刑事ではセーフ(不起訴・無罪)だけど、民事でアウト(有罪というか賠償責任)というのは、よくある。
海の向こうのOJシンプソンがそうだった。
日本でも、刑事では準強姦で不起訴だけど、民事で不同意性交が認められた伊藤詩織vs山口敬之がありました。
12年半監禁された後藤徹vs脱会屋の宮村峻らも、同じ。
民事で勝った伊藤詩織さんに対し、独自取材せず「アバズレ」「尻軽女」って言ったら名誉毀損だろう。
後藤徹さんを「引きこもり」呼ばわりするのは、伊藤さんを尻軽呼ばわりするのと同じか、それ以上の人権侵害。
鈴木エイトは、独自取材もせず(実際、一審で、一つも証拠を出していない)後藤さんを「引きこもり」呼ばわりして敗訴した。
でも、往生際悪く、まだ後藤さんを「引きこもり」呼ばわりするような投稿をしている。昨日。
その投稿で引用された、検察審査会の議決は、後藤さんへの監禁を不起訴にした理由。その議決の後に、民事で後藤さんが勝訴しているのに、、、
____________
民事と刑事の違いをちょっと解説すると、特に日本では、起訴権限を握る検察は、「99%くらい有罪になる」案件しか起訴しない。80%くらい有罪かな… みたいな事案は起訴しない。
だから実際、起訴されたら99%くらいが有罪。
その、「80%くらい有罪」みたいな事件が民事で争われて、有罪(被告人に責任あり)となることは、よくあることです。