はい、3月の思い出も振り返っていくこのコーナー。
続きましては、帰って来た@nDANTEな日々の第11話です。
「2月からの思い出も振り返って行く! 帰って来た@nDANTEな日々・第十話「ベジータという男」」の続きです。
今回は、3月3日の出来事です。
前に更新した「@nDANTEな日々。第27話 ~天下一品ルナシーくん~」と同じ日の出来事ですね。
3月にあった『お勝手の姫』では、イシケンは七ツ森教授という役で、僕は教授がやってきたレストランで料理を作っていた板前の役でした。
レストランを守ってるのは徳さんというギャルソンで、健太は隣に住んでいるのだけれど、たまに徳さんを手伝いに来る人物でした。
という設定を踏まえて聞いて欲しい話です。
(公演を見ていない片には分かりにくいかもしれないですが、良かったら見て下さい。)
3月3日は通し稽古を行いました。
この時、衣装も完璧に着て行ったのですが、僕が板前の衣装をイシケンの車に置き忘れてしまったという出来事があったんです。
イシケンと一緒に駐車場まで取りに行ったんですが、イシケンが先に到着し、遅れて俺が行った時にはイシケンは車の中を探していました。
時間帯はちょうど夕方で、いい感じに夕陽がさしていたんですね。
この状況で、俺は咄嗟に「あ、これはドラマのワンシーンっぽいぞ」と思ったのです。
という訳で…
俺「七ツ森教授、ここにいらっしゃったんですね」
咄嗟にそれっぽいセリフを言う俺。
するとイシケンは…
イシケン「いつぞやの板前か…」
それっぽい台詞で返して来たーーーー!!
という訳で、始まる謎のエチュード。
イシケン「あの時は世話になったな。あれから元気にしていたのか」
俺「実は、徳さんがあれから人が変わってしまったように、元気がなくて…」
イシケン「そうか、そんなことが…」
俺「一体どうしたらいいのか…」
イシケン「君に渡したいものがある」
俺「えっ」
無言で、衣装を差し出すイシケン。
俺「これは…」
イシケン「君に必要なものだろう。君のその料理で、元の徳さんを取り戻してくれ。あの日、君の料理が私の忘れていた気持ちを取り戻させたように」
俺「教授…」
イシケン「行くぞ!」
走り出す二人。
…ってなんじゃこりゃああああああ!!!
アドリブにしては、無駄に完成度が高いぞ!
そして、本来の「衣装を取りに行く」という目的を実はしっかり果たしている!
ま、こんなことを稽古中に僕らは行っていた訳です。
続きましては、帰って来た@nDANTEな日々の第11話です。
「2月からの思い出も振り返って行く! 帰って来た@nDANTEな日々・第十話「ベジータという男」」の続きです。
今回は、3月3日の出来事です。
前に更新した「@nDANTEな日々。第27話 ~天下一品ルナシーくん~」と同じ日の出来事ですね。
3月にあった『お勝手の姫』では、イシケンは七ツ森教授という役で、僕は教授がやってきたレストランで料理を作っていた板前の役でした。
レストランを守ってるのは徳さんというギャルソンで、健太は隣に住んでいるのだけれど、たまに徳さんを手伝いに来る人物でした。
という設定を踏まえて聞いて欲しい話です。
(公演を見ていない片には分かりにくいかもしれないですが、良かったら見て下さい。)
3月3日は通し稽古を行いました。
この時、衣装も完璧に着て行ったのですが、僕が板前の衣装をイシケンの車に置き忘れてしまったという出来事があったんです。
イシケンと一緒に駐車場まで取りに行ったんですが、イシケンが先に到着し、遅れて俺が行った時にはイシケンは車の中を探していました。
時間帯はちょうど夕方で、いい感じに夕陽がさしていたんですね。
この状況で、俺は咄嗟に「あ、これはドラマのワンシーンっぽいぞ」と思ったのです。
という訳で…
俺「七ツ森教授、ここにいらっしゃったんですね」
咄嗟にそれっぽいセリフを言う俺。
するとイシケンは…
イシケン「いつぞやの板前か…」
それっぽい台詞で返して来たーーーー!!
という訳で、始まる謎のエチュード。
イシケン「あの時は世話になったな。あれから元気にしていたのか」
俺「実は、徳さんがあれから人が変わってしまったように、元気がなくて…」
イシケン「そうか、そんなことが…」
俺「一体どうしたらいいのか…」
イシケン「君に渡したいものがある」
俺「えっ」
無言で、衣装を差し出すイシケン。
俺「これは…」
イシケン「君に必要なものだろう。君のその料理で、元の徳さんを取り戻してくれ。あの日、君の料理が私の忘れていた気持ちを取り戻させたように」
俺「教授…」
イシケン「行くぞ!」
走り出す二人。
…ってなんじゃこりゃああああああ!!!
アドリブにしては、無駄に完成度が高いぞ!
そして、本来の「衣装を取りに行く」という目的を実はしっかり果たしている!
ま、こんなことを稽古中に僕らは行っていた訳です。