狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『クロサンドラ』

2015年07月02日 17時46分24秒 | お花に関する日記




 本日7月2日は、唐の初代皇帝李淵の次男李世民が宮中に乱入して長兄の皇太子李建成と弟李元吉を暗殺して実権を掌握した日で、山崎の戦いで羽柴秀吉が明智光秀を破りった日で、イタリア王国による教皇領の占領後初めてイタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がローマに入城した日で、チャールズ・J・ギトーがワシントンD.C.でジェームス・ガーフィールド大統領を銃撃して重傷を負わせた日で、ドイツのフリードリッヒシャフェンで飛行船ツェッペリン号が初飛行を行った日で、田中義一内閣が総辞職した日で、長春北西に位置する万宝山に入植中の朝鮮系日本人とそれに反発する現地中国人農民との水路に関する小競り合いで中国の警察と日本の警察と中国人農民が衝突した事件が起こった日で、世界一周飛行中の女性飛行士アメリア・イアハートが南太平洋で消息を絶った日で、金閣寺放火事件が起こった日で、毛沢東が発動した大躍進政策の失敗が明らかとなったあとの中国共産党中央政治局拡大会議と第8期8中全会で中国共産党幹部が彭徳懐ら4人を「彭徳懐反党集団」と政治的なレッテル張りをし『彭徳懐同志を中心とする反党集団の誤りに関する決議』や『党の総路線を守り右傾機会主義に反対し闘争する』議案を採択して4人が大躍進を批判して経済発展に反対したとして彭徳懐ら4人を失脚させた日で、学生が安田講堂を再びバリケード封鎖した日で、タイ政府がタイバーツの変動相場制を導入した日です。

 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は二十八度。最低気温は二十度でありました。
 明日は予報では晴れとなっております。


 上の写真に写っているお花は、「クロサンドラ」です。
 キツネノマゴ科ヘリトリオシベ属の常緑小低木です。

 学名は、Crossandra infundibuliformis
 英名は、Crossandra。
 別名に、サマーキャンドル、ヘリトリオシベ、ジョウゴバナがあります。

 原産地は、アフリカ、インド、マダガスカル、スリランカなど。
 開花時期は、6月から10月。

 クロサンドラのお花の花言葉は、「仲良し」や「理想の美」などです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『her/世界でひとつの彼女』

2015年07月02日 16時29分04秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『her/世界でひとつの彼女』のDVDを観ていました。

 主人公のセオドア・トゥオンブリーは、妻のキャサリンと離婚調停中。
 空しく感じる日々を送っていた。
 ある日、最新型のOSが発売される。
 そのOSは世界初の人工知能型のOSで人と対話ができる。
 セオドアはその最新型のOSを手に入れてPCにインストールして起動させてみた。
 OSは自らをサマンサと名乗り、セオドアに語りかけてくる。
 魅力的でユーモアに富み有能なサマンサに、セオドアは惹かれていく。しかし……。

 監督は、スパイク・ジョーンズ。
 出演者は、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、クリス・プラット、マット・レッシャー、ポーシャ・ダブルデイ、スカーレット・ヨハンソン(声)、リン・アドリアナ、リサ・レニー・ピッツ、ゲイブ・ゴメス、クリステン・ウィグ(声)、アート・バトラー(声)、アダム・スピーゲル(声)、ブライアン・コックス(声)、他。

 最新の人工知能型OSに恋をする男性を描いたSF恋愛映画です。


 現代の御伽噺。
 観ている途中は「どうなるんだろ?」と面白く観ていてのですが、観終ってもやもや。
 人間はどんなモノにも恋することができる変態さんなのであろうと私は思っているので主人公がOSに恋してしまうお話に嫌悪感を抱いているというわけではありません。
 でも人工知能が人間に恋をするのでしょうか? それを言ったらこの映画は成り立たないので言ってはいけないのかもしれませんが、多分そこでもやもやしているのです。
 最初にプログラムされているなら人工知能もプログラムに従って人に恋(をしたフリ)はするでしょう。しかし学習型の人工知能ならすぐに別の興味に移るはず。そして肉体をもたない人工知能の愛とか恋とか快楽の概念は、人の愛とか恋とか快楽の概念とは違ってくるはず。
 学習型の人工知能が開発されたとして、その人工知能は人が理解できる存在なのでしょうか?

 そもそもこの映画のサマンサは本当に主人公に恋をして愛していたのでしょうか?
 生や死の概念が全く違う存在が恋をするのでしょうか?
 もしかすると恋をしていたフリをしていただけなのかもしれません。
 或いは人とはまったく違う概念の恋をしていたのかもしれません。
 そう考えるとこの映画は思っていたのとは違う面を見せるような気がするのです。
 でもそれは製作者側の意図的なものなのかそうではないのか?

 もやもや。
 考え過ぎなのかもしれませんが、もやもや。

 面白かったですよ。
 面白かったのですが、もやもやしているところなのでございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする