狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ドクダミその10。

2018年06月10日 23時48分33秒 | お花に関する日記




 本日6月10日は、高句麗の遺民1799名を武蔵国に移して高麗郡を設置した日で、北条義時追討を命ずる後鳥羽上皇の院宣を受けて北条政子が鎌倉武士団に団結を訴える演説を行った日で、倒幕挙兵討伐のために丹波に入っていた足利尊氏が後醍醐天皇に応じて倒幕を決意して挙兵した日で、南朝方の北畠顕家が北朝方の高師直に敗れ戦死した日で、義和団の乱鎮圧のため日米英独仏伊墺露の8か国連合軍が北京へ侵攻を開始した日で、日仏協約が調印されて清の独立・領土保全が約束されて清国内の両国の勢力範囲が確認された日で、国家社会主義ドイツ労働者党ナチスが率いるドイツがラインハルト・ハイドリヒ暗殺の報復としてチェコのリディツェで住民を虐殺した日で、国家社会主義ドイツ労働者党ナチスが率いるドイツの武装親衛隊がフランスのオラドゥール=シュル=グラヌで住民642人を虐殺した日で、国家社会主義ドイツ労働者党ナチスが率いるドイツのSS警察部隊がギリシャのディストモで住民218人を殺害した日で、東京国際空港でジェイムズ・ハガティ米大統領報道官の一行がデモ隊に包囲されてアメリカ海兵隊のヘリに救助された日で、カンボジア共産党ポル・ポト派の指導者ポル・ポトが腹心のソン・セン国防相とその家族の殺害を命令した日で、時の記念日です。

 本日の倉敷は曇り時々雨でありました。
 最高気温は二十二度。最低気温は二十度でありました。
 明日は予報では倉敷は雨が降ったりやんだりするとなっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。




 上の写真に写っているお花は、「ドクダミ」です。
 ドクダミのお花に関しては、2017年6月4日の記事2016年6月6日の記事2015年5月26日の記事2014年6月23日の記事2013年6月14日の記事2012年6月7日の記事2011年6月9日の記事2010年6月13日の記事2009年6月4日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2017年と2016年と2015年と2014年と2013年と2012年と2011年と2010年と2009年のドクダミのお花の記事です。


 ドクダミのお花の花言葉は、「白い追憶」です。


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不正な手段を必要とするような目的は、正当な目的ではない。

2018年06月10日 21時02分40秒 | その他の日記





1917年11月7日。
場所はペトログラード。

十二月党員の孫娘が通りが騒がしいことに気付く。
召使いを様子見に遣ると、召し使いはすぐに戻ってきて報告する。
「革命だそうでございます」
「革命ですって? なんと素晴らしいことでしょう。私のお爺様も革命家だったわ! それで彼らは何を要求しているのかしら?」
「ロシアから金持ちがいなくなるように、だそうです」
「それはおかしな話ですわね。お爺様はロシアから貧乏人がいなくなるように願ってらっしゃったのに」




或る時、天国で神様が思い立った。
久々に人間達に下界の様子を見せてやる事にしたのだ。
集まった人々の中にはマルクスが居たので、神様は気を利かせてソ連・中国・北朝鮮の現状を見せてやる事にした。

映し出される光景にマルクスは爆笑。
腹の皮がよじれるほど笑い転げた。
そして映像が終わると誇らしげに周りの人間に語った。
「見給え! あの没落振りを。私の言った通りだろ? 共産主義を信じてればあんな風にはならなかったんだ!」












 共産主義の社会体制では富の再配分は平等でなければならないとしています。
 しかし、「平等とは何か?」或いは「平等の定義は?」という疑問に対しての答えは人それぞれです。
 普通はこの疑問に対する答えで満場一致はあり得ません。
 しかし共産主義の社会体制では、万民が考える平等でもって富の再配分が成されなければなりません。
 代表者を選出して代表者に価値観を決めてもらう……という方法は価値観の合わない人を無視することになります。
 平等に富の再配分をしているつもりでも、常に不満な人は出てくるのです。
 それでは平等に富の再配分をしているとは言えません。
 共産主義はこの点が全くクリアできていないのです。
 平等とは何か? この問いに答えを出すことができずにいるのに、富の再配分は平等でなければならないとしているのです。


 人はそれぞれ価値観が違います。
 価値観が違うのは当たり前なのです。
 しかし、共産主義では価値観が統一されなければ社会体制は成立しません。
 多様性を無視しなければ共産主義の社会体制は成り立たないのです。

 人の価値観の違いが存在するという問題に対して多くの共産主義国は、共産党の首脳部が考える価値観が全て正しいとしそれ以外の価値観は悪であるとしました。
 共産党の首脳部が考える価値観を社会を構成する人達に押し付けることで価値観の統一を図りました。
 そして異論を唱える者は徹底して弾圧しました。
 そうしなければ価値観はまとまらないとしたのです。



 ソ連では2000万人、中華人民共和国では6500万人、ベトナムでは100万人、北朝鮮では200万人、カンボジアでは200万人、東欧では100万人。
 共産主義者はこれだけの人を殺しました。
 この数は第2次世界大戦の死者の数を超えます。
 共産主義者達は弾圧でこれだけの人を殺しました。
 価値観の統一の為に異論者を殺しました。



 価値観を完全に統一しなければ成立しない社会体制というのは無理なのですよ。
 共産主義の社会体制は価値観を一方的に押し付ける社会しか作れないのですよ。
 それは人間の尊厳や自由を奪うものでしかないのですよ。


 日本共産党は、政権を取った時に独裁にならないという保証を日本国民に示していますか?
 日本共産党は、政権を取った時に日本を軍事国家にしないという保証を日本国民に示していますか?
 日本共産党は、政権を取った時に異論者に対して弾圧を行わないという保証を日本国民に示していますか?
 いまだに共産主義を掲げている政党ならば最低でもそのくらいのことはすべきであると私は思うのです。

 共産主義は独裁と親和性が高いのです。
 日本共産党は独裁や暴力とは無縁である為にはどうすべきか、について具体的で実現可能で詳細で厳しい方法論を日本国民に提示して実践しないと日本国民から信用されない。と私は思うのでありますよ。


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『リバーズ・エッジ』/岡崎京子

2018年06月10日 14時11分00秒 | 漫画・ゲームに関する日記








惨劇は突然起きる訳ではない。
そんなことがある訳ない。
それは実はゆっくりと徐々に用意されている。
進行している。

アホな日常
退屈な毎日のさなかに。

それは―

そしてそれは風船がぱちんとはじけるように起こる。
ぱちんとはじけるように起こるのだ。

『リバーズ・エッジ』/岡崎京子









 昨日の夜は、岡崎京子の漫画『リバーズ・エッジ』を読み返していました。
 『リバーズ・エッジ』という漫画は、私が今まで読んできた漫画の中で多分一番好きな漫画であります。
 また、「漫画は面白いけど、小説に比べて内容が薄いなあ」と、かつて愚かにも思っていた私の認識を粉々に砕いてくれた作品でもあります。
 今では漫画も大好きな人間となりました。
 岡崎京子の作品では、『pink』や『ヘルタースケルター』も好きです。

 この『リバーズ・エッジ』、粗筋を紹介するのは結構難しいです。
 現代を生きる若者達(主人公は高校生の少女です)の絶望と虚無と愛情と嫉妬と憎悪と断絶と許容の物語……。
 う~ん。こう書いてもちょっと違う気もする。


 傑作であります!!
 機会がありましたら、是非是非読んでみてくださいませ!!
 おすすめでありますよ。


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