1昨年(2019)に300匹以上のイラガを駆除しました。昨年は6月末に葉の裏にビッシリ付いたものや2・3匹
付いたものの処理をしました。それから4・5日で結局、7・80匹は駆除したでしょう。
数日後、その場所からかなり離れたツリバナの木の2枚の葉の裏に見事にビッシリ整列した小さなイラガがいました。
結局、去年は100匹程度の発生だっでしょう。
今年も、サクランボばかり見ていました。といっても1番近い目の前に植えていますので、夏は葉で目隠しになって
います。家より1段低いところに植えていますので、サクランボは上から取ります。
発生時期は7~8月ごろに1度です。今年は1匹も出ないと安心していたところに、9月12日、急にサクランボの葉が
少なくなったと感じました。いました!葉の裏に兵隊さんのように並んでいます。1枚ずつ他の葉に触らないように
葉ごと切り、処分しました。死骸でも毒がありますので、直ぐゴミ袋に、葉が5枚ぐらいありました。
それ以後20日間経ちますがイラガは1匹も見ていません。
ところが、全部処理したと思っていましたら、葉に1匹黄緑の大きな幼虫がいました。イラガを退治した同じ日です。(12日)
何の幼虫かと(蛾とは思いましたが)虫かごに入れサクランボの葉も入れサクランボの木にぶら下げていました。
13・14日も食べたかどうか分かりませんが、葉も新しいものを入れておきました。小雨も降りました。
14日夜に幼虫を調べました。偶々、その日のお昼に、セスジスズメの撮影ができました。その時点では
セスジスズメの幼虫には黒と黄緑がいるとの情報でセスジスズメの幼虫と思っていました。
今日調べますとモモスズメかエドシモフリスズメに似ています。
セスジスズメ
モモスズメ
前置きが長くなりますが、記録として書いておきます。
9月15日、お買い物に行く前に、サクランボにぶら下がっている幼虫を見てみました。生きていました。
昨晩調べた時、ブドウの葉を食べる似た幼虫がいましたので、ブドウの葉も虫かごに入れました。
お買い物から帰ってブドウの葉を食べているかとのぞいてみましたら、虫かごの戸が簡単に開きました。
イモムシがいなくなっていました。戸の開け閉めが固かったので、きちんとはめていなかったみたいでそこから
転げて逃げたのでしょう。どこかでサナギになり蛾になっていることでしょう。モモスズメだったらキレイなのですが。
本題はここからです。
その日の夕方、息子が帰っていう事には「猫はどうした?」という言葉!「何のこと?」「昨晩、一晩中、猫が鳴いて
いたでしょ。」「エッ!聞こえんよ」私は耳が悪く補聴器なんです。左は聞こえませんので右だけの補聴器では
聞こえも良くありません主人と戸を開けて見ると、主人は「聞こえる」というのです。それからです。
昼は、幼虫の虫かごをいらったりで、外に出ても聞こえなかったのです。
いても立ってもおれない状態になりました。一人で探しに行く勇気もないのです。
息子が1時間、散歩して帰るのを待って、「倉庫から出られないのかも分からないので、倉庫を開けてやって!」
「散歩に行く前に見たら、倉庫の下から聞こえてきた!」と言うのです。いっしょに行ってみると、小さな声が
聞こえました。
我が家の男はゴキブリも殺せないのです。頼りにならない!
ふと!散歩の時、出会うとよく話をする、猫好きの定年退職されている方がおられるのを思い出しました。
直ぐ、事情を話し私達は、触ることもできないことを話し、見てもらう事をお願いしました。もう夕方6時半ごろです。
その日、雨は降りませんでしたが、昨晩は小雨が降っていたみたいです。その方は寝転んで倉庫をのぞいておられ
ました。手には懐中電灯迄持っておられました。手を突っ込まれ出てきたみたいです。胸に抱いて出て来られました。
まだ、目も開いていない、まだ猫って感じではない赤ちゃん!「大抵、猫は2匹以上生まれるのだがね」と
言われました。が…小雨が降るので我が家の1番奥の倉庫にまでくわえてきたのでしょうか?
病院に連れて行くと言って下さいました。安心したものの、もう、何も手に付きません。そうだ!お金を渡して
おかなければと封筒に入れ持っていきましたら、お隣の奥さんがおられ、「今、病院に行かれましたよ!」と言われ
「まだ目があいてなくて1週間ぐらいですかね」と言われました。その方も猫を飼っておられます。「では、1時間
ぐらいして、来てみます。」といい食事の支度をし、行ってみました。
帰っておられ、「カツカツセーフだった。」と言われましたが病院は7時までだったそうです。
何も飲んでいないので注射をされたりで意外と元気だと言われたそうです。4・50cmのカゴに入れて下さって
いました。買ってきてくださったミルクを2時間おきに与えられるそうです。
お腹がふとくなったのかもう泣いていませんでした。ネコを育てたことがないのでお願いしました。
猫というともう少し大きく、じゃれて遊ぶくらいの猫しか想像できません。
それでも、毎日、猫の先々を考えると憂鬱でした。
先日、近くの猫を飼っておられた、お友達が体調も悪いのに一緒に、見に行って下さいました。
もう10日間ぐらいたっていましたので、目も開き、猫らしくなっていました。
以前、行った時、猫部屋があるのに気が付きましたが、他の猫が嫌がっていないかと尋ねると、興味を示す雄猫が
いると言われました。私は1匹飼っておられるとばかり思っていましたが、5匹飼っておられるそうで、この猫も
可愛くなって手放せなくなったので、5匹も6匹も同じ事といって下さいました。
私は、嬉しくて涙が出ました。何故!親が探しに来ないのかとか、独り立ちする時期になるとどうしたものかと
考えると落ち込んで、病気になりそうでした。
その方が捨て猫を自費で手術をされたという事も聞いたことが、ありましたので、その費用も私が出すようにして
います。
今も猫の事は思い出しますが、猫の成長を見たい気持ちに変わりました。感謝の気持ちで一杯です。