巨人 高橋監督辞任 ああ しんど ! (2018.10.23日作)
巨人ジャイアンツ 高橋由伸監督 辞任
名門 ジャイアンツ 三年間指揮 優勝なし
挙句 今年 クライマックス シリーズ
あの 体たらくーー 当然の結果 結末
おい おい 待てよ ちょっと待て
おかしくないのか ? 変ではないのか ?
高橋由伸 なにも望んで監督 その座に
就いた訳ではないんだぜ 現役続行 選手として
さらなる発展 飛躍を望んだのではなかったか ?
そんな由伸を 無理矢理 監督 その座に
押し込んだのは 誰だったんだい ? いったい
誰だったんだ ? それなりの
教育 訓練 練習 稽古 体験 それもさせず
いきなり 幼い子 道の左右も分からぬ幼児に
使い走りの その道に 放り出すように
監督就任 命令 その命令を下したのは いったい
誰だったんだい ? しかも その道
行く先々 道中には あまたの外敵
空を見上げれば 猛禽類の鷹や金の鷲
飛び交う虫を抜け目なく ここぞとばかりに捕食の
素速いツバメ 長い髭に鋭い牙 大きな目玉に 大きな体
あの龍と 地上を見れば 猛虎 に 猛牛 野生の王者
たて髪なびかせ 立派なライオン それを見つめる
闘う者達 広い島の池には 食欲旺盛 鯉の群れ
その他 諸々 手ぐすね引いて待ち受ける
油断のならない 外敵面々 気の毒なのは
高橋由伸 無能な監督 無能な指揮者 無能な奴
ひ弱な巨人 哀れな巨人 その元凶 出来ない男
世間 世の中 世の中みんなが醒めた視線の 冷たい眼を
投げ掛けかねない そんな立場に追い込まれても
愚痴 その一つも言えない辛さ 恨みの一つも言いたいところ
それでも すべてを自分の身に引き受けて きっぱり きれいに ただ
身を引くだけ --この悔しさ いったい 何処の どいつに
ぶつけりゃいいんだ この怒り この鬱憤
昔も今も変わらぬもの すまじきものは宮仕え
愚かな上司 愚かな役員 一息入れるその間も与えず
荒野の暗闇 荒地の険しいその真ん中に 見境
考慮もないまま 放り出す
放り出された高橋由伸 いい面の皮 立つ瀬がない
同じ球界 プロ球界で その昔
「上がバカだから」 言い放った
快人物がいたはずだ 世間 世の中 人間社会
いつになっても変わらない すまじきものは宮仕え
世間の人間 多くの人達 人々みんな 汗水たらし
一生懸命 愚かなあいつ 嫌いな奴 そんな上司の機嫌を取って
顔色窺い 働いて 働き 働き 働き続けるより仕方がない
生きるという事 辛い事 楽な仕事は この世の中 御座いません
せめて自身にそう言って 肝に銘じて 納得させて
自分を慰め 辛い道のり 人生を
歩いて行くより仕方がない
生きて行くより仕方がない
ああ しんど !