遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉  144 政治に関する12の覚書

2017-06-25 11:40:11 | 日記

          政治に関する十二の覚書(2016.6.10日作)

 

  1 理念、理想を持たない国家など存在する意味がない

    愚かな政治家はしばしば

    それは理想にしか過ぎない と言う

 

  2 愚かな政治家に率いられた国民は不幸だ

    しかし

    民主国家に於いては 国民が政治家を選ぶ

 

  3 選挙に行かないのも一つの選択肢だ しかし

    その時点で一人の市民 国民としての発言権は失われる

    権利の行使は義務の上に成り立つ

 

  4 政治家は理想主義者であると同時に

    現実主義者でなければならない

    理想主義のみであれば現実は動かないし

    現実主義まみであれば汚濁にまみれる

 

  5 政治家は饒舌であってはならない

    寡黙に雄弁でなければならない

    余計な事は言うな という事だ

 

  6  昼の花火・・・音だけは大きくて 姿は見えない

           見えるのは煙りだけ

    パドックで矢鱈に元気のいい暴れ馬・・・本馬場ではまったく走れない

            以上 何処かの国の政治家の誰かだ

 

  7 国の有り様には二つある

    一つは石炭国家であり 一つはダイヤモンド国家だ

    狭い国土と資源を持たない日本は 当然ながらに

    硬質で品位の高い ダイヤモンド国家を目指さなければならない

    やみくもに 広い国土と資源を持つ国と量の競い合いをしても

    勝負にはならない

    一粒のダイヤモンドは何トンもの石炭に匹敵し得る

 

  8 国が国として与える勲章は

    普段 陽の当たらない場所で地道に

    国のため 人のために尽くし 働いている人たちを探し出し

    授与すべきものだ

    普段 陽のあたる場所で厚遇を受け 名声を欲しいままにし

    長年 見るべき功績もなく過ごして来た人間には

    必要のないものだ

    彼等は普段 それが真の価値を持つものかどうかは別にして

    世間から与えられる名声(虚名?)という名誉をすでに手にしている

 

  9 政治家は民意で選ばれる以上 単なる一国民であってはならない

    民意を把握し 国民の総意を見極め そのもとで国民を導き

    国家を建設する者でなければならない

    選ばれた存在としての政治家のもとには選んだ国民がいる

    現代社会には この原点を忘れ

    私利私欲 名誉欲に走る政治家が満ち溢れている

 

  10 国家とは何か? 

    人間の命の下 それぞれの地域が産み出した

    文化の総合体である

    文化とは何か?

    人間の知性が産み出した生活の場に於ける

    習慣であり 方法である

    それらは人間の命に従属する

 

  11 得てして世の中の組織は

    腹に一物を持つ人間達によって運営されがちだ

    権威は まず疑ってみる

 

  12 政治は言葉であり 実行だ

    政治家は知識人であり 良識人でなければならない

    気迫のない政治家は残滓だ

 

 

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     政経ワロスブログさん

     読者登録有難うございます

     今日まで気付かなかったのですが

     わたくしも早速読者登録させて戴き

     ブログを拝見させて戴きます

     有難う御座いました

     

    

    

    

 

   

   

    


遺す言葉  143 メロンを下さるように 他

2017-06-18 11:15:00 | 日記

          メロンを下さるように(2017.6.1日作)

 

   神様 わたしに

   メロンを一個 下さるように

   地球を丸ごと一個

   お恵み下さい

   もし 戴けましたら わたしは

   その地球の総支配人になり

   世界の人々すべてが それぞれに

   それぞれの人生を全うし 静かに

   この世を去って 逝く 

   そんな世界を 創ってみたいのです

   神様 どうかわたしの こんな

   小さな 小さな 夢を

   実現させて下さい

   心より

   お願い申し上げます

 

 

          神様 あの世ではなく(2017.6.10日作)

 

   神様 全知全能の神様 

   今 世界各地で

   絶え間なく発生している

   人間同士の醜い争いや 愚行

   その果ての 悲惨を

   どのように お見つめですか ?

   万人の幸福のためには 

   戒めのための 犠牲者が必要 ?

   もし そうであるなら

   その犠牲者の不幸の いつか

   報われる日は

   来るのでしょうか ?

   真実を お教え下さい

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   神様 どうか 愚かな私ども人間に

   お力をお貸し下さい 

   そして 願わくば

   世界の人々総てに平等に

   あなたのお力と み光りを

   あの世ではなく この世で

   お恵み下さい 

   

   


遺す言葉 142 時間よ 止まるな

2017-06-11 10:23:00 | 日記

          時間よ 止まるな(2014.9.21日作)

 

   今ようやく

   人生を歩み始めた

   しかし 時間がない

   あの人 この人

   同じ時代を生き

   同じ空の下 同じ空気の中で

   耳に 眼に 馴染んだ

   人々の訃報が 日々

   届いて来る

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   無邪気に生きた十代

   暗中模索の二十代

   家庭的 社会的立場に縛られた

   三十代 四十代

   背負った責任に四苦八苦

   青息吐息 疲労困憊の

   五十代 六十代 それも終わって ようやく

   人の一生 生の過程 一つの道のりを

   越えた今 さあ これからが

   自身の姿 真実と向き合う時 眼前

   ちらつくものは 行き止まりの道

   断崖絶壁 途切れた時間 その果ての

   漆黒の闇

   長くはない時間 残りの時間 だが

   めげてはいられない これからが

   誰の物でもない 誰のためのものでもない

   わたしの人生 わたしのための 

   わたしの人生 わたしの望みを生きる 時間

   時間よ 止まるな 今日からは

   おまえとの戦い おまえとの競り合いだ

   わたしが わたしを生きるーーー

   さあ 行くぞ

   時間は少ない

   道はすはでに 

   黄昏の気配

   

   

   


遺す言葉  141 命 及び パンセ三百八十三

2017-06-04 12:11:11 | 日記

          命 及び パンセ三百八十三(2017.5.17日作)

 

   命 この地球上に於いてすべて 同じ価値を持つもの

   その命の生きる環境が それを制約する

   最悪の環境の中で 最低の価値しか与えられない命

   最高の環境の中で 最上の愉楽を満喫する命

   同じ価値を持つ命が その場 その場で

   苦痛を生きる命と 悦楽を生きる命に 選別される

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   それぞれの命が それぞれに持つ境遇

   その中で どの命もが最低限 保障され

   約束されなければならないものは

   人が人の命を奪ってはならない

   この道徳的真実だ

 

 

          パンセ三百八十三

 

   パスカルは パンセ三百八十三で

   道徳に於いてわれわれは 

   何処に港を置くべきか と 言っている

 

   人間は道徳の港を

   命に置くべきだ

 

   命がすべての規範                                                   

   人を形成する基本