冬休み最後、長男が地元の大きな書店に行っていた。
何の本を買ってきたのかは知らない。好きな野球の本もあるようだ。
嬉しい。
冬休みに、ゲーセンに行くでもなく、本屋に行く。
そういう中2に育ってくれただけで、嬉しい。
妻や周りの方々のおかげ。
私なんか、中2のころ、「自分で大きな本屋に行く」なんてしなかったな、、
中3か高1の頃、本を読まない私に業を煮やしたか、父親が「お前は自己啓発をしとらんな。人間は自己啓発しなきゃならん」って言って、地元の成瀬のそれなりに大きな書店に連れて行ってくれたのを思い出す。
科学の、流体かなんかのブルーバックスの新書を買ったのを覚えている。たしか一冊だけだったか、、、
それくらい私も本を読まない高校生でした。
慶応大学を受験するときに、愛読書を書く欄があって、選ぶのに苦労したというか、青バット大下弘を描いた辺見じゅん『虹の生涯』を書いたのを覚えている。
ほとんどこれしか選択肢がなかった。
どうやら私より知的に育っているようだ。後生畏るべし。
私より世のため人のために自己を使い切る人間になってくれれば嬉しい。