川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

学生と社会人とは正反対

2025年01月09日 | 社会・時事など
昨晩、数兆円企業の役員さんから教わったこと。

学生は、カンニングしてはいけない。

社会人は、逆。

社会人になったら、周りの助けを借りないといけない。

この発想の転換をしないといけない。

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なるほど。その通り。

「応援される人になろう」って岩瀬大輔さんがライフネット社長時に言っていました。

成長とか自立とは、人の助けを借りることができること。

女は愛嬌。男も愛嬌。

社会人、特に若手は、気に入られてナンボである。

上司、同僚、後輩、取引先から気に入られることで、出世することができる。

____________

鉄鋼王・アンドリュー・カーネギーの墓碑銘に「己より優れしものを集めし者ここに眠る」ってのがある。

ってよく聞く話ですが、これはドラッカーのデマだったんですね。

デマだけどよくできた英語 ↓


「Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself.」

 ドラッカーのデマだった、というサイト
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山田コンサルティンググループが素晴らしい3点

2025年01月09日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
中堅中小企業に強い山田コンサルティンググループで、インテグリティ関係のお付き合い。


東京駅そば、トラストタワー。家賃高いんだろうな、、、、 受付が広々と。快適。

経営者の私は、こういう快適スペースを見ると「お金かけているな、余裕があるな、さすがプライム上場企業だな、、」って思っちゃう。

見目麗しい女性の受付の方も3名。今の時代、受付の女性が3名ってのはかなりゴージャス。年間1000万円単位のコスト。

受付の女性の、一言一言に心配りが行き届いている。一流オフィスの受付、って感じできっちり教育・気配りが行き届いている。

このグループ創業者の山田淳一郎先生が会計士を始めたのが、私が今いる永田町法曹ビル701。


 ※ 「功成り名を遂げる」ってのは、こうして個人財団を設立して未来へ支援することなのか、と思わせる

その御縁とは関係なく、今回はお付き合いをいただいたんですが、以下の点において、この山田コンサルさんには瞠目すべきところがある。

1 毎週、企業価値(健全な価値観)を唱和している。

 毎週唱和していると、やはり血肉になる部分があるらしい。


 全世界で2000人、こうやって一体化して企業価値を実現している。
 そのうちもっと規模は大きくなるだろう。
 
 いま私が執筆中のインテグリティ第二弾にも書いているんですが、毎朝毎週、企業理念を唱和するってのは、ヨコ(欲、世俗、利己)に流されがちな心を、タテ(精神、利他、痩せ我慢)に向き直すための工夫なんですね。


 キリスト教の方とかが事あるごとに(食事の前とか)にお祈りする。
 それも、ヨコに流され、易きに流れやすい惰弱な心を、タテに引き直すためのイニシエーション(儀式、工夫)なんでしょうね。

2 「健全な価値観」って理念を「ケンカチ」と略している。

  言葉を略すってのはいい。日々、業務の中で使うってこと。口にするってこと。
 仏に魂が入っている。口にされることで魂が入るんです。
 HPに書いたりすれば社是とか理念が実現するわけではないんです。
 口にされることで企業理念が叩き込まれるんです。
 口に出してナンボなんです。

 カルチャーを創るためには「シンプルで、しつこく」。
 シンプルな言葉を、しつこく、口グセのように言う。
 それが大事だと思っているんですが、山田コンサルさんはその教科書的な事例。
 今後の私のセミナーでは「シンプルに、しつこく」の成功例として紹介させていただこう。

 ※ 私の事務所でも一昨年「神速でギャフンと言わせる」をモットーにして「神ギャ」を定着させようとした。私の努力不足で定着しなかった。

3 外部講師を呼んで研修するとき、「起立、礼」で始まり、「起立、礼」で終わる。

 私は何十社で社内研修をさせていただいているが、こういう、学生のような、立って礼をする企業は初めて。
  学生は礼をするけど、社会人は礼をしない。そこに合理性があるのか。
 社会人こそ、礼が大事だったりするのでは。
 私ももっと礼儀正しい人間になろうと思いました。

____________

本稿は、他の私のブログもそうですが、10年後、いやもっと先の未来のために書いています。

10年後に忘れたときに、思い出すために書いています。

何でも記録しないと、忘れちゃいますからね。

山田コンサルティンググループの上記3点の素晴らしさは、10年後、そのまた未来のために、半永久的に、記録しておくに値する。

 ※ お付き合いのあった企業さんの具体的なことを、私がこうして実名出して書くことはめったにありません。守秘義務ありますから。

でも、この素晴らしさについては、私がこう書くことで、山田コンサルさんにご迷惑をかけることはあるまいと信じる。

(社内の方にも見ていただいてます)
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正邪と美醜 コンプライアンスとインテグリティ

2025年01月09日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
正邪の認識より、美醜の感覚のほうが広い。

コンプライアンスより、インテグリティの方が広い。



世の不祥事の多くは、「間違ってないけど、セコい」ゾーンで起こる。
コンプライアンス的には問題ないけど、インテグリティ的に問題があるゾーン。

これを「インテグリティ・ゾーン」と名付けました。
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二層構造 6つ

2025年01月09日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
似たような二層構造を6つ集めました。

  1. 法の外枠に倫理。
  2. 正邪の外に美醜。
  3. 罪の外に恥。
  4. ルールの外にプリンシプル。
  5. ハードローの外にソフトロー。
  6. コンプライアンスの外にインテグリティ。

みんなほとんど同じことを言っています。
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緊張感、危機感、恐怖感

2025年01月09日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
心理的安全性は大事。
上司は恐怖感を与えてはいけない。

でも、緊張感とか危機感を失ってはいけない。
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内部通報制度の認知度が低い

2025年01月09日 | 法律・海外法務
内部通報制度の認知度・理解度って、すごい低いんですね。

びっくりしたので備忘のため:

■ 内部通報制度の理解度
  「知らない」が36.5%(従業員500一人以上の企業でも26.7%)

■ 通報を理由とする不利益取扱い禁止の認知度
 「知らない・分からない」が52.3%(同39.1%)

■ 内部通報窓口設置の認知度
 「設置されているか分からない」が49.2%(同36.3%)

■ 内部通報の意欲
 勤務先で重大な法令違反を目撃した場合に「たぶん相談・通報しない」が30.2%、「絶対相談・通報しない」が10.9%

企業法務 AtoZ 10月号 39ページ
たしか樋口晴彦さんの論考
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変に先を見たらあきまへんで

2025年01月09日 | 人生
伊藤忠の大社長、歴史に間違いなく残る、岡藤正広さん。今は会長かな。

その彼も、20代、鬱屈した、冴えない、潰れそうなサラリーマン生活を送っていた。

お客さんに相談したら、

 変に先を見てはあきまへんで

これが岡藤さんを作った。

この言葉が彼を作った。

運・鈍・根。

鈍でないと生きていけない。

愚鈍でないと生きていけない。

小利口では世渡りできない。

20代の若者よ。

変に先を見てはあきまへんで。

目の前の仕事を、誰よりも完璧にやったらよろし。

3年も経てば何かが違ってきますよ。

今朝の日経新聞、私の履歴書。

ーーーーーー

ちょうど昨日、某大手メーカーさんのエンジニアと会食。

一人前になるのには10年かかる

って仰っていた。

私も、国際弁護士として、「かかってきなさい」的に自信が持てたのは、弁護士10年目くらいでした。

今年は20年目ですが、まだまだ分からないことばかりです。
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河瀬直美監督「あん」

2025年01月09日 | 映画
河瀬直美監督の、ハンセン病を描いた「あん」って映画、良さそう。

北条民雄の全集を持っていたり、笹川陽平さんの本を全部持っている私には、ハンセン病は欠かせないテーマです。

この記事の、「許し、許される社会に」ってのは、家庭連合に対する国民の態度に、とても示唆的。

〈銀幕に映る日本・インタビュー編〉許し、許される社会に ハンセン病が問う偏見と差別:日本経済新聞



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ソ・ウ・カ・ナ

2025年01月09日 | メディア/SNS
メディアリテラシー向上のために、佐藤卓己上智大教授は、「ソ・ウ・カ・ナ」を唱える。

  1. 即断しない
  2. 鵜呑みにしない
  3. 偏らない
  4. 中身だけ見ない(隠れた情報も見る)
中身だけ見て、鵜呑みにして、即断すると、偏る。

家庭連合に関する報道なんかがいい例ですね。

隠れた情報の、家庭連合信者の拉致監禁(紀藤正樹弁護士が30年前から拉致監禁を知って利用していたこと)なども見ていただきたいですね!

端的には、

即時性のある無料の情報だけを見て、即断しない。
時間を経って慎重に検討された有料の情報にアクセスする。

それが我々が身につけるべきリテラシーです!

今朝の日経新聞。
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エモクラシー

2025年01月09日 | 政治
エモーション(感情)が民意を決定するエモクラシー。

第一次トランプ政権の時から言われていた。

どんどん世界はエモクラシーに近づいている。

今朝の日経。
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今日の置き手紙

2025年01月09日 | 教育・子育て
中学受験のシーズンになりました!
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