JR東海のリニア新幹線。
最近は静岡県でも情報が少なくなっている。
そんな中久しぶりに新聞で連載した。
また、ニュースもあった。
専門家会議に対して県知事が批判したのだ。
専門家会議の後、会議総括の為に『座長コメント』を作るそうだ。
その内容が全く酷いというクレームだった。
会議では数百万トンの水が山梨県に流れ込むとの話があった。
ところが、座長コメントでは「大井川中下流域の流量は維持される」だった。
最終的に世に出る情報は『座長コメント』になる。
しかし、それはJR東海の主張にすぎない。
そこで県知事は主張した。
コメントを止めて、会議を全面公開せよとの案だ。
これに関しては以前も指摘したが、公開会議にすべきだ。
それをしないから、ますます静岡県人は不信感を抱く。
まさに今回の例は不信感を倍増するだけだ。
それでも公開できないというのは、問題を抱えているからに違いない。
自然を守る、国土を守る。
政府は今までどれだけ問題を起こしてきたのか。
諫早湾の干拓事業では農民と漁民を分裂させてしまった。
そうした事件は各地で起こっている。
今は自然を守ること、それが一番の方策だ。
リニア新幹線は不要の長物となる。
新型コロナ感染がそれを明確にしてくれた。