狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

河津桜(カワズザクラ)その8。

2017年02月23日 22時17分04秒 | お花に関する日記





 本日1月23日は、空海が綜芸種智院の設立を宣言した日で、後醍醐天皇が花山院を脱出して吉野・金峰山へ入山した日で、明の陝西省で華県地震が起こり83万人が死亡した日で、八甲田雪中行軍遭難事件があった日で、ニホンオオカミの最後1頭が奈良県で捕獲された日で、チャールズ・カーティスがアメリカインディアン出身者で初のアメリカ上院議員となった日で、ベトナム戦争で韓国陸軍首都機械化歩兵師団・猛虎部隊が南ベトナムビンディン省タイソン県タイヴィン村の15集落の村民1200人の虐殺を開始した日で、アメリカ海軍の情報収集艦プエブロが北朝鮮に拿捕された日で、秋葉原通り魔事件の影響で中止していた歩行者天国が再開された日です。

 本日の倉敷は曇りのち晴れでありましたよ。
 最高気温は十三度。最低気温は九度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 上の写真に写っているお花は、河津桜です。
 倉敷の河津桜達はお花を咲かせ始めてます。
 三分咲きくらい。

 皆様、春がやって来ているようですよ。
 哀れ冬将軍様の天下は終わった!
 皆様、春がやって来ていますよ!
 そろそろ浮かれようではありませんか!
 浮かれ浮かれて浮かれぽんちになってしまおうではありませんか!
 春なのですから。 

 

 河津桜のお花に関しては、2016年2月22日の記事2015年3月6日の記事2014年3月13日の記事2013年3月12日の記事2012年3月15日の記事2011年3月7日の記事2010年2月15日の記事も宜しかったらご覧くださいませ。
 2016年と2015年と2014年と2013年の2012年と2011年と2010年の河津桜のお花の記事です。


 河津桜のお花の花言葉は、「優れた美人」です。




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『まかない荘』DVD第2巻

2017年02月23日 21時44分28秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、ドラマ『まかない荘』のDVDの第2巻を観ていました。

 イタリアンシェフの藤原涼は、借金の保証人になっていた彼氏に裏切られて多額の借金を抱えている。
 ローン会社の借金取りが勤め先のレストランに来た為、職を失い住む場所も失っていた。

 やむを得ず、姉の恭子が大家をしている下宿屋で住み込みの料理人として働くことにした。
 姉とは十五年ぶりに一緒に暮らすことになる。

 下宿屋の住人は、皆、一癖も二癖もある人達で……。


 出演者は、清野菜名、菊池亜希子、山崎裕太、鈴之助、内田慈、山野海、藤村真優、福士誠治、渡辺哲、榊英雄、小川夏鈴、平野貴大、田中俊介、水野勝、河村美咲、など。
 全10話のお話で、第2巻には、第5話「チゲラッチョ!」と第6話「梨枝の休日」と第7話「栃原の人生の見つけ方」が収録されています。

 楽しくてほろりと泣かせるタイプの人情話のお話です。

 面白かったですよ。
 続きを見ていこうと思っております。

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類稀に理由もなく平伏すだけの場合が有るの。

2017年02月23日 21時43分40秒 | 知人、友人に関する日記





 或る夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずホットミルクを舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。が、先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。
 「君は何時も敬語を使うのですね」
 先輩は頬杖をした儘、極めて無造作に私に述べた。
 「君が敬語を使ふものだから私も敬語になつてしまいますよ」
 先輩は割賦を掲げて中の御酒を見詰めた。
 「敬語で話していると時々寂しい気がします。もつとフランクに話したい」
 おやおや? そふなのですか?
 「君は誰にでも敬語なのですか?」
 私は基本的には誰にでも敬語です。
 「敬語だと心を開いて話している感がないのです。寂しいのです」
 でも先輩は先輩なので敬語を使わせていただきます。
 「そんなことを言わないで。さぁ。心を開いて。普通に話してみてください」
 そんなことを言われても……。
 「心を開いて。私に全てを曝け出すのです。すっぽんぽんになるのです」
 すっぽんぽんは厭です。
 「さぁ。身も心も裸になって全てを見せて」
 厭です。
 「怖いの? 大丈夫。怖くない怖くない。気持ち良くしてあげるから。気持ち良いから。優しくするから]
 厭です。敬語は止めません。それと隙あらばエロの方向に話を持っていくのは止めてください。
 「むぅ」

 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 私の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 私は氷とカルーアを注文し、割賦の中でホットミルクと混ぜ合わせてカルーア・ミルクを作り、舐めた。
 先輩は言つた。「何か寂しい」

 狐は何か痛みを感じた。が、同時に又歓びも感じた。
 人の望みとは、様々なものであるな。面白ひものだ。




 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。

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