https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200321-00254217-wow-kr
新型コロナウイルス感染症の発生地であり、最大の被害地域でもある中国湖北省の武漢で去る18日、新規の感染者が一人も出ていないと中国当局が発表したことはうそであると、武漢で勤務している医師が伝えた。
20日、台湾の大手新聞によると、武漢にある新型コロナによる患者の隔離施設に勤務しているこの医師は、中国の国家衛生健康委員会(衛健委)が武漢から新たな感染者が発生していないと発表したことは信頼できないと主張した。
衛健委は18日から19日の二日間、中国で新規感染者は発生していないと発表した。衛健委は海外から逆流入してきた感染者がいるだけで、中国本土で発生した患者はいないと強調している。
匿名を求めたこの医師は、武漢の隔離施設の患者が退院できるかの判断をする業務を任されていて、書面を通じてこの新聞社の取材に応じた。
この医師は、武漢では引き続き新型コロナの感染者が発生していて、去る10日に習近平中国国家主席の武漢への視察に合わせて、まだ症状のある患者の相当数を隔離解除させたと伝えた。
彼は「実際の状況を隠蔽すれば、第2の大流行が起きるかもしれない」と警告した。
20日、台湾の大手新聞によると、武漢にある新型コロナによる患者の隔離施設に勤務しているこの医師は、中国の国家衛生健康委員会(衛健委)が武漢から新たな感染者が発生していないと発表したことは信頼できないと主張した。
衛健委は18日から19日の二日間、中国で新規感染者は発生していないと発表した。衛健委は海外から逆流入してきた感染者がいるだけで、中国本土で発生した患者はいないと強調している。
匿名を求めたこの医師は、武漢の隔離施設の患者が退院できるかの判断をする業務を任されていて、書面を通じてこの新聞社の取材に応じた。
この医師は、武漢では引き続き新型コロナの感染者が発生していて、去る10日に習近平中国国家主席の武漢への視察に合わせて、まだ症状のある患者の相当数を隔離解除させたと伝えた。
彼は「実際の状況を隠蔽すれば、第2の大流行が起きるかもしれない」と警告した。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200322-00000006-pseven-cn
武漢で感染沈静化は本当か 郊外に4000人収容施設建設も
中国では習近平国家主席が3月10日に湖北省武漢市を視察した際、新型コロナウイルスの感染は抑制されたなどと楽観的な見通しを示したが、その実態は、感染者が市内の病院から市近郊の他の施設に移されていただけではないかとの疑問の声が強まっている。
中国の民主活動家の楊占青氏がSNSに投稿した動画によると、武漢第4環状道路沿いの広場には、周囲を送電網と有刺鉄線に囲まれたプレハブの隔離施設が多数建設されており、多くの車両が頻繁に出入りしていた。
この動画に登場する女性は「施設は病院ではなくて、臨時の収容場のようなもので、中に入ったら容易に外に出られない」と語っている。
中国メディアは10日、武漢市の臨時隔離施設にいる患者が治癒し、または入院可能になったため、14カ所の施設を全て閉鎖したと報じた。
しかし、米政府系メディア「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」は、患者の関係者の話として、患者を一斉に退院させた目的は政治的なものだと伝えている。
実際には患者はまだ完全には治癒しておらず、帰宅後は家族に感染させる恐れが十分にあったという。
この関係者はこのような措置について、「新規の患者の発生数を下げて、退院数を引き上げる目的だ」と語っている。
このため、重い症状の患者は市内の隔離施設から近郊の新たな収容施設に移されている、との憶測がネット上では拡散しているのだ。
ある医師は米政府系報道機関「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」に対して、「私の知る限りでは、退院した患者の多くは、治癒を宣言された患者だ。
しかし、武漢の病院の退院者でも、隔離された臨時病院の退院者でも、再発している人も多いのは事実だ」と指摘している。
病院関係者はSNS上で「臨時病院から退院した患者は本当に治ったかどうか、非常に疑わしい」「武漢動物園近くの住人が退院したが、完全に治っていなかった。隣に住む住民がかかってしまった」「いまでもまだまだ危険だ。行くところがないよ」などと注意を喚起している。
ネット上では「再び新型肺炎が大流行する可能性は消えていない。当局によるフェイクニュースにはだまされるな」との書き込みも見られる。
