4/8(月)、イオンシネマ新潟西で『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を観てきました。
新潟ではイオンシネマ新潟西だけでの上映だったようです。
予告編なこんな感じです。
インド映画なんですけど、言葉を話せないパキスタンの女の子がお母さんとインドに来て帰る途中で迷子になり、インドで一人困っていた彼女をたまたま出会ったインドのバジュランギおじさんが故郷に帰すために命懸けの旅に出る!という物語です。
3時間近くある映画なので、ちょっと長いと思いましたが、長いからこそ二人の旅の長さが伝わるようでもあり、だからこそクライマックスの達成感も大きく、そういう意味でいい映画だと思いました。
道中、様々なトラブルに見舞われたバジュランギおじさんは、パキスタンに不法入国するハメになり追われる身になるものの、彼の勇気に心を動かされた人達によって助けられ、そういう一つ一つが感動のクライマックスに繋がっていきます。
「正しさ」だけでは語れない人間の美しい姿を描けるのも映画の力だと思いました。
前半は里親映画的な家族ドラマ、途中からロードムービーになり、最終的に感動のクライマックスへ、って感じの構成なんですけど、その中にアクションもダンスシーンもあり、やっぱりインド映画はあらゆる方面に手を抜かないんだなあって思いました。
国際問題なども登場するけど、あまり難しさは感じずに、長さを除けば観やすい娯楽映画でした。