古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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またはじまる

2022-12-01 22:03:52 | 主夫のつぶやき
中国の尻尾切りがまた始まりそうだ。
共産党の北京政権が責任転嫁する先。
それが地方政府だ。
広東省広州ではコロナ対策が手の平返し。
北京から一言あったに違いない。
引き締めを適正に緩めろと。
上海で3ヶ月も都市封鎖したとき、何が起こっていたか。
アパートで一人の感染者が出ると一棟まるまる封鎖した。
棟は違っても同じ敷地であれば、これも封鎖した。
零コロナ政策は『正しい政策』である。
地方政府は感染者が少なければ少ないほど評価される。
だから、PCR検査を三日に一度義務づけた。
陽性になれば直ちにその地域を封鎖する。
国民にとっては苦痛でも、地方政府の行政官は北京に従う。
しかし、北京が具体的な指示を出すわけでは無い。
あくまでも『零コロナ』である。
方法は各地方政府に任されているのだ。
ところが全国各地でコロナ政策に対し抗議が示された。
この嵐は治まりそうにない。
そう判断した北京政府は『適切に緩和しろ』と難しい指示を出す。
指示は絶対である。
まじめな地方共産党員は、どう対応するかを深慮する。
北京は難しい指示を出し、対応は地方政府の知恵を借りる。
上手く対応したところは良いが、抗議が治まらないところも出る。
そんなことは北京政府にとってはどうでも良いことである。
抗議が治まらない地方の役人を罰すれば良いのだから。
そして、上手く対応した方法を次の役人に伝えておしまい。
これが北京政府お得意の『地方政府役人の尻尾切り』
これで末端に居る多くの地方共産党員が泣いた。
今までは、これで良かった。
しかし、今回の問題はこれだけでは終わらない。
中国共産党崩壊が少し見えてきた。

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