狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

花無心にして蝶を招き 蝶無心にして花を尋ねる 花開く時蝶来たり 蝶来る時花開く 知らずして帝則に従う

2018年03月05日 22時52分53秒 | 季節の御挨拶



 本日3月5日は、聖武天皇が国分寺・国分尼寺建立の詔を出した日で、空海が嵯峨天皇から東寺を下賜された日で、ボストン虐殺事件が起こった日で、徳川慶喜が江戸城無血開城に伴い江戸城を出て上野寛永寺に移った日で、ハワイ国王カラカウアが来日した日で、治安維持法に反対していた山本宣治・元衆議院議員が右翼団体・七生義団の黒田保久二により刺殺された日で、團琢磨が日本橋の三井本館前で血盟団員により射殺された日で、国家社会主義ドイツ労働者党・ナチスと国家人民党の与党が国会議員の過半数を獲得した日で、ソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンの重体(実際は同日死亡)の報道により軍需株を中心に世界中の株式市場が暴落した日で、日本赤十字社、日中友好協会、日本平和連絡会と中国紅十字会が北京で日本人居留民帰国問題に関する共同コミュニケ・北京協定を発表して中国大陸からの引揚げが再開された日で、日本SF作家クラブが発足した日で、巫女の日で、珊瑚の日です。

 本日の倉敷は雨が降っていましたよ。
 最高気温は十六度。最低気温は八度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。



 春は曙。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
 漸く暖かくなってきましたね。
 哀れ、冬将軍様の天下は終わった。春はやってきていますよ。
 河津桜がお花を咲かせはじめています。
 雀とメジロと鳩が三つ巴の縄張り争いをはじめました。
 皆様。春がやってきていますよ。
 浮かれちゃいましょう浮かれちゃいましょう。
 春なのですから。

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虚言は真実でないばかりか常にその内に争いを持っている。

2018年03月05日 21時44分56秒 | その他の日記
 




 朝日新聞は社説で、『先月のスイスでの国連人権理事会で、戦時下の性暴力の問題が取り上げられた際、韓国政府が慰安婦問題に言及した。それについても日本政府は、合意違反だとして反論した。合意は、国際社会での互いの非難を控えることをうたっているが、それは史実について一切持ち出さないという取り決めではない。戦時下の性暴力問題については、日本政府も取り組みを表明しているはずだ。』と述べていますが、韓国政府が嘘を述べていたから反論しただけです。
 韓国政府が述べた事柄は史実ではありません。明らかな嘘を述べるのならば反論すべきです。
 朝日新聞社は韓国政府が述べた事実とは異なる嘘を今も肯定しているのですか?
 朝日新聞社は膨大な資料が存在しているにもかかわらず今もそれらの資料を無視し続けるのですか?
 朝日新聞社は明らかな嘘を事実と認めろと主張するのですか?

 朝日新聞は、『互いに隣国を無用に刺激しないよう細心の注意を払いながら歴史問題を管理する。その努力を重ねてこそ、日韓がともに未来に進むことができる。』と社説で書いていますが、朝日新聞こそが嘘と捏造の記事で日韓の関係をずたずたにしてきました。何で他人事のように述べているのですか?

 朝日新聞社は、『文氏の演説について日本政府は、慰安婦問題の日韓合意に違反していると反発している。合意の順守を求めるのは当然だが、一方で、ことさら合意を盾に歴史問題の論議を封じようとするのは適切ではない。』と述べていますが、事実と異なることを主張するならば反論するのは当然でしょ。
 それとも朝日新聞社は、嘘や出鱈目の歴史を認めろと主張するつもりですか?
 歴史の真実と向き合わずに無視し続けたなら、そこに何が生まれるのですか?
 歴史と向き合わないならば、戦時下の性暴力の問題の議論は確実に歪みますよ? それでも良いのですか?

 朝日新聞は、社説で『日本がかつて国策を誤り、アジアに多大な苦痛を与えたのは歴史の事実である。』と述べていますが、戦前の日本を戦争に導いた勢力の中枢に朝日新聞はいましたよ?
 何故に他人事のように書いているのですか?
 朝日新聞社の戦争責任についてどのように思っているのですか? そもそも朝日新聞社は戦争責任を何も取っていませんよね?
 そして戦前と同じ手法で今も報道しているのは何故ですか?
 朝日新聞社は太平洋戦争の反省をしているのですか?

 事実を無視し、延々と日本と隣国の仲を裂く記事を書き続けるのは何故ですか?
 再び日本を戦争に向かわせたいのですか?

 朝日新聞社は、責任を取ってください。
 お願いします。

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『ヘルタースケルター』/岡崎京子

2018年03月05日 20時08分51秒 | 漫画・ゲームに関する日記




 昨日の夜は、岡崎京子の漫画『ヘルタースケルター』を読み返していました。

 ファッションモデルのりりこは、誰もが憧れる美貌で人気者。
 しかし彼女の美貌は骨格・目玉・爪・髪・耳・性器以外を全て整形手術で作り替えられた人工的なもの。
 しかも定期的にメンテナンスを受けないと肉体が崩壊してしまう。
 拒絶反応を防ぐための免疫抑制剤や痛み止めの副作用やトップモデルとしての仕事のストレスで、りりこは心身共に蝕まれていく……。
 美容クリニックの違法行為を探る者。
 侍らせていた大金持ちの御曹司の裏切り。
 生まれながらに美しい新人の後輩。
 崩れゆく自らの美貌。
 誰もが自分のことを知っているスターとして降りることのできない立場。
 破滅の予感が現実のものとなった時、りりこが選択したものとは? 






 今まで読んだ漫画の中で私のベスト1を選ぶとしたら『ヘルタースケルター』か同じく岡崎京子の『リバーズ・エッジ』のどちらか。その位この漫画は好きです。
 映画化されていますね。映画は観ていません。

 人の欲望を描いた作品です。
 そして怖いお話であります。
 主人公は、栄光の頂点にいるようでいて実は自分自身が大衆の消費物あることを知っている。
 自分の人気はやがて無くなり忘れ去られるか嘲笑されるかのどちらかであることが分かっていて、それでも死に物狂いで抗い続ける。
 その姿を冷徹な視点で臓腑を抉るように描いていきます。
 絶望とほんのちょっぴりの希望。


 面白いですよ。
 お勧めですよ。

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