あの辺の世代の人達は同時期に一気に結婚していく。

最近、松本の演劇関係の方がほぼ同時に2組結婚されまして、昨夜はその祝いの宴がありました。
場所はピカデリーホールのステージでした。

演劇連合会の方々はもちろん、過去に演劇やってた方々（ぶっちゃけ俺は初対面）とか、
劇団山脈の方々（俺はほぼ初対面）とか、
コバくん（めちゃめちゃ知ってる）とか、古今東西の老若男女が入り乱れるまさに酒乱の夜でした。


そう言えば、最初の乾杯で、みんなが結婚される方々のもとへ押しかけていた時のこと。
とある新郎の方が「ありがとう、かんぱーい、かんぱーい……」と色んな人達と乾杯していました。
俺も近付いて行ったのですが……

「お前はいいよ！！」

まさかの拒否！！
しかもネタかと思ったら、その後も彼が俺と乾杯してくれることは無かったのです！
あまりに切ないので、ほとぼりが冷めた後で個人的に乾杯しに行くと……

「お前さっき乾杯したじゃないか！！」

この人、自分がやった仕打ちを完全に忘れているーー！！


こうして色々なエピソードをはさみつつ、夜は更けていったのでした。

24時くらいに宴もたけなわですがここは一つ中締めとなった時、新郎2人による挨拶ありました。
誰のことか知っている人は、どちらが誰か想像しながら読んでみて下さい。


「正直、結婚するとか言ってもみんな祝ってくれるとは思ってなかったんでびっくりしてるんですが……」

「それ失礼だよ！」

「じゃあ、お前も何か言えよ」

「えー、みなさん今日はありがとうございました。この後まだ飲みたいという方はロビーの方に……」

「何締めようとしてんだよ！お前も何か話せよ！」


嗚呼、心地よい脱力感。

何はともあれ、ご結婚おめでとうございます。