女性天皇と女系天皇の違いが分かっていないまま意見を述べる識者と称する人達がいて不思議なことよのぉ。と思っております。
そして何故に男系でなければならないのか分かっていない識者と称する人達がいてやはり不思議なことよのぉ。と思っております。
皇室乗っ取りを防ぐ手段であり女性を守る為の知恵でもあるわけです。
このような女性を守ることが目的である風習や制度は本邦には古来からたくさん存在していました。
しかし欲望が関係していて男性側の沽券に関わることである為に女性を守る為という名目を大っぴらにはしていません。
「神様が怒るから」という理由を付けて本来の目的を隠しています。
女性の側も本当の理由に気が付いていながら男性側の沽券に関わることを暴き立てる必要はないと判断して受け入れてきました。
しかしこれらの風習や制度は今では女性蔑視とされることが多く、廃止されるものが多いです。
これらの風習や制度の内で今は女性に対する危険性が低くなっているものは確かに多いです。
しかし100年後は? 或いは200年後は? 1000年後は? このまま状況が一切変わらないということが有り得るでしょうか?
これらの風習や制度は一度壊すと元に戻りません。消滅します。
これらの風習や制度が消滅したなら、泣く女性が出てくるでしょう。泣けるならばまだ幸せだと言える女性も出てくるでしょう。
私は人の欲望を甘くみる気はありません。
存在しているセーフティーネットを消滅させることは女性蔑視を無くすことに繋がるのでしょうか?
それとも全てを赤裸々に晒した上できちんと制度を組み上げて被害を無くすことを目指すのでしょうか? それは可能なのでしょうか?
疑問に思っているところなのでございます。