舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

仕事と家庭を両立させて、科学の未来を切り拓く!「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」観てきました。

2021-01-27 22:57:32 | Weblog


1/26(水)、ユナイテッド・シネマ新潟で「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」を観てきました。





予告編はこちら。



2010年、インドでロケット打ち上げが失敗に終わるも、13年後に火星探査ロケット打ち上げに成功、という実話を映画化。
家庭を抱えながらも仲間達と支え合い、家庭と仕事と両立させ、科学者として生きた女性達の活躍が光る映画になっていました。

基本的には「プロジェクトX」的なチームが活躍する話なんだけど、登場人物達が抱える家庭やプライベートの悩みもリアルに描くことで、どんな偉大な成功も一人一人の日々の生活の上に成り立っているんだなあと実感できる映画でした。
特に、家事や子育て、出産という悩みを抱える女性達を中心に描いていくことで、この映画全体から女性達を応援している気持ちが伝わってきました。

冒頭、主人公の一人、タラが家事に追われて出勤するとそこはロケット打ち上げ現場、という始まり方からして、生活と仕事の両立に悩む姿が描かれていました。
しかも彼女の不注意で計画が失敗したのか…?と悩む場面も登場したりするのですが、その一方で家事から得たアイディアがロケット開発に役立ったりと、生活とロケットが常に地続きで描かれていたのが印象的でした。

もう一人の主人公、責任者のラケーシュは打ち上げ失敗で予算を減らされたりという政治的な問題に悩むも、挑戦こそが科学者の責任という信念の元、低予算でも仲間達とアイディアとチームワークで問題を乗り越えていくんですよね。
途中、何度も挫折しかけるも諦めない彼らに、誰もが感動できる傑作だと思いました。

科学ドラマとしても本当によく出来ていて、例えばロケットを軽くするには?少ない燃料で遠くまで飛ばすには?という難題を乗り越えていく過程の一つ一つが、非常に分かりやすく描かれているのも良かったです。
しかも、そのアイディアの一つ一つにも生活の中で気付くという物語になっているのが面白く、日々の生活を大切にすることが宇宙開発に繋がっているという描き方が印象的でした。

あと、インド映画なのにダンスはないのか…と思っていたら、ちゃんとありました!
タラの夫と娘が喧嘩したと思ったら、なんとダンスで仲直り!

また、ロケット開発チームが一度バラバラになるも再集結!再始動!という場面でもダンスが登場!
音楽もカッコよくて、最高にアガって幸せになれる映画でした!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« cana÷bissさん、ベストアルバ... | トップ | 肖像画を通して惹かれ合う女... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事