狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

柘榴(ザクロ)の実、その4。

2017年10月30日 19時28分51秒 | お花に関する日記




 本日10月30日は、ロシア皇帝ニコライ2世が十月詔書に署名した日で、アメリカでオーソン・ウェルズ演出のラジオドラマ『宇宙戦争』が放送されて本物のニュースと勘違いした人が大パニックにおちいった日で、アンネ・フランクと姉のマルゴット・フランクがアウシュヴィッツからベルゲン・ベルゼンへ移送された日で、ソ連が史上最大の水爆実験を実施した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十八度。最低気温は十一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





 上の写真に写っている実は、「柘榴(ザクロ)の実」です。
 柘榴の実に関しては、2013年12月02日の記事2011年10月23日の記事2009年10月30日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
 2013年と2011年と2009年の柘榴の実の記事です。



 柘榴のお花の色は朱赤や淡紅や橙色や桃色、黄白などで、お花の花言葉は「円熟した大人の関係」です。
 柘榴の実は形が面白いのか生け花によく使われるみたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雫が岩に穴を開けるのはその力ではなく何度も落ちることによってである。

2017年10月30日 14時34分20秒 | サッカーに関する日記




 昨日はJ2は第39節の日。
 我らがファジアーノ岡山は、アウェ―のShonan BMW スタジアム平塚で湘南ベルマーレ様と対戦でありました。
 結果は1-1で引き分けでありました。
 得点したのは、大竹洋平選手であります。



 湘南ベルマーレ様。優勝おめでとうございます。
 今期の湘南ベルマーレ様は見事な戦いっぷりでありました。
 来季は是非ともJ1で暴れてくださいませ。



 ファジアーノ岡山は昨日の試合でプレイオフ進出の望みが断たれました。
 悔しい。悔しいです。
 しかしファジアーノ岡山の今期の偉大な冒険の旅はまだ終わっていません。
 最後まで走りましょう。 
 最後まで走りきりましょう。


 次も楽しい試合が観たいです。
 期待していますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『パフューム ある人殺しの物語』

2017年10月30日 12時55分54秒 | 映画・ドラマに関する日記






 昨日の夜は、映画『パフューム ある人殺しの物語』のDVDを観ていました。

 舞台は18世紀のフランス。
 パリの魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユは素晴らしい嗅覚の持ち主。
 なめし革の職人の下で働いていた彼は、街で素晴らしい香りに出会う。
 その香りを自分のものにしたいと思ったグルヌイユは調香師バルディーニに弟子入りするのだが……。


 監督は、トム・ティクヴァ。
 主演は、ジャン=バティスト・グルヌイユ。
 共演者は、ダスティン・ホフマンやアラン・リックマンやレイチェル・ハード=ウッドなど。
 パトリック・ジュースキントの小説『香水 ある人殺しの物語』を映画化した作品で、サイコスリラー映画です。




 背徳に満ち溢れたお話です。
 怖い構図の映像が満載。気味が悪い。ぞくぞくします。
 でも美しく魅せるシーンは見事に美しいのです。
 醜いシーンはどぎついほど醜い。メリハリよく見事に表現しています。

 マジックリアリズム的な表現です。
 変。変だけどはまる。 

 ラスト一つ前には吃驚させらるのたけれども、ラストシーンも吃驚。
 観た人がどん引きしても上等と言わんばかりの暴走っぷり。


 面白いですよ。
 怪作であります。
 お勧めですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君の中には君に必要な全てがある。太陽もある。星もある。月もある。君の求める光は君自身の内にあるのだ。

2017年10月30日 11時30分20秒 | サッカーに関する日記



 私の名は狐。
 嘗てはしがない看板屋に勤めていた平凡な一市民であり退屈な日常と戦い続ける懸垂幕書きの生活者であった。
 だが或る夜、ファジアーノ岡山がJ2入りを目指してJFLを戦っているという新聞記事を読んだ事が私の運命を大きく変えてしまった。
 地元の名前を冠したチームがJリーグ入りを目指しているという記事を読んだ翌日から世界はまるで開き直ったかのごとく其の装いを変えてしまったのだ。

 いつもと同じ町、いつもと同じ角店、いつもと同じ公園。
 だが何かが違う。
 路上を行き交う人々は輝いて見え、建売住宅の庭先に聞こえるピアノの音は歓喜に満ち、牛丼屋のカウンターで慌ただしく食事をする人達が愛おしく思える。
 此の町は、否、此の世界は光り輝く世界となった。

 一年を経ずしてファジアーノ岡山はJFLを駆け抜けてJ2に昇格した。
 ファジアーノが一年でJFLを抜けてJ2に昇格するなど誰が予想し得たであろう。
 『FROM OKAYAMA TO J LEAGUE』のチームスローガンは一年で終わった。
 しかしファジアーノとファジサポにとってJ2昇格は新たなる始まりに過ぎなかった。
 アマチュアリーグを卒業したその日からファジアーノとファジサポの生き延びる為の新たなる戦いの日々が始まったのである。

 奇妙な事にプロスポーツ不毛の地と呼ばれた岡山でファジアーノ岡山はJ2の猛者チームにコテンパにされながらもJ2の中で多くの観客動員数を誇っていた。
 そして更に奇妙な事に岡山県民である事を自虐的に語る事が多い岡山人達が「岡山大好き💛」とすら言い出し始めたのである。
 当然、ファジサポ達は岡山県の誇りという大義名分の下にファジアーノの応援に熱を込めた。

 初年度はJ2最下位に沈む。
 2年目は17位に終わった。
 或る者はなかなか勝てないファジアーノに業を煮やし、恐らく欲求不満の解消の為であろう、時折カンスタで的を外した野次を放った。
 何が不満なのか知らんが実に可愛くない。全く可愛くない。
 しかし今のファジアーノはJ1昇格プレイオフに進出してJ1にあと一歩というところにまで成長した。
 今期、ファジアーノ岡山はプレイオフ進出を逃してしまったが世界は続くし人生は続くしファジアーノ岡山は存続していて来期以降も歴史を積み重ねていく。
 ファジアーノ岡山は我等と共に在るのだ。


 或の運命の夜からどれ程の歳月が流れたのか。
 今、我々の築きつつある此の世界に殺伐とした雰囲気は無用だ。
 我々はJ2の過酷なサバイバルを生き抜き、J1、更に其の先の世界の舞台での栄光をいつか実現するだろう。


 嗚呼、選ばれし者の恍惚と不安、共にファジアーノにあり。
 岡山県民の未来が一重にファジアーノの双肩にかかっていることを認識する時、眩暈にも似た感動を禁じ得ない。




   狐著 ファジアーノ岡山前史第1巻 JFLを越えて 序説第3章より抜粋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする