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シネ・ウインド、MOOSIC LAB 2018 新潟編、1日目に行って来ました!(『内回りの二人』『月極オトコトモダチ』『いつか輝いていた彼女は』『無限ファンデーション』)

2019-04-21 03:47:45 | Weblog


映画監督とミュージシャンのコラボ作品を毎年いくつも上映している、映画と音楽の祭典、MOOSIC LAB。
新潟ではシネ・ウインドで、集客の難しさなどから年々上映日数が減っているという現実はあるものの、2012年から毎年ずっと上映してくれています。

昨年の「MOOSIC LAB 2018」も全作品の上映はかなわなかったものの、年を明けて今年、4/20(土)、21(日)の二日間に、8作品のセレクト上映が行われることになりました。
二日間だけ、一回だけの上映ではあったものの、舞台挨拶を積極的に行ったりと、非常に充実した上映でした。



僕自身、2012年から新潟で上映されたMOOSIC LABはほぼ前作観ているほどで、もちろん今年も楽しみにしていました。
今年は井上支配人と一緒にMOOSIC LABの宣伝の動画配信を行ってしまったほどでした。

こちらにまとめてあります。
シネ・ウインド井上支配人、MOOSIC LAB 2018(4/20、21)を熱く語る!





初日、4/20(土)は、まずはAプログラム、『内回りの二人』と『月極オトコトモダチ』の2本を上映。
『内回りの二人』は男性の主人公がかつてライブを見た地下アイドルと山の手線の車内で再会する物語、『月極オトコトモダチ』は女性の主人個がレンタル彼氏を調査するために利用していたら徐々に恋愛感情が芽生えてしまう物語でした。

男性の主人公が元地下アイドルと出会う『内回りの二人』も、女性の主人公がレンタル彼氏と恋愛に発展しそうになる『月極オトコトモダチ』も、ありそうでなさそうな現代のファンタジーだなと思いました。
また、それぞれ男性/女性から観た理想の異性を描いている点が対照的な日本だったのかなと思いました。(ちゃんとした感想は後日まとめて書いていきます)





上映後には、『内回りの二人』の柴野太朗監督の舞台挨拶がありました。
柴野太朗監督は長岡出身で、昨年上映されたMOOSIC LAB 2017での『KILLER TUNE RADIO』に続いて2回目の来館でした。





今回、『内回りの二人』は「新潟選出短編グランプリ作品」を受賞したということで、井上支配人から朱鷺の楯を贈呈!





という訳で、柴野監督おめでとうございます!





パンフレットにサインと、記念撮影もしていただきました!





シネ・ウインドの受付に飾ってあった、柴野太朗監督のサイン。





続いて、Bプログラムは『いつか輝いていた彼女は』と『無限ファンデーション』の2本を上映。
『いつか輝いていた彼女は』はとあるミュージシャンが母校を訪ね当時を回想する映画、『無限ファンデー-ション』はある演劇部の中で起こる人間模様を全編即興で描いた映画でした。

『いつか輝いていた彼女は』、ミュージシャンが主人公かと思いきや映画の大部分を占める回想シーンでは彼女はあくまで脇役で、寧ろ彼女がいたことで周りの人間関係がこじれていった様子を描いていたのが興味深いなと思いました。
『無限ファンデーション』も、高校演劇を舞台に思春期の少女たちがすれ違う姿を即興故の生々しい演技で表現していました。

どちらも思春期の人間関係のすれ違いをリアルに描いた映画となっていて、非常に心にグサグサ刺さる日本でした。
また、どちらにも演劇部が登場するあたりも興味深かったです。(高校の演劇部ってそういうのの宝庫っぽいですよね)(これも感想が長くなるので後日まとめて書きます)





上映後には、『無限ファンデーション』の大崎章監督と、女優の日高七海さんが登壇!
合宿しながら全編即興という非常に特殊な撮り方をしたという裏話などを話してもらえたのですが、二人が非常に楽しそうにしていて、信頼関係を感じました。





無限ファンデーションは、今回「新潟選出長編グランプリ作品」ということで、またしても井上支配人からお二人に朱鷺の楯を贈呈!





また、日高七海さんは、『いつか輝いていた彼女は』『無限ファンデーション』の両作品に出演し、また4/21(日)に上映される『左様なら』にも出演しているんですよね。
そんな合計3作品に出演した、まさにMOOSIC LAB 2018を代表する女優と言えそうな日高七海さんは、新潟選出最優秀女優ということで、井上支配人からお酒を贈呈!





おめでとうございます!





舞台挨拶後に、大崎章監督、日高七海さんと記念撮影させていただきました!
あとから知ったんですけど、大崎監督は2015年にシネ・ウインドで上映され僕も観ていた『お盆の弟』の監督でもあったんですね!





ロビーには、大崎章監督と日高七海さんのサインが飾られていました!





そして、MOOSIC LAB 2018新潟編、初日の4作品が無事に終了したということで、上映後には劇場に柴野太朗監督、大崎章監督、日高七海さんと、観客を交えての交流会が開催され、僕も参加させていただきました!
実際に観た映画の関係者の方と直接お話ができるのは本当に嬉しいですね!

個人的に面白かったのが、日高七海さんが柴野太朗監督に「今度映画に出してよ!今度は「外回りの三人」って映画を作ってよ」って言ってたことですね。
あと、柴野太朗監督は電車オタクなので山の手線が空いている時間帯を見計らってゲリラ撮影したという裏話など、貴重なお話をたくさん聞くことができました!



そんな飲み会は深夜まで及んでしまいましたが、とても幸せな時間でした。
そして、『内回りの二人』『月極オトコトモダチ』『いつか輝いていた彼女は』『無限ファンデーション』、どの作品も自分の頭の中をここ最近ずっとぐるぐるしていたことをたくさん刺激されてしまうような映画で、ドキドキしたけれど救われもしたし、たくさん泣いてしまったという本当にいい映画との出会いでした。



という訳で、MOOSIC LAB 2018新潟編、初日は無事に終了しました!
二日目、4/21(日)の上映の思い出へと続きます!
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