空も飛べるはず

　本日９月２９日は、百年戦争のオーレの戦いでシャルル・ド・ブロワが敗死してブルターニュ継承戦争が終結した日で、東京地裁がリヒャルト・ゾルゲ・尾崎秀実らに死刑判決を下した日で、朝鮮人１６名による新潟日報社襲撃事件が起こった日で、中国共産党が甘粛省全域を支配下に置いた日で、日中共同声明が調印されて日本と中華人民共和国の国交が成立した日で、大平正芳外相が日本と中華民国との間の条約は失効と表明した日で、ダッカ日航機ハイジャック事件で日本政府が超法規的措置により犯人グループで新左翼・日本赤軍の要求通り獄中の９人を釈放した日です。

　本日も倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十七度。最低気温は十七度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


　皆様、今晩は。
　「月が綺麗ですね」と言われたら「そうですね」と素で返してしまう夏目漱石先生の試験なら確実に赤点をもらってしまう朴念仁の狐でございます。
　「月が綺麗ですね」＝「I love you」なんて分からないですよ。無理無理。夏目漱石先生はロマンティスト過ぎます。
　でも「月が綺麗ですね」と言われたら、気の利いた台詞の一つも言ってみたいものですね。
　本当に言ってみたいものです。
　でも何も思いつかない。orz。
　朴念仁で鉄仮面の私はこの先どうなるのか？
　危ぶむことなかれ。
　危ぶめば道はなし。
　踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
　迷わず行けよ。行けば分かるさ。

　本当に分かるのかな？

『もらとりあむタマ子』

　昨日の夜は、映画『もらとりあむタマ子』のＤＶＤを観ていました。

　坂井タマ子は、東京の大学を卒業したあと、父親が暮らす甲府の実家のスポーツ店に戻ってきた。
　就職もせず家業も手伝わず家事をするわけでもなくふらふらと毎日を怠惰に送っている……。

　監督は、山下敦弘。
　出演者は、前田敦子、康すおん、伊東清矢、鈴木慶一、中村久美、富田靖子、など。

　ニート女の日常を淡々と描いたコメディです。


　大きな物語があるわけではなく日常をじっくりと描いています。
　その日常が面白いです。
　気にしなければならない人がいない時の怠惰でだらしない姿に共感すると共に笑えました。
　タマ子の舌打ちは最高です。
　ただ、タマ子の描写にもう少し変化球が欲しかったような気もします。

　私には心に刺さるお話ではありましたが、面白かったですよ。
　笑える映画でありました。