2/16(金)に北書店で行われた、新潟出身の漫画家、古泉智浩先生の「うちの子になりなよ」刊行記念トーク「里親映画ベストテン」に行って来ました。
「うちの子になりなよ」は、古泉先生が里親となって里子を育てた体験談を漫画化したものなのですが、それに因んで、映画が好きな古泉先生が独自の視点で選んだ「里親映画」を紹介していく、というトークイベントでした。
「里親映画」とは古泉先生が考えた言葉らしいんですが、要するに血の繋がらない親子が登場する映画ということらしいです。
そして、里親映画の条件は「この世界の片隅に」の戦争孤児から「八日目の蝉」の誘拐、「チョコレートドーナツ」の隣人、僕も観たばかりの「オレの獲物はビンラディン」の親戚里親まで、本当に様々でした。
それらを、古泉先生が映画の予告編の映像を流しながらゆるく紹介していくのが面白かったです。
そして、それらの作品を古泉先生の独断と偏見で「愛着度」(古泉先生の映画に対する愛着)、「リアル度」(里親としてのリアリティ)、「中心度」(物語において里親がどれだけ重要か)、「作品度」(作品としての完成度の高さ)の4項目を、5段階で評価。
結果はこんな感じになりました。
ホラー映画の「エスター」が意外に高評価だったり、「バーフバリ」も里親映画として扱われているけど作品の評価に比べて里親度は低かったり、目の付け所が面白かったです。
そして、古泉先生が好きな作品には満点を連発しまくった結果、「おまえうまそうだな」「最愛の子」「光をくれた人」の3作品が満点で同率1位でした。
しかも、最後に1位を発表するとかではなく、途中で普通に満点を出してしまうというゆるさが最高でした。
「うちの子になりなよ」も購入したのですが…
古泉先生からサインをいただきました!ありがとうございました!
これからもこういう北書店で行われるような面白いトークイベントは積極的に見に行きたいなあと思いました。