタが、独創的な花を咲かせ始めました。本来の自生地は、北海道を除く本州方面です。
 道内の庭で、露地栽培して
いるのは稀かと思います。我家のユキノシタは、十数年前に新潟県
柏崎市から持ち帰り育て続けています。


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豪華客船が室蘭港に入港

2016年06月24日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など

 

 今日の朝、霧雨に煙る室蘭港に今シーズン3隻目の豪華客船クァンタ・オブ・ザ・シーズが
初入港しました。クァンタ・オブ・ザ・シーズは、総トン数167,800トン、全長348mのアジア
最大級のクルーズ豪華客船です。
 

 ほぼ定刻の7時に、巨大な船体を崎守埠頭に接岸させました。 





 乗員、乗客は5,000人超え。今回、室蘭港への入港は「広島港発~宮崎・上海・室蘭・横浜
港・
名古屋・上海着、12日間のクルーズ」の途中の寄港です。埠頭には、100数台の観光バス
が並ぶ。下船客は市内観光を始め、近隣の観光地の洞爺湖や登別温泉での観光を楽しまれま
した。




 

 運航会社は、アメリカのロイヤルカリビアン・インターナショナル社。ファンネルカバーに 取り付
けられている、「王冠と錨」のエンブレムが 誇らしげに見えます。

 

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洞爺湖

2016年06月23日 | 室蘭の景色



 洞爺湖の東側湖畔、150mほどの高台にある壮瞥公園の展望台からの眺望です。展望台に
立つと、眼下には洞爺湖の青い湖面が広がります。さらに昭和新山や有珠山、遠方には羊蹄山
などの大パノラマが望めます。
 洞爺湖は、支笏洞爺国立公園の一角。太古の火山活動によってできた、ほぼ円形のカルデラ
湖です。








 南の方角に目を向けると、昭和新山と有珠山を望む。昨日、投稿しました画像の丁度裏側、
洞爺湖側から眺める両山です。

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雨上がりの畑作地帯

2016年06月22日 | 室蘭の景色



 朝から数日ぶりに爽やかな初夏の空が広がりました。我が家から車で走ること30分ほど離れ
隣り町の伊達市の郊外。一帯は 農業に適した気候風土に恵まれ、主に野菜の生産を中心とし
た道南有数の畑作地帯です。




 穂を実らさせています。昨年の秋に種を蒔き生育した、秋蒔き小麦です。






 広大な畑の背景となっている山は、有珠山と昭和新山です。
有珠山の標高は737m。2000年に マグマ水蒸気爆発を起こし、噴煙を3,500m上空まで噴き
上げる。現在は
小康状態を保っている活火山です。さらに、右側の三角錐の岩山は昭和新山。
1945年、
火山活動により出現した溶岩ドームです。山の裏側には満々と水をたたえる洞爺湖の
青い湖面が
広がっています。

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爽やかな空が広がりました

2016年06月18日 | 室蘭の景色



 青い空を眺めるのは8日ぶり。今日の午前中、空を覆い隠していた雨雲はマジックショーでも
見ているかのように消え去る。一変、入れ替わるように初夏のさわやかな空が広がりました。
 陽気に誘われて、絵鞆半島を東から西に縦走。画像の景色は、測量山への登坂道路の途中
から眺める追直漁港方面の眺望です。




 測量山の標高は199m、絵鞆半島の最高地点です。頂上には、展望台と民放各社の電波塔
が林立しています。さらに、眼下には室蘭港を始め市街地や 噴火湾を隔てた対岸の山々などの
大パノラマが広がります。

 


 


 



 測量山を後に、西の方角に2kmほど走ると市内屈指の景勝地の一つマスイチの展望台に行
き着く。展望台からは、海からそそり立つ高さ100mほどの断崖や、海面から突き出る奇岩を配
した絶景が目に飛び込んできます。
 



 絵鞆半島を縦走する測量山観光道路は、鬱蒼と樹木が生い茂る緑のトンネルの中を行く。






 絵柄半島の最先端は絵鞆岬。海にせり出すように造られた展望台に立つと、目の前に噴火湾
の大海原と遠方の山々の眺望が広がります。


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雨・雨・雨・・・今日も雨の一日でした

2016年06月17日 | 室蘭の景色



 先週の土曜日から降り続く雨。今日も朝から断続的に、雨足を強め弱めながら飽きる事も無
く降り続く。
 この天候に連動するかのように、体内時計も少々ズレ気味です。雨天に併せ、朝の陽射しも
途絶えてから一週間が経過。目覚めから起床への
SWが スムーズ入らないのでしょうか、日中
になっても微睡ぎみです。今日の 
夕方の天気予報では、ようやく明日は午前午後を通して雨は
0%。久し振りに太陽光が降り注ぎそうです。 




 


 霧雨がそぼ降る室蘭港の入口付近、「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの光景です。

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霧雨の中で咲く・・・・

2016年06月15日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 クレマチス、ドクター・ラッペルが花を咲かせ始めました。花は、薄桃色の地に濃桃色の筋が
入る大輪咲き。育て始めてから20数年が経過しましたが、ほとんど手をかけなくても毎年花を
咲かせるクレマチスです。

 




 ヒダカミセバヤ(日高見せばや)。秋になると、艶やかな花を咲かせるセダムです。一方、この
時季は、
緑白色の葉に付けた雨の滴とのコントラストも、一見の観賞価値がある多年草です。

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