振り向けばプリティーウーマン。最後はやっぱりプリティウーマン。

中央ヤマモダンと今年二回目の出会いの話。Part 4




一つ前の記事の続きです。
1/17(火)、新潟のコント集団「中央ヤマモダン」のヤマモトさん、エジリさん、みのさんとファミレスに行きました。

ヤマモトさんのハイクオリティなボケ、エジリさんの止まらない天才的発想、そしてみのさんが口唇ヘルペスになりながらも熱く語る映画「シャーロックホームズ」の魅力に刺激され、僕の気持ちも非常に盛り上がっていました。


暫くすると、エジリさんが先に帰ることに。
エジリさんは本当に素敵な方で、ファミレスを出た後も窓の外に回って手を振ってくるようなプリティーウーマンでした。


その後、ヤマモトさん、みのさん、俺というこの前の三人に。
ということで、前回同じメンバーで話した話題を出してみることに。

これですね。
「俺がトップカルテャーーーーーーーー！！！！」



前回会った時、ヤマモトさんは今の現状を変えるためには、もっと色んなジャンルと関わり合いを持つべきだと言っていました。
そして俺もここ一年で全く同じことを考えるようになっていたので、もっとこの話題について話したいと思っていたのです。

去年、ずっと関わっていた松本の演劇を離れ、活動を休止して新潟の実家に来たのですが、逆にそのことで今まで知らなかった世界に気付いた自分にとって、ヤマモトさんの言葉は強く響いたのでした。
昨年、長野ネオンホールという県外公演を敢行し、確実にその信念を実行に移している中央ヤマモダン。

演劇活動休止中の自分も、そしてBLUESも、ヤマモダンから学ぶべきことは多くあるのではないだろうか……俺はそんな風に思いました。
しかし、前回は時間が無くてあまり話せなかったので、是非ともまたお話ししたい。

実はこの会は、そういう俺のわがままで開催されたようなものだったのです。
本当にヤマモダンの皆さん、コントの稽古も忙しい中、本当にお時間作っていただきありがとうございました。



それはさて置き、ヤマモダンのヤマモトさん、みのさんに何から相談したらいいものか。
色々と思う事はあるものの、自分の中でモヤモヤしていたものを、一つの言葉にするのは非常に難しかったです。

すると、話しているうちに、ヤマモトさんもヤマモダンの活動をする中でずっとモヤモヤしていたという話を始めました。
方向性は違えど、お互いモヤモヤを抱えたまま、モヤモヤと話は続いていきました。


しかし、そんな状態でも、俺の行き当たりばったりな話を聞いてくれるヤマモトさんは、本当に大きな人間だなあ、と思いました。
モヤモヤが残るばかりで何の結論も出なかったし、皆さんを振り回してしまったのかも知れませんが、それだけでも自分としては十分大きな収穫があったと思いました。



しかし、この結論の出ない中途半端な感じでどう締めくくったら良いものか……そんな時！！



ヤマモトさん「じゃあ、最後にみのさんから一言」



みのさんに振ったーーーー！！！！



みのさん「えぇ～……？」



どうするんだ、みのさん！！



みのさん「ええと、あんまり上手く話せないと思うけど……これはあくまで私個人の感想なんだけどね、例えばBLUESについてだけど、BLUESの活動は確かに面白い。しかし……


……（中略）……


まずはそういう作品を一つ作ることが必要だと思う。そしてさっきのチヒロくんの話だけど……


……（中略）……


君が動き出すのはそれからでも遅くは無い。そのために今何が出来るかを考えることが必要だ。私が思うには……


……（中略）……


まずは、そこから始めるべきなんじゃないか、と私は思います。以上、私の感想でした！」




みのさんが本当にまとめたーー！！




しかも驚くほど的確！


みのさんの言葉は、決して甘やかさないけれど、全く否定的も威圧的でもない言葉でした。
優しさが故の厳しさを持った言葉、そんなアドバイスをしてくれたことを、本当に嬉しく思いました。



貴重な言葉、ありがとうございました！



プリティウーマン！！