擬宝珠（ギボウシ）その１０。

　６月２日は、菅原道真が『類聚国史』を撰進した日で、朱全忠が大梁国を建国した日で、倶利伽羅峠の戦いがあった日で、ジャコバン派の群衆が国民公会を包囲してジロンド派幹部の議員２９名と大臣２名の追放と逮捕を議決させた（ジャコバン派による独裁・恐怖政治が始まり）日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十七度。最低気温は十六度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



　上の写真に写っているお花は、「擬宝珠（ギボウシ）」です。
　擬宝珠のお花に関しては、２０１７年６月２日の記事や２０１６年６月１３日の記事や２０１５年５月２２日の記事や２０１４年６月１６日の記事や２０１３年６月４日の記事や２０１２年６月１７日の記事や２０１１年６月１６日の記事や２０１０年６月１９日の記事や２００８年８月３０日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１７年と２０１６年と２０１５年と２０１４年と２０１３年と２０１２年と２０１１年と２０１０年と２００８年の擬宝珠のお花の記事です。

　擬宝珠のお花の花言葉は、「静寂」です。

自分自身を曝け出せ。そうすれば持てる才能も明るみに出る。

　多分、間違っている。
　間違っていると思うのだけれども……。





　Ｊリーグの各チームは、戦術やその戦術を可能にする為の練習方法をレポートにして公開すべきなのではないか？
　そんなことをすれば色々とばれてしまう。というのは分かるのだけれども、それくらいのことをしないと戦術の話は日本に浸透しないのではないか？ そして戦術のレベルアップやブラッシュアップは不可能になるのではないか？
　シーズン前ではなくシーズン終了時に公開するならばダメージは少ないはず。

　チームの戦術が明瞭になるということはチームの方針も明瞭になるということです。
　そして、プロを目指す選手達はどのチームがどのような選手を求めているのかを明確に知ることができます。
　基準がはっきりします。

　さらにＪリーグの各チームの戦術とその戦術を可能にする為の練習方法が公開されると、サッカーの戦術ヲタク達は大歓喜して精査するはずです。
　そうなるとＪリーグの各チームは戦術面でも厳しい目が向けられることとなり競争が生まれると思うのですよ。
　指導者の競争がより緻密に精密になって激化すると思うのですよ。
　ノウハウを曝け出すことになりますがノウハウのレベルアップやブラッシュアップに繋がるはずです。

　これは経営面でのノウハウや戦略面でのノウハウでも同じことが言えます。
　曝け出して精査してもらう。喜々として精査する人は大勢いると思いますよ。
　そこで駄目な所を指摘してもらったら改善する。
　褒めてもらった部分はどんどん伸ばしていく。


　ま、でも、こういったことは勇気がいることだろうと思いますよ。
　難しいことだと思いますよ。


　でも、やってみてもよいように思えるのですよ。
　どうですかね？

The Remembering (High the Memory)

　昨日の夜は、ＹＥＳのアルバム『海洋地形学の物語』を聴いていました。


　収録されている曲は、

　　１　神の啓示 - The Revealing Science of God (Dance of the Dawn)
　　２　追憶 - The Remembering (High the Memory)
　　３　古代文明 - The Ancient (Giants under the Sun)
　　４　儀式 - Ritual (Nous sommes du soleil)

　の４曲です。


　各曲とも約２０分の大作。
　約２０分の大作の曲を４曲並べるというかなりふざけた編成のアルバムです。
　約２０分の曲が４曲並んでいるだけでも身構えてしまうのですが、曲の歌詞も難解で初見で理解しようとするとよほどのお方でない限り頭がパンクします。
　初期のＹＥＳの特徴である緊迫感に溢れた疾走感はありません。


　私は最初にこのアルバムを聴いた時は「あかん。これはあかん。分からん」と匙をお空の彼方に高く高く放り投げたものでした。
　しばらく経って再びこのアルバムを聴いてみると「これはこれでＹＥＳじゃん」と思い直したものです。
　最初は頭で理解しようとして匙を投げ、２回目は何も考えずにリラックスして聴いていたのです。
　リラックスして聴いていると物凄く心地良いアルバムです。

　雄大で神秘的で優雅で美しい。
　自然と一体化したような不思議な心地良い気分に浸れます。

　曲のメッセージを正確に掴むのは難しいですが、よいじゃん、はっきりと分からなくても。
　正確に掴んだほうがより深く楽しめるのかもしれませんが、心地良い気分に浸れるので私は今のところはそれだけで充分です。


　お勧めはしませんが、このアルバムを聴いて匙を投げたお方はもう一度リラックスしてこのアルバムを聴いてみては如何？ と思う次第であるのです。

『おじさまと猫』第１巻／桜井海

　昨日の夜は、桜井海の漫画『おじさまと猫』の第１巻を読んでいました。

　ペットショップで売れ残っていた一匹の成猫。
　日に日に値段が下げられて、見向きもされず、諦めていた猫の前に一人のおじさまが現れる。
　そして……。

　猫様とおじさまの日常を描いたお話であります。




　このお話の猫様とおじさまの関係は、他に置き換えることができるのです。
　それ故に、心に直撃するお方が多いと思います。
　猫様あるあるを描いているふりをして別の何かを描き出そうとしているのかもしれません。


　面白かったですよ。
　楽しめました。

中傷される人間は二重に傷つけられる。第一に中傷を言う人間によって、第二には中傷を信ずる者によってである。

　学校法人・森友学園が取得を予定していた国有地のごみの撤去費用は、国有地で学園が計画していた小学校の建築工事を請け負っていた建設業者の見積もりだと約９億８千万円であったそうです。
　この試算は、大阪地検特捜部に提出されていて大阪地検特捜部もこの試算に合理性を認めているそうです。
　もし、学校法人・森友学園が取得を予定していた国有地を買うとするならば、土地の評価額＋ごみの撤去費用の約９億８千万円かかるということになります。
　これがその土地に最初からごみが埋まっていると明言されているならば、構わないのです。
　しかしごみが埋まっていないという前提で交渉が行われて、途中でごみが埋まっていたと判明したならば或いは交渉が成立した後でごみが埋まっていたと判明したならば、ごみの撤去を国で行うかごみの撤去費用を値引きするかどちらかをしないと訴訟を起こされることになります。
　学校設立のスケジュールはタイトで国がごみの撤去を行った場合に学校設立のスケジュールを遅らせたならばやはり訴訟を起こされることになります。


　朝日新聞社をはじめとした各メディアが最初に報じた「森友学園側は不当に安い金額で土地を取得したのではないか？」という疑義は完全な誤報なのです。

　そもそもあの土地は約９億５０００万円では売れないのですよ。
　森友学園側も最初は９億５０００万円では高すぎるから１０年以内に土地を購入する前提の特約付き借地契約なのですよ。
　その後でさらに地中からごみが出てきたのですよ。
　産業廃棄物が埋まっている土地を約９億５０００万円で売れと？
　無理でしょ。
　あの土地が約９億５０００万円で売れるはずはありません。
　ごみの撤去作業の費用を差し引いた金額は妥当な金額です。
　下手をすれば国が３０００万円を支払ってあの土地を学校法人・森友学園側に渡さなければならなかった可能性さえあります。
　或いは訴訟を起こされていた可能性もあります。その場合の損害賠償額は莫大な金額となるはずです。



　朝日新聞社をはじめとした各メディアが最初に報じた「森友学園側は不当に安い金額で土地を取得したのではないか？」という疑義は完全な誤報なのです。
　そして朝日新聞が２０１７年５月９日の記事で『学園の籠池泰典・前理事長は８日夜、取得要望書類として提出した小学校の設立趣意書に、開設予定の校名として「安倍晋三記念小学校」と記載したことを朝日新聞の取材に認めた。』と報道したのも誤報です。
　黒塗りにされていた部分が開示されて、そこに書かれていたのは「安倍晋三記念小学校」ではなく「開成小学校」であると判明しています。

　何処に首相が関与しているのですか？
　延々と各メディアと各野党は騒ぎ続けてきましたが、何処で首相が関与したと述べるつもりなのですか？　


　この件は騒ぎになる前に調査を行った人達がいて、その人達は「首相の関与を示すものは存在しない」と述べていましたよ？
　そして国有地売却の経緯を倫理立てて説明していましたよ？

　各野党と各マスメディアはまだ騒ぎ続けるつもりですか？
　値引きの根拠は示されていますよ？