過去ブログです。
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何で私はトルコに来たかったのか。
その理由は長いバスでの道中、いろいろ自問自答して、にっこり笑って理解できました。
私は最初はトルコに来たかったわけではないのです。
エフェソスに行きたかったのです。
思い起こせば数十年前、初めてエフェソスの存在をTVで知った。
当時はそれがトルコにあるなんて知らず、とにかく地中海付近に紀元前3世紀頃の文明の遺跡があるらしい。
それを見に行こうと思っていた。
それがいろいろ絡まって、トロイにもつながってきた。
だから正直言って、カッパドギアやパムッカレはおまけ。
メインは本日行ったエフェソスなんです。世界遺産的に前での2カ所の方が有名ですが、私はこっちが本命でした。
本命だった割には、あっちこっちいろいろ浮気もしたが、ようやくエフェソスに行きたくなった。
それがトルコにあるということがわかり、こうしてくることとなった次第。
しかし、今日前半はきつかった。
なんか知らないけれど、今日のガイドさん、ものすごく長く話す。
どうせ英語なのでそう長々と話されると疲れてしょうがない。
英語を聞き取ってそれを頭の中で訳して理解するという作業はこの寒い中では苦痛でしかない。
寒い中説明を聞いているとだんだんイライラしてくる。
おまけに後からぞろぞろと団体様ご一行が来るので、人が多くなり、いい写真も撮れなくなる。
だんだん自分でイラついて息が荒くなってくるのがわかる。
しかし、ガイドさんが一生懸命説明してくれるので、ないがしろにもできず、必死に自分を抑えた。
あこがれのエフェソスの地に来て何でこんな目に遭わなきゃならんのだ?
一生懸命深呼吸している自分に気がついた。何とか平静を保とうとしている。
あったりまえだ。たかがこんなガイド一匹に俺の夢の地が台無しにされてたまるかっ!
ものは考えようである。その英語で長々と説明している間、彼の前に立ってはいるものの、目は全く違う方向を向け出す。
そうすると逆にいいものである。彼が長々と話している時間が長い代わりに、私もその場所でいろいろなものが見えてくる。
じっくり見る時間があるのである。顔は彼が指さした方向を向いているものの、目はそれを中心に左右90℃までカバー。
じっくりとビューポイントを探せるのである。
そして彼の話が終わった途端、その目をつけていたポイントに移動する。
なんかいつもよりじっくりあちこちをみている自分に気がつく。
なんかこれもこの長々とされる説明のおかげ?
そしてあこがれのエフェソスは、やはりエフェソスだった。自分のイメージしたとおり、いや、それ以上だった。
いつの間にか自分で街並みを創造していた。こういう妄想はヤバいよね。
こうしてま私は自分の夢を、また一つ消した。
そしてまた新しい夢を探す。
人生イタチごっこ?!
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何で私はトルコに来たかったのか。
その理由は長いバスでの道中、いろいろ自問自答して、にっこり笑って理解できました。
私は最初はトルコに来たかったわけではないのです。
エフェソスに行きたかったのです。
思い起こせば数十年前、初めてエフェソスの存在をTVで知った。
当時はそれがトルコにあるなんて知らず、とにかく地中海付近に紀元前3世紀頃の文明の遺跡があるらしい。
それを見に行こうと思っていた。
それがいろいろ絡まって、トロイにもつながってきた。
だから正直言って、カッパドギアやパムッカレはおまけ。
メインは本日行ったエフェソスなんです。世界遺産的に前での2カ所の方が有名ですが、私はこっちが本命でした。
本命だった割には、あっちこっちいろいろ浮気もしたが、ようやくエフェソスに行きたくなった。
それがトルコにあるということがわかり、こうしてくることとなった次第。
しかし、今日前半はきつかった。
なんか知らないけれど、今日のガイドさん、ものすごく長く話す。
どうせ英語なのでそう長々と話されると疲れてしょうがない。
英語を聞き取ってそれを頭の中で訳して理解するという作業はこの寒い中では苦痛でしかない。
寒い中説明を聞いているとだんだんイライラしてくる。
おまけに後からぞろぞろと団体様ご一行が来るので、人が多くなり、いい写真も撮れなくなる。
だんだん自分でイラついて息が荒くなってくるのがわかる。
しかし、ガイドさんが一生懸命説明してくれるので、ないがしろにもできず、必死に自分を抑えた。
あこがれのエフェソスの地に来て何でこんな目に遭わなきゃならんのだ?
一生懸命深呼吸している自分に気がついた。何とか平静を保とうとしている。
あったりまえだ。たかがこんなガイド一匹に俺の夢の地が台無しにされてたまるかっ!
ものは考えようである。その英語で長々と説明している間、彼の前に立ってはいるものの、目は全く違う方向を向け出す。
そうすると逆にいいものである。彼が長々と話している時間が長い代わりに、私もその場所でいろいろなものが見えてくる。
じっくり見る時間があるのである。顔は彼が指さした方向を向いているものの、目はそれを中心に左右90℃までカバー。
じっくりとビューポイントを探せるのである。
そして彼の話が終わった途端、その目をつけていたポイントに移動する。
なんかいつもよりじっくりあちこちをみている自分に気がつく。
なんかこれもこの長々とされる説明のおかげ?
そしてあこがれのエフェソスは、やはりエフェソスだった。自分のイメージしたとおり、いや、それ以上だった。
いつの間にか自分で街並みを創造していた。こういう妄想はヤバいよね。
こうしてま私は自分の夢を、また一つ消した。
そしてまた新しい夢を探す。
人生イタチごっこ?!