8月23日(金)~25日(土)にかけて、りゅーとぴあで『武居昌志 メモリアル写真展』が開催されていました。
これは、新潟演劇界で舞台人として、また舞台写真家として活躍され、5年前に他界された武居昌志さんの写真展です。
僕は5年前は新潟の演劇には全く携わっていなかった人間なので、武居さんのことは全く存じ上げていませんでした。
でも、「新潟演劇界の偉大な大先輩」ということを色々な方から聞いていたので、これは見ておく必要があると思い、23日に行って来ました。
写真展には、武居さんの撮影された写真、武居さんが映っている写真などが、たくさん展示されていました。
武居さんのご家族や友人が撮影した幼少期の写真に始まり、武居さんの生涯を振り返るように写真が展示されていました。
武居さんが撮影された舞台写真や、稽古風景の記録写真などからは、当時の活気が感じられました。
また舞台写真だけではなく、演劇仲間たちと旅行をしたり飲みに行ったりしている写真などもあり、楽しそうな雰囲気が伝わって来ました。
その写真の中には、僕が今知っている演劇人の方々の若き日の姿も見られ、自分の知らなかった新潟演劇界の歴史を垣間見た気がしました。
この写真展のフライヤーにも「芝居仲間の協力により」と書いてあるように、武居さんが多くの方に愛されていたんだなあと思いました。
中でもそれを強く感じたのは、多くの方から寄せられた武居さんとの思い出の写真も展示されていたことです。
写真の中の、武居さんと共に過ごした青春が、そのまま展示されている感じでした。
一枚一枚に映っているのは、ご飯を食べていたり麻雀をしたり、ただそれだけの何て事ない、普通の日常の風景なんですよね。
でも、そんな写真の一枚一枚が、この写真展をとても素敵なものにしていたと思います。
武居さんという方に、一度もお会いしたことのない僕ですが、とても温かい気持ちになれました。
この写真展を企画していただいた皆様、ありがとうございます。
ところで、劇団@nDANTEのイシケンも、この写真展を見に来ていたそうです。
8月25日(日)の稽古の時に、イシケンとその話をしたんですが・・・
イシケン「武居さんの写真展を見て良かったと思ったのはさ、今の演劇界の大御所みたいな人達が若い頃に楽しんでる写真を見られたことね。みんなすげー楽しそうにしてるじゃん。今、俺達がふざけた写真とかTwitterとかに上げると、アイツらまたふざけてみたいに言われたりするけど、アンタらだってふざけてたんじゃん!って言う。でも、そういうふざけてる写真とかでも二十年経った今見るとすごく輝いてるんだよね。だから、俺達ももっとふざけた写真とかたくさん残しといた方がいいんだよ。きっと二十年くらいしたらいい写真になるよ。あの、ブルースが先週撮ってたやつ、なんだっか?」
俺「ああ、チャンカパーナの写真?」
ああ、これですね。
詳しくはこちら。「もうジンジン熱えている身体は止まらない!」
イシケン「俺達もチャンカぴぃやぁ~!とかやってくべきなんだよ」
俺「待て!チャンカぴぃやぁ~って何だよ!混ざってるよ!」
てかそもそも、チャンカパーナってコマネチしながら言う台詞でもねえし!
という訳で・・・
これが俺達のチャンカぴぃやぁだ!!
演劇界の大先輩の皆様、僕達若手は元気です。