遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉  136 失言 放言

2017-04-30 12:00:32 | 日記

          失言 放言(2017.4.28日作)

 

   昨今の政治家達の失言 放言 

   失態 愚行 まことに賑やか

   一般市民 世の人々を一寸たりとも

   飽きさせてくれない 実に見事 芸達者

   千両役者の顔見世興行 そのもの

   それぞれ個性豊かに 自身の才能 資質を

   これ見よがし いかんなく発揮する

   値千金 この上ない

   多分 恐らく 檜の舞台 あの劇場 この劇場

   歌舞伎座 国立 宝塚 大阪名古屋の

   一流劇場 晴れの舞台 ステージなら

   ヨゥオッ! 大統領 千両役者

   大向こうからの声が飛び 拍手喝采 観客総立ち

   歓呼の声が鳴り止まず 役者冥利に尽きる事

   まずもって 間違いなし 慶賀の至り 至福の時

   だが しかし しばし待て

   事は重大 与太話 笑い話では 済まされない

   相手は政治家 この国日本の土台を固め 

   この国日本の命運 行く末 その手綱を両手に握り

   国民みんな 一般市民の生活 命

   豊かな未来を預かり守る そんな責務を負った 人間達

   軽い存在などでは あり得ない

   その人間達の 度々重なる失言 放言 失態 愚行

   いったい この現象の表すみものは なに?

   ただ一言 劣化の現象

   政治家 政治の劣化 それ以外

   何ものでもあり得ない

   資質 知力 才能 なし 唯一 取り得は

   目立ちたがり屋の 出たがり屋

   威張りたがり屋の 傲慢家

   そんな人間達の集合体

   そんな人間達の寄り集まりが 只今現在

   この国日本を治める政治 政治家達の

   実体 実像 人寄せパンダの寄せ集め

   真面な政治 真摯な政治

   真面な政治家 真摯な政治家

   そんな姿 そんな姿勢は 

   何処にも見えない ふわふわ漂う

   浮気な人気 浮気な人気の神輿に乗って

   メダカや雑魚が 泳いでいる

   それが現在 この国日本の

   政治の姿

 

          急務!

 

   メダカや雑魚の排除

   網の目 篩(ふるい)の目を

   今現在の 半分に縮める

   少数精鋭

   能無し 知恵なし 思慮なし

   餌で膨れ上がった メダカ 雑魚 の

   通過を阻む

 

   国家の経費 予算が 半分で済む

 

   

   

   

   

   


遺す言葉 135 さよなら あの頃

2017-04-23 12:22:12 | 日記

          さよなら あの頃(2017.4.15日作)

 

   夢と希望に溢れていた あの頃

   みんな若かった

   時は濃密に ゆるやかに 流れ 

   世界は 自分たち この手の中にある

   と信じて 疑わなかった あの頃

   すべてが 光りと 輝きに 満ち

   希望は豊かに 夢は膨大 遠大に

   果てしなく 無限の彼方にまで

   広がり 延びていた 哀しみの涙

   怒りと絶望 夢と希望の裏面 側面を彩る

   それさえも 力と若さ 軽やかさ その

   充実の前に 跳ね返され 明日は

   今日とは別の 明日が来る と信じ
 
   切り返す事の出来た精神 肉体の
 
   柔らかさと しなやかさ 今
 
   年老いた時間 この ひとときの中で
 
   思い出し 偲ぶのは 失われた時間
 
   あの時 あの日 あの日々への
 
   郷愁 懐かしさ もはや
 
   取り戻す事の出来ない時間への 哀切ーーー
 
   あの人が亡くなった この人が亡くなった
 
   青春の日々 若かったあの頃を彩る
 
   様々な人々 あの人この人 身近な人の 誰彼
 
   肉親 親類縁者 友人知人 憧れのスター
 
   俳優 役者 歌い手 その発言 行動に
 
   自身の知性 知識の原点 規範を見た
 
   あの人 この人・・・・・  今ようやく
 
   自身の足でこの大地 地上に立つ
 
   わたしを取り巻く世界には ただ
 
   色濃く漂う 黄昏の気配 と 喪失の 痛み
 
   落日の影は 長く 衰退 衰え の感覚が
 
   鋭く 肌身に突き刺さる
 
   さようなら まだ若かった わたしの日々
 
   さようなら 楽しかったあの頃 さようなら
 
   さようなら あの人この人 今も心に残る
 
   その面影 さようなら みんなみんな さようなら
 
   やがて わたしもまた 今立つこの大地 
 
   地上に別れを告げて ふたたびは戻り得ぬ 
 
   彼の地 遠い遠い あの世界へと
 
   永遠の旅を 旅立って
 
   逝く
 
   
 
   

遺す言葉 134 禅問答 有るけどない 他

2017-04-16 12:37:38 | 日記

          禅問答 有るけどない(2017.4.1日作)

 

   私は無い

   私は無いが 

   私という実体は有る

   私という実体は有るが

   私は無い

   私を殺して

   私という実体を生きる

   私という実体を生きるが

   私を殺す

   私は私であり 

   他者ではない

   私は他者ではないが

   他者は私である

   他者は私であるが

   他者の命は

   私の命ではない

   私の命ではないが

   他者の命は

   私の命である

   私の命は

   他者の命

   命は一つ

   一つの命は

   全部の命

   全部の命は

   一つの命

   

   命 美(うるわ)し

   人 それぞれの人生

 

 

          在る(2012.3.21日作)

 

   わたしという存在は

   根本に於いて無であり 空である

   無であり 空であるわたしという存在が

   何かに触れて 初めて一個の存在になる

   -----

   わたしが触れる何かの存在は

   根本に於いて無であり 空である

   無であり 空である何かの存在が

   わたしに触れて初めて

   一個の物としての価値を持つ存在になる

   -----

   マイナスとマイナスが触れ合って

   プラスになるように

   無であり 空であるわたしと

   無であり 空である何かが触れ合う事で

   初めて それぞれが それぞれの価値を持つ

   存在となる

   -----

   根本に於ける存在とは すなわち

   無であり 空である

   

 

   

 

   

   

   

   


遺す言葉 133 人間考

2017-04-09 12:57:34 | 日記

          人間考(2017.3.21日作)

 

   自分が偉い と思う処からは先はない

   偉い と思う事は

   そこが最高の位置だと意識しているという事だ

 

   人間には絶対的自由などない

   人間は 人間の輪の中に生きる存在であり

   自由の名の下 他人の輪を侵す者は

   自分の輪が侵されても文句は言えない

 

   人間は命への奉仕を絶対的価値としてこそ

   生き得る存在である

   一つの命の欠ける事は

   人間の繋がり合う輪の一つが欠ける事であり

   そこに生じる空白は

   繋がり合う人間社会の基盤を

   脆弱にする

 

   神は自身を支える規律の柱として

   敬うべき存在であり

   頼るべき存在ではない

   神は無力であり 万能ではない

 

   わたしが信用するのは その人が

   実践実行者であるか という事だ

   口先だけの理屈屋は論外

 

   言葉の力を侮るな

   たった一言が人を活かしも

   殺しもする


遺す言葉 生きるという事

2017-04-02 13:42:58 | 日記

          生きるという事(2016.12.10日作)

 

   人が生きる事に 意味があるか だって?

   意味など ありはしない

   意味など あったら 

   息苦しくて 生きてはゆけない

   人は生まれた時から 死に赴くだけの存在

   それだけのもの

   日々 確実に 死に向かって 突き進んで行く

   誰も それを止めるなんて 出来はしない

   誰も そこから 逃れるなんて 出来はしない

   つまりは 生きるという事は 死の準備期間

   死に赴くための 道を探す行為だ

   自分が行ける道 

   死を受け入れるための道

   どんな道でもいい 自身の納得出来る道を

   行けばいい

   他者の評価を 気にする事はない 

   他者が自分の生に 責任を持ってくれる事はない

   地位や名声 名誉も関係ない

   死が 総てを拭い去ってくれる

   死が 総てを消し去ってくれる

   死は 慰め

   死は 総てを無の世界へと運んで行く

   無に帰した者に 世界は存在しない

   存在しない世界に 心を砕くのは

   愚かな事

   ただ 今 この瞬間 この時を 生き切る

   大きな事 小さな事 関係ない

   自身の卑小を 嘆く事はない

   人は独りの存在 この世でただ一人

   他者には 成り得ない

   他者に出来ない事が 自分には出来る

   自分には出来ない事が 他者には出来る

   人 それぞれが異なる存在

   異なる事を 嘆いてはいけない

   恐れては いけない

   世界は異なる存在 異なる個性が幾重にも重なり合って

   豊かな層を 作り出している

   豊かな色彩を 描き出している

   人 それぞれが 世界を構成する一員

   自身を尊ぶ事 まず する事

   自身を尊び 他者との調和の中で生きる

   他者との調和なくして 自身はない

   自身なくして 他者はない

   生は命の循環

   命の循環を生きる

   生きるという事は ただ それだけの事