床屋の女性客が帰り際、ジャカランダの話をした。
もちろん、私とでは無い。
近所に咲いたと新聞に載っていたから見に行こうと思うというのだ。
私もその記事を見た。
最近、ジャカランダの花が咲いたと記事になることが多い。
今年になって3度目だ。
十数年前、我が家にもテレビ局やら新聞やら、市役所が来た。
珍しい華なので是非紹介したい。
私の出社中女房が受けたのだが、私は判断できないが主人も嫌がると思う。
そう回答したようだ。
その年は本当に見事に咲いた。
ジャカランダを求めて日本中を旅していると言う人も来たそうだ。
その人は何年かに亘り私のジャカランダをブログに掲載してくれた。
その時の華と比べると、恥ずかしいような華が今は記事になっている。
41年前、ナイロビで初めて見たジャカランダは素晴らしかった。
薄紫色の桜かと思った。
桜同様、葉を茂らせる前に華だけが咲くのだ。
その素晴らしさを知っているだけに、我が家のジャカランダにも満足していない。
ましてや、新聞やテレビで紹介される華はみすぼらしい。
あの幻想的な景色をもう一度見たいと思う。
我が家のジャカランダは、今年も葉っぱだけだ。
前年の枝を残さないと華は咲かない。
背の丈もかつての1/4、可哀相な限りだ。
幹の太さだけは昔通りだけれど、広い庭に植え替えてあげたい。
そうすればまたあの素晴らしい花を見せてくれるだろうか。
今では床屋という人は少ない。
理容室とか、バーバーとか。
確かに床に上がってと言うこともないし、
理容のはずなのに客は女性ばかり。
そこに行ってきた。
数日は気分晴れやか。
次は姪の結婚式前に行く9月の初めだろうな。
思いっきり短く刈って、3ヶ月伸ばす。
その間、自分でもみあげを剃ったりもする。
老人の象徴でもある長い眉も、出来るだけ短く切りそろえる。
それなりに手入れをするのだ。
これで8000円くらいのコストダウンが図れるのだ。
洗濯物を急遽家干しして、危険物を捨てに行くと
グランドゴルフ姿のおばあさん方が自転車で反対方向に。
雨に降られて今日の練習を諦めたようだ。
天気予報で、半日は大丈夫と思ったに違いない。
私が危険物を出す場所に着くやいなや、回収車が入ってきた。
ぎりぎり間に合った。
今日が最後の太陽と思い、洗濯物を外干しした。
その後で危険物を捨てに行こうと外に出ると渋々と雨。
これはいけないと、洗濯物を取り込んで家干しにした。
半日は持つだろうとの憶測は見事に打ち砕かれた。
このまま梅雨入りだろうな。
ネットワーク診察なるものが認められたからか。
行きつけの内科医からLINEのお友達メッセージが届いた。
当面行くつもりもないし、そのままにしてある。
しかし、コロナなどの感染症の場合は非常に有効だ。
インフルエンザも同様である。
ラインならば簡単に面談もできる。
大いに活用すべきと思う。
医師も感染リスクが下がるし、患者も通院の時間などを気にする必要が無い。
かつて私は毎月のように母を車いすで連れて行ったが、それも必要なくなる。
勿論、画像越しでは判らない事も沢山ある。
だから全面的な移行は無理だと思う。
しかし、症状が安定している場合は有効だ。
今は家庭にも血圧計や体温計は必ずある。
我が家には血中酸素濃度も測る機器がある。
半年に一度の通院で済めば介護者の負担も大いに軽減できる。
簡単な検査機器は購入してでも進めて欲しい。