学名:Ilex rotunda 科名:モチノキ科 属名:モチノキ属
高木に分類されるものの、自然状態での成長は普通10m程度にとどまり、あまり高くならない。
明るいところを好む。葉は革質で楕円形やや波打つことが多く、深緑色。表面につやがある。
若い茎には陵があり、紫っぽく色づくことが多い。春4月に新芽を吹き、葉が交替する。
雌雄異株で、花は淡紫色、5月から6月に咲く。たくさんの果実を秋につける。果実は真っ赤な球形で
直径6mmほど。(Wikipedia 参考)
今回、写真撮影で注意してみると撮影のクロガネモチは、40年近くになります。
毎年剪定していますが、5mには達していません。
この団地では幹線道路の街路樹がクロガネモチです。この度は、剪定される時期が随分遅かったように
思います。私が持っているクロガネモチは毎年6月にします。丸坊主に、木も短くされますが、梅雨の時期が
来ると直ぐ芽を出し大きくなります。今年の幹線道路の剪定は暑い時期でしたので、大丈夫かと思いました。
案の定今年は、弱っている木は、短い枝に、少しの実がなっています。元気だった木は切ったところから
長い徒長枝を出し、また、この時期にも剪定が欲しい位です。実も、あるか無いかです。
異常気象が影響していることも考えられますが、剪定の時期も大事と思います。
どこで切っても生えてきますが,自然な仕上がりにするには、一箇所から細かい枝がたくさん出ているところ
で切るそうです。元々の剪定は4月だそうです。6月だと梅雨前なのでまだ間に合いますが
8月は一寸遅いですね。「西日本では野鳥が種を運び、庭等に野生えすることがある。」とありますが
確かにヒヨのエサになりますので、良く芽が出ています。
昨日撮影(今日の撮影は3枚)した場所は幹線道路から横に入ったところです。
この1本は特別でした。少しの条件の違いで同じ品種でも個体によって差が出ますね。