狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

アンスリウムその8。

2019年08月28日 23時45分30秒 | お花に関する日記




 本日8月28日は、西ローマ帝国の将軍オレステスが皇帝ネポスを追放して政府の全権を掌握した日で、第2次主教戦争のニューバーンの戦いがあった日で、土佐藩の中岡慎太郎が京都で倒幕浪士軍・陸援隊を組織した日で、ズールー戦争に敗れたズールー王国の国王セテワヨ・カムパンデがイギリス軍に拘束された日で、独ソ不可侵条約締結を受けて平沼騏一郎首相が「欧州情勢は複雑怪奇」と声明し内閣総辞職した日で、デンマークでナチス・ドイツによる占領に反対するゼネラル・ストライキが始まった日で、占領軍の先遣隊が厚木基地に上陸して横浜市に連合国軍最高司令官総司令部の本部を設置した日で、アメリカワシントンで行われた人種差別撤廃を求める市民集会でキング牧師が有名な「I have a dream」の演説を行った日で、全身に大やけどを負ったソ連サハリン州の3歳のコンスタンティン・スコロプイシュヌイが超法規的措置により札幌市に緊急搬送された日で、ゴトゥーザ様のお誕生日です。

 本日の倉敷は雨でありましたよ。
 最高気温は二十六度。最低気温は二十四度でありました。
  明日は予報では倉敷は曇りとなっております。




 上の写真に写っているお花は、アンスリウムです。
 アンスリウムのお花に関しては、2018年12月16日の記事2016年12月27日の記事2015年8月30日の記事2014年9月20日の記事2013年6月27日の記事2012年8月6日の記事2009年5月21日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2018年と2016年と2015年と2014年と2013年と2012年と2009年のアンスリウムのお花の記事です。


 アンスリウムのお花の花言葉は、「強い印象」です。



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地獄は善意で敷き詰められている。

2019年08月28日 22時13分29秒 | その他の日記



 大東亜共栄圏構想の源流は汎アジア主義にあります。
 アジアの国々と連携しアジアの国々の近代化を助けつつアジアの国々と協力して西欧列強に対抗しよう、という当初の構想は、実行段階で変質していきました。

 汎アジア主義とは別に大陸国家にかかわりを持たず、日本は海洋国家として海洋国家と連携して防備を固めるべきだとする勢力も我が国には存在していました。
 しかし、この勢力は日英同盟を締結するところまでは機能していましたが、その後は消え去ってしまいました。
 それ故に大陸国家の論理に飲み込まれ当時の最強の海洋国家と対立することになったのです。

 大陸国家と海洋国家では考え方が全く違ってきます。
 我が国は海洋国家として他の海洋国家と連携すべきです。
 海と空を盾とする海洋国家として戦略を立てるべきです。
 大陸国家に手を出すべきではないし大陸国家と緊密に関わる必要はありません。
 そのようなことをすれば大陸国家の論理に飲み込まれてしまいます。
 我が国は海洋国家として生きればよいのですよ。

 汎アジア主義の焼き直しは、大東話共栄圏構想の復活となる可能性があります。
 善意で始めたことが大きく歪んでいく、ということはよくあるのですよ。
 私達が善意であると思っていることも、相手にとっては余計なお世話、ということもよくあることなのですよ。
 論理が噛み合わないのならば、無理して付き合う必要はありません。

 我が国は海洋国家として他の海洋国家と連携することを第一とすべきだ、と私は思うのであります。


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『SANJU サンジュ』

2019年08月28日 13時20分39秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『SANJU サンジュ』のDVDを観ていました。

 ボンベイ高等裁判所は1993年のボンベイ連続爆弾テロ事件に関連して、ボリウッドのスター俳優サンジャイ・ダット(サンジュ)に対して武器の不法所持で懲役5年の有罪判決を下した。
 サンジュはボンベイ連続爆弾テロ事件に関わったテロリストであると世間では認識されている。
 サンジュの妻マニヤタは、伝記作家ウィニーを招き、サンジュが収監されるまでの1か月間で夫の本当の姿を伝記に記して欲しいと依頼する。
 ウィニーは、世間でテロリストと認識されているサンジュの伝記の執筆に消極的。
 サンジュの過去を知る不動産業者ズビンからも依頼を断るように忠告される。
 しかし、彼女はサンジュが真実を語ろうとしていることを確認し、マスメディアが述べていることとサンジュが語ろうとしていることに違いがあることを認めて、彼のインタビューを引き受ける……。

 監督は、ラージクマール・ヒラーニ。
 出演者は、ランビール・カプール、アヌシュカ・シャルマ、ソーナム・カプール、パレーシュ・ラーワル、マニーシャー・コイララ、ビッキー・コウシャル、ボーマン・イラニ、など。
 インドの国民的スターで「サンジュ」の愛称で親しまる実在の俳優サンジャイ・ダットの人生を描いた映画でインド映画であります。




 サンジュは、銃の不法所持の罪については認めています。
 その上で、マスメディアによって捻じ曲げられた事実を正そうとします。

 父親と息子の物語であり、親友との友情のお話でもあります。

 マスメディアが流す情報はあまりにも大量なので間違った情報が流れたら人々はそれを信じてしまいます。
 嘘やデマを正すことは容易ではありません。
 この物語でも最後までマスメディアが流した嘘や間違いが正されることはありません。
 嘘やデマは蔓延る力が強いのです。
 それでも自分の尊厳は守らなければなりません。
 そんなサンジュの戦いが描かれています。


 面白かったですよ。
 楽しめました。


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政治における最悪の態度は、決定を行い得ない態度であり、さらに悪いのは、相矛盾する決定を行うことである。

2019年08月28日 10時35分23秒 | その他の日記




 第二次世界大戦後の世界を二分した西側諸国のアメリカを盟主とする資本主義・自由主義陣営と東側諸国のソ連を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造である冷戦が1991年のソビエト連邦共産党解散を受けた全てのソビエト連邦構成共和国の主権国家としての独立と1991年12月25日のソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフの辞任によってソビエト連邦が解体されたことで終結した時、日本の社会主義社会の実現を信じていた人達や日本の共産主義社会の実現を信じていた人達は、もっと真剣に社会主義や共産主義について自問自答しなければなりませんでした。
 中国共産党でさえ経済政策部門で共産主義をかなぐり捨てなければならなかったその意味を、日本のリベラルと呼ばれる集団や共産主義者達は真剣に考えなければなりませんでした。
 いまだ共産主義を掲げている国がどのような惨状となっているか、日本の左派集団や共産主義者達は調べ上げて他山の石とすべきでした。
 そして、社会主義陣営がどのような理由で崩壊していったのか? そのことを調べてその上で社会主義や共産主義の意義を捕らえなおす作業を日本の社会主義者や共産主義者はしなければなりませんでした。
 今のご時世で共産主義者が政権を取った隣国がどのような政策を取りどのような状況に陥ったかを分析して、自らの政策を磨き上げる作業を日本のリベラルと呼ばれる集団や共産主義者は行わなければなりませんでした。
 そして新たな冷戦構造で世界が動き始めている今、日本の社会主義者や共産主義者は日本で社会主義の社会や共産主義の社会を目指す意義を考え直す必要がありました。

 しかし、それをしないで、自分達の考えは常に絶対的に正しい、と認識しているから主張に矛盾が生じてしまいます。
 矛盾点が存在するならば、実務者になった時に矛盾点で実務が頓挫します。

 自分達の考えは常に絶対的に正しい、自分達の意見に同調しない者は悪である、という考え方は、ファシズムに走る可能性があります。
 多くの人達は、日本のリベラルと呼ばれている人達や社会主義者や共産主義者にその恐れを抱いているのです。
 社会主義や共産主義は独裁政治と親和性が高いのです。
 日本のリベラルと呼ばれている人達や社会主義者や共産主義者の攻撃性の高さは、多くの人に社会主義や共産主義の独裁政治との親和性を思い起こさせるのです。

 意見が異なる者達へ攻撃する前に自分達は何をすべきなのかを語るべきです。
 それも抽象論ではなく具体的に言葉に責任を持って。
 そして政策を磨き上げるべきです。
 理想論を述べ薔薇色の世界を夢見させて政権を取った旧民主党政権は、実務の面で破綻して公約を無視する行動をして批判を浴びて下野しました。
 私達はそのことを覚えているのです。
 理想を語ることは構いません。語ってください。
 しかし、理想を語るだけで実務の面で具体的な方法論を持っていないとしか思えないのならば、信用できないのですよ。
 そして語っている理想に矛盾点が存在するなら安心できないのですよ。
 実務の面で安心して任せられるレベルにまで到達しない限り、私達は安心して現在の野党に投票することは出来ないのですよ。

 だから、日本のリベラルと呼ばれている集団や社会主義者や共産主義者は、今の日本で自分達が掲げている主義の意義をきちんと述べてください。
 その上で、自分達の理想を実現するための具体的な方法論を述べてください。
 そして意見の異なる人達とその方法論で議論してください。
 正義はこの世界に無数に存在しているのです。
 あなた達の正義はその一つに過ぎません。
 日本のリベラルと呼ばれている集団や社会主義者や共産主義者は、意見の異なる人達を攻撃して貶める方法を取るのではなく政策で勝負してください。
 お願いします。



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