8/15(火)、母と新津美術館で開催されていた「松本零士の世界展」に行って来ました!
美術館に入ると、いきなり松本零士さんのパネルがお出迎え!
他にも、展示会場までの階段の途中に、鉄郎や、
メーテルと言った、「銀河鉄道999」のキャラクターや、
「宇宙海賊キャプテンハーロック」のパネルが立っていました。
展示の前半では、松本零士の生い立ちが紹介されていて、石ノ森章太郎と生年月日がまったく同じであることを初めて知りました。
松本零士は手塚治虫に憧れて漫画を描き始めたということで、漫画化としてデビューする前に描いて投稿して初めて雑誌に掲載された「蜜蜂の冒険」という貴重な漫画が紹介されていました。
漫画化としてデビューした後も、手塚治虫などの様々な漫画化として交流しながら、漫画を描き続け、漫画家の牧美也子と出会い若くして結婚したことなども初めて知りました。
僕はこの時代の色々な漫画化が貧乏生活をしながらもお互いに助け合ったり交流したりしながら漫画を描き続けていた、というエピソードがなんか好きなんですよね。
そんな自分の貧乏生活を漫画に盛り込んで発表したのが「男おいどん」だった、というエピソードも興味深かったです。
僕は「男おいどん」は全然知らないんですけど、母はそれこそ貧乏学生時代にリアルタイムで読んでいたそうで、懐かしがっていましたね。
そして、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」といった宇宙を舞台にしたSF漫画のヒットに繋がっていくわけですけど、実際にああいうロマン溢れる物語を描けるのも、人間を魅力的に描けるからなのだろうなあと思いました。
絵だけではなく実際に漫画の中のいくつかのエピソードも展示してあって読めるようになっていたんですけど、興味深かったのは、「銀河鉄道999」の物語の中に、キャプテンハーロックや宇宙戦艦ヤマトが登場する物語があり、他の話と繋がっていたことで、もしかしたら松本零士さんの頭の中には全部の物語が繋がった壮大な宇宙が広がっていて、世の中に発表されている漫画はその中の一部のエピソードに過ぎないのではないだろうか、などというロマンティックなことを思わず考えてしまいました。
展示の最後に、写真撮影OKな場所もありました。
銀河鉄道999
宇宙戦艦ヤマト
宇宙海賊キャプテンハーロック
そして、松本零士のキャラクター全員集合!
入場者全員にポストカードのプレゼントもありました。
「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない!!」いい言葉だ!!