先週、放課後学級のようなものと書いた。
子供達の学習に協力する活動。
市がボランティアを集め運営している。
市内には何ヶ所かあるようだ。
前回行ったのは隣の地域。
その後、大井川を越えての地域も行った。
こちらは土曜日の午前中。
工場地帯があり、外国人の子供が多い。
私は最近来たばかりという姉弟を担当した。
姉は高校生、弟は中学生。
今はこの地区にある日本語学校に行く。
まだ学校には通っていない。
多分四月から通うために先ずは日本語。
私は日本語教師でもあるので日本語をやる。
英語を使って教えるのは以外と簡単だ。
日本語だけで日本語を教える方法もある。
しかし、これは取っ掛かりに時間が掛かる。
その点、英語で意思疎通が図れると楽だ。
姉は平仮名をほぼ完璧に覚えている。
弟は八九割というところ。
再来週までに全部覚えるように宿題とした。
あと二ヶ月でどこまで上達するか楽しみ。
よく使う質問の方法。
わからないことを尋ねる方法。
自分を紹介する方法など短時間で盛り沢山。
二人ともやる気がある。
隣接する地域の学習会は昨日2度目。
前回と同じ五年生二人を見た。
国語をやりたいというので資料を探した。
六年生の国語があったので教材とした。
五年生の復習から始めた。
一人は記憶が得意でないという。
特に漢字は苦手だと。
45分で休憩になる。
15分間。
三年生と四年生の女の子。
前回も3人でサッカーをやった。
今日は一人がサッカーボールを持参。
一年生の男の子も加わり4人でサッカー。
試合をしたいという。
ドッジボールのコートを利用してやった。
ドリブル通過すれば得点のルール。
あっと言う間に15分は過ぎた。
残り15分の学習は集中できた。
漢字の読みや言葉の意味を中心に。
良く読める子は優しい。
1つ読むと次はもう一人の子にと答えない。
素晴らしいヒントなども与える。
この子は学校に登校出来ない。
折り紙が得意で複雑な恐竜や動物を折る。
今日も1つ作成してきた。
立たないことに悩んでいた。
私が重心のヒントを与えた。
すると、すぐに立たせる事が出来た。
重心の位置を求める方法も教えた。
二人とも大変興味を持った。
学校に行けていない事を私には話さない。
こちらも特に聞くことはしない。
漢字の読みが遅れることを気にする。
悩みだけは尋ねる。
二人とも優しい子に育っている。
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