舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

成宮アイコさんと話して自分も頑張ろうと思った話。

2017-08-27 00:18:57 | Weblog
8/25(金)の夜は、シネ・ウインドで「バンコクナイツ」を観て来ました!
と言う訳で、感想を書いていこうと思ったのですが時間がないので、その代わりに映画を観た帰りに成宮アイコさんと電話で話したことについて書いていきます。





ところで、成宮アイコさんと言えば、初の書籍「あなたとわたしのドキュメンタリー」の情報が出たばかりでした。
いやー、この情報を最初に知った時は、自分のことみたいに嬉しかったです。

どんなにつらい時でも気持ちを言葉にして朗読し続けてきた彼女の活動が、こうして書籍という形あるものとして実を結んだこと。
必死で言葉を届けようとし続けた彼女の気持ちが、この本をこれから読むであろう多くの人達に伝わっていくこと。

そして帯の言葉は松永天馬さんと香山リカさん、さらには雨宮処凛さんとの対談も収録されていることも、アイコさんが尊敬し続けてきた人達が、彼女の新たな一歩を応援してくれているみたいで嬉しいなあと思いました。
アイコさんの生きてきた道はなくならない!何故なら本になるからね!あらためまして、本当におめでとうございます!



と言う訳で、8/25(金)の夜の帰り道に、アイコさんと久し振りに電話で話した時に、直接おめでとうが言えて良かったです。
しかし、そんな感動的な話ばかりになるかと思いきや、電話のほとんどはお互いに愚痴を言い合っていたと言う…

新潟に住んでいて苛立つことが多いという話は、前にもブログに書きましたが…
バーンとか無理だから。コツコツ行くしかないの。

このブログにも出てきますが、そういうことを最近はアイコさんに相談することが増えたんですよね。
と言うのも、アイコさんという人は、新潟への強い愛憎の気持ちに悩まされ続け、寧ろその愛憎を活動の原動力にしていると言っても過言ではなさそうな人なので、この手の話になるとやたらと盛り上がります。

盛り上がると言っても、主にお互い愚痴を言い合っているだけなのですが、そうやって話せる友人が出来て本当に良かったなあと思います。
そして、なんだか新潟に対しても日本の社会に対しても苛立つことの多かったここ最近に於いて、成宮アイコさんの書籍はそんな鬱屈した世の中で一際輝く明るいニュースでした。

それともう一つ、明るいニュースと言えば、僕が東区市民劇団 座・未来さんのパンフレットに言葉を書かせてもらえたことがあります。
【嬉しいお知らせ】東区市民劇団 座・未来「わたれ、風 ひらけ、道 -牡丹山諏訪神社古墳奇譚-」のパンフに応援文を書かせていただきました。

そのことをアイコさんに言ったら、「すごい!行動力あるよね!」と言われて、いやいや、あんたは本出すんだぞ!あんたの方が行動力あるだろ!って思ったんですが、この人はこういうことが言える人だから本も出せるんだろうなって思いました。
許せないことの多い世の中だし、上手くはいかないことばかりの人生ですが、成宮アイコさんが頑張っているので、僕も頑張ろう、そんなことを、電話しながら雨宿りしていた橋の下で思った夜でした。
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