ダリアその７。

　本日８月２５日は、鎌倉幕府将軍・宗尊親王が京に送還されたのに伴って宗尊親王の子で3歳の惟康親王が将軍に就任した日で、ウルグアイがブラジルからの分離独立を宣言した日で、北里柴三郎がペスト菌を発見した日で、孫文・宋教仁らが国民党を結成した日で、羽田飛行場が開港した日で、第二次世界大戦でイギリスとソビエト連邦がイラン進駐を開始した日で、第二次世界大戦でパリの解放が完了した日で、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の発売が開始された日で、ベラルーシがソビエト連邦から独立した日です。

　本日の倉敷は晴れ時々曇りでありましたよ。
　最高気温は二十八度。最低気温は二十一度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。

　上の写真に写っているお花は、「ダリア」です。
　ダリアのお花に関しては、２０１８年８月２９日の記事や２０１５年７月３０日の記事や２０１４年５月５日の記事や２０１３年８月１１日の記事や２０１２年４月２６日の記事や２０１１年８月１３日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
　２０１８年と２０１５年と２０１４年と２０１３年と２０１２年と２０１１年のダリアのお花の記事です。

　ダリアのお花の花言葉は、「華やかな恋」です。

『こえをきかせて』

　昨日の夜は、映画『声を聞かせて』のＤＶＤを観ていました。

　ファッションモデルのハルカは、仕事が無くなりつつあって焦っている。

　ある日、ハルカは食事制限をやり過ぎて撮影中に気を失ってしまう。

　その仕事帰りに精肉店に立ち寄った彼女の頭の中に、店主・安春の声が聞こえてくる。

　不審感と恐怖に怯えるハルカだったが……。

　監督は、いまおかしんじ。

　出演者は、渡辺万美、吉岡睦雄、今川宇宙、長屋和彰、古藤真彦、広瀬彰勇、丸純子、川瀬陽太、など。

　コメディ映画だと思っていたのです。

　コメディ映画ではあるのです。

　しかし、コメディ映画であると同時に凄くえっちい……。orz。

　まさか凄くえっちい映画であるということに気が付かなかった。orz。

　現状に行き詰っていてじり貧に陥っている人達のお話であります。

　であるならばですよ。

　もう少しシナリオの段階で整理すべきだと思うのです。

　或いは、えっちい映画であることを前面に出すのならば、テレパスという設定をもっと有効に使うべきだとは思うのです。

　しかしですよ。

　えっちい映画であるのならば、御託というものは不要なのかもしれません。

　えっちいことこそ全てなのかもしれません。

　よく分かんないや。

　設定は面白そうなのだけれども、シナリオの段階で上手くお話が整理できていません。

　終盤の急展開は……、あれは行き過ぎなのでは？ 

　あのような刺激的な展開にもっていかなければならなかったことこそ、シナリオの段階で上手くいっていないと言えるのだと思います。

　そしてあのオチ……。あれは通常は禁じ手なのでは？ 

　もっと面白いコメディになった可能性はあった思うのです。

　その意味では残念です。

　でも、えっちい映画なのだから、OKなのかな？ 

　そこはよく分かんないや。

Wheel of Fortune

　
　世界は常に動き続けている。
　天秤は常に揺れ動いている。

　新たな冷戦が始まっている。
　新しいシステムが導入され、最新のプログラムが稼働する。
　パワーバランスが揺らいで、世界は震えて軋み亀裂が走る。
　そこに正義は存在しない。純粋な力だけで事は決定される。
　しかし、その力は単純な腕力だけではない。複合的な力だ。

　新たなシステムは世界中に根を伸ばして、複雑に絡み合う。
　それぞれがお互いに支えあいながら殴りあう。
　生き残る為に。支えながら力一杯で殴りあう。

　局地に現れている現象の多くは新たなバランスを決める過程から起こっている。
　その動きは、加速している。均衡を求めて崩壊を避ける為に生き残りを賭けて。

　観測されるものは全てがメッセージ。情報は駆け巡り、殴り合いの交渉が続く。
　したたかに粘り強く騙し合い信じあいあらゆる手を使い脅し宥め擦り合わせる。
　お互いが豊かになる関係を構築するものもあればどちらかが滅するものもある。
　新たなる均衡を求めて秤は揺れ続ける。
　打つ手を間違えれば亡びが待っている。

　新たなる均衡は生贄を求めて揺れ動く。

　運命の車輪は回る。

　ゆっくりとしかし確実に速度を増している。

　逆に戻ることはない。

　錨は引き上げられよう。

　天秤は揺れ動く。

　砂塵が舞い上り渦を巻く。
　焔はちろちろと舌を伸ばして時を待っている。
　綻びは亀裂を招く。

　亀裂は崩壊を呼んでいる。



　無垢なだけならば無垢なるが故に報いを受けて押し潰されることになる。