もっと もっと 熱くなれ！

　本日７月１５日は、第１回十字軍で十字軍によりエルサレムが陥落した日で、ワット・タイラーの乱の思想的指導者ジョン・ボールが最も重い首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑により処刑された日で、若狭国小浜に南蛮船で象が日本に初上陸した日で、イングランド王ジェームズ２世の甥でセッジムーアの戦いで敗れたモンマス公爵ジェームズ・スコットが刑死した日で、エジプト・シリア戦役の途上フランス軍人ピエール＝フランソワ・ブシャールによってロゼッタ・ストーンが発見された日で、東京巨人軍と大阪タイガースが初対戦した日で、１９４０年に予定されていた東京オリンピックの開催権を日本政府が閣議で返上することを決定した日で、ＧＨＱが新聞社１６社・通信社３社の事前検閲を廃止して事後検閲に移行した日で、中央線三鷹駅構内で無人電車が暴走し民家に突入した日で、河野一郎邸焼き討ち事件が起こった日で、キプロスでギリシャの支援を受けたギリシャ併合強硬派がクーデターを起こしてマカリオス大統領を追放した日で、台湾で１９４９年以来続いてきた戒厳令が解除された日で、原油高を受けて日本の１７漁業団体の漁船約２０万隻が一斉休漁した日です。

　本日の倉敷は晴れたりしていましたよ。
　最高気温は三十二度。最低気温は二十五度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇り空となっております。


　本日は私はお仕事がお休みの日でありました。
　今日は朝から出かける予定にしていたのです。
　でも、朝から体がぐったりと重く鈍いのですよ。
　調べねばならぬことや試さなければならぬことがあったのですが、断念してお布団の中に潜り込んで丸くなっていました。
　気力体力共に絶不調。
　エネルギーを充填せねば。アドレナリンを放出せねば。と思っているところなのでございます。

　

『神様のパズル』

　昨日の夜は、映画『神様のパズル』のＤＶＤを観ていました。

　寿司職人の見習いをしている綿貫基一は、海外旅行に行ってしまった双子の弟で大学生の喜一に大学の講義の代返を頼まれる。
　ゼミはバレる可能性があるので出席しなくてもよいと喜一に言われ、喜一が通っている大学に出かける。
　しかし基一は、喜一が所属しているゼミの担任教授に喜一と勘違いされて不登校の学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようお願いされる。
　沙羅華は１６歳で飛び級でアメリカの大学の大学院で学んでいて論文が認められて日本に巨大な素粒子加速器が作られることになって日本にやって来て喜一が通っている大学に編入している。
　天才さゆえに大学側も持て余し気味。
　弟の為と彼女に会いに行った基一は、彼女との会話の中で「人が宇宙を作ることは可能か？」という疑問を彼女に問うてみた。
　その設問に興味を持った沙羅華は、翌日のゼミに出席する。
　しかしゼミの担任教授もその設問に興味を持ち、基一は穂瑞と組んで、宇宙を作ることができることを立証しなければならないことになってしまった……。
　基一は物理学のことは全く何も知らない偽学生なのに……。


　監督は、三池崇史。
　出演者は、市原隼人、谷村美月、若村麻由美、松本莉緒、田中幸太朗、岩尾望、黄川田将也、石田ゆり子、國村隼、笹野高史、李麗仙、六平直政、遠藤憲一、小島よしお、氏家恵、塩見三省、平山祐介、蜷川みほ、諏訪太朗、野村祐人、石井苗子、など。
　原作は、機本伸司の同名の小説です。

　原作を読んでいないので原作とは比較できません。


　宇宙を人工的に作るという法螺話と自分は何者であるのかというお話と青春ラブコメのお話です。
　法螺話の部分は法螺話が成立する為の条件を丹念に描いているように思えます。しかも丹念に描くことで話が大きくなり話が盛り上がる効果があります。
　主人公は物理学のことを何も知らない設定になっていて、観ている人に物理の基礎をレクチャーする役を担っています。
　でもってその部分をギャグに組み込み笑いにしているし、尚且つ素人ならではの視点を専門家に与えるという役も受け持っています。

　面白かったですよ。
　楽しめました。