8/13(金)、シネ・ウインドで「太陽と踊らせて」を観てきました。
世界一のパーティアイランドとして知られる地中海のイビサ島で、長年活動する伝説的DJと言われるジョン・サ・トリンサを追ったドキュメンタリー。
有名なクラブがたくさんあり世界からDJが集まる中、夜のクラブではなく昼間のビーチで自然とともにDJを続けるジョンのカッコ良さが表現されています。
技術や知名度を競い合うのではなく、自分の好きなことを長年続けていけば、人にも恵まれ、やがてそれが自分だけの生きるスタイルとなっていくという、そういう意味でも勇気づけられる映画でした。
あと、もともと写真家だったジョンの、レコード以外盗まれて仕方なくDJになったという経歴にびっくりしつつも、生命力の強さに感動しました。
DJというとクラブでアガる音楽を大音量でガンガン流すイメージもありますが、太陽の下のビーチで楽しんでいる人達の後ろで、のんびりと自分の好きな音楽をジャンルにとらわれずにかけるDJスタイルが素敵だなと思いました。
でも自然体が一番難しいのかもしれませんね…そう考えると、そこにも長年の経験故の重みを感じました。