絡みづらくてゴメンなさい。要するにファンなんですよ。

遅くなりましたが、この前の日曜に長野市「ネオンホール」にて学生演劇BLUESの公演に行って来ました。

完全に修学旅行気分で直前まで遊んでいた僕らですが、よく考えてみるとコレは結構な挑戦でした。
僕らの何のメッセージ性も芸術性も無くひたすらボケ続けたコントが、果たして通用するのか・・・

が、結果的にそんな心配は杞憂に終わりました。
公演はかつてない大爆笑と喝采に終わり、もはや成功以外の何物でも無かった！とかたまには言ってみる！
とにかく、そのくらい盛り上がって本当に嬉しかったのです！

とは言ってもですね、僕らが好き勝手楽しめたのも、ネオンホールの方や他の出演者の方々に支えられてのことだということを決して忘れてはいけないのです。
そして、わざわざ暑い中ネオンホールに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
また、特に昼の公演ではBLUESはトリだったので、他の団体さんが空気を温めてくれていたというのも、かなり大きかったです。

それにしても、何やかんやで一番楽しんでいたのは僕らかもしれません。

「演劇集団ココロワ」さんのギャグ芝居を観ては、観客の誰よりも爆笑し、
「H.M.I.U」さんの芝居の中の、それほど重要では無いと思われる台詞「俺の傘を狙っているな」が何故かツボに入った僕らは、それから事ある毎に無意味にその台詞を連呼していました。


公演終了後、僕らは自分たちと似たような空気を感じた「ココロワ」さんには積極的に絡みに行ったのでした。
特に、とある女優さんの声がどことなく声優の田中真弓さんっぽいと思った僕は、

「すみません、『海賊王に俺はなる』って言ってもらっていいですか」
「それか『ラピュタは本当にあったんだ』でもいいです」

と、かなり迷惑な無茶振りばかりしていました。
ウザくてゴメンなさい。ファンになったということなんですよ。


また、「H.M.I.U」の役者さんに話しかけては、その人達の前で無駄に、「俺の傘を狙っているな」を連呼していたのでした。
これにはレイさんもかなりノリノリになり、

俺「雨降ってますね。レイさん傘持ってますか？」

レイ「俺の傘を狙っているな」

と、完全に息の合ったボケ（？）を行うことに成功。

いや、でもですね、「H.M.I.U」さんも夜の公演では「BLUES」のネタをアドリブで使ったりしていたんですよ。
コレは正直嬉しかったです。自分達が考えたネタを使ってもらえるなんていう体験はなかなかありませんよ。
しかも僕らも堂々と「俺の傘を狙っているな」が使えるってもんです。

「H.M.I.U」さんにこの話をしてみると、

「ネオンホールの短編劇場って色んな団体が参加しているのに、団体同士の交流とかコラボがもっとあってもいいって思ってたんだよね」

すごく真面目なことを考えているじゃないか！！
僕らに至っては、ただふざけて使っていただけだったというのに……


それにしても、日曜は長い一日でした。
単純に楽しかったし、色んな演劇をやっている人達と出会えて刺激になりました。

ココロワさんはまた観に行きたいなあ、ＢＬＵＥＳの公演の一週間後に長野で公演するって言っていたし。
・・・ん、ＢＬＵＥＳの公演の一週間後？

そうだよ、俺らまだ公演残ってるんじゃん！！
完全に終わった気分でいましたが、まだ油断できないとう訳ですね。
え、あと3週間？マジで・・・あーもう知るか！！