岩手県での抗体検査の結果を聞き驚きです。
1000人を調査し、抗体確認者0というのですから。
県民一丸となってコロナ対策に邁進しているに違いありません。
しかし、反面恐ろしさも感じます。
新型コロナウイルスに対する抵抗力は0に等しいでしょう。
ということは、ひとたび流行が来たときのこと・・・。
昨夜、台湾のコロナ対策に関してNHKの番組がありました。
17年前にSARSが蔓延してしまった後で、対策責任者になった方とのリモート対談。
その方は医師で、その後副総裁にまで上り詰めました。
SARSの初期対策に失敗した台湾が悲惨な状況だったと、私は知りませんでした。
そうした過去があったからこそ、今回の対策は見事だったと言うほか有りません。
ITに強い新たな対策責任者が居たことも幸運でした。
しかし、対談の最後に「コロナは終わっていない。
感染者を低く抑えたからこそ、これからが大事」と言っていました。
その意味では岩手県もこれからの対応が大事なのでしょう。
心温まる話として、台湾の副総裁。
副総裁を辞任しました。
その時の退職金が日本円にして7千万円以上有ったそうです。
しかし、辞退したそうです。
今後のコロナ対策に利用して欲しい。
そうしたお考えだと私は理解しました。
日本にも、こうした政治家が欲しいですね。