https://ryuho-okawa.org/quotes/20200310/
「霊界がほんとうにあるならば、
仏や神がほんとうにいるならば、
人間に分かるようになっていなければ不親切だ」
と主張することは、
試験問題を配られて、
それを解くときに、「答えが印刷されていないではないか」
と文句を言うことと同じなのです。あるいは、
「試験監督が何も教えてくれないのは、けしからん。
冷たいではないか」「教科書を持ち込み可にしろ」
「答えを教えろ」などと言う感じに近いのです。
『信仰のすすめ』 P.65より
どのような環境にあっても
一輪の花を咲かせよ。
目次
まえがき
第1章 泥中の花
1 世の中は自分の思うようにならない
2 全体的な目で自分や世界を見る
人間は実にわがままにできている
すべての人を同じ立場に置くことはできない
3 大震災や戦争は個人の努力を超えたもの
大震災では善人も悪人も不幸に遭う
戦争は繰り返し起きてくる
4 宗教の仕事は「魂の救済」
戦争では、どちらの側にも被害が出る
宗教は人々の苦しみのことを考える必要がある
5 泥中に咲く蓮華の花のように
どのような環境にあっても一輪の花を咲かせる
仏陀が目指した悟りの道
第2章 死後の世界について
1 死後の世界を信じられない人たち
宗教心に関する質問は訊き方で答えが違う
物差しで測れないものは信じない唯物論者
宗教について触れない学校教育
2 信じることは大きな力となる
この世の人生は一種の試験である
信じることで新しい世界観を獲得できる
3 臨死体験が示すもの
数多く報告されている臨死体験
魂の体外離脱とトンネル現象
「三途の川」を渡る場合と渡らない場合
4 あの世での導きの仕事
宗教別に行われる、あの世のガイダンス
あの世で建てている「エル・カンターレ大聖堂」
知名度が低いと救済力は落ちる
宗教に縁があることの大切さ
5 自分の人生の回顧と反省
第三者の目で自分の姿が見える
相手の「その後」を追体験する
6 霊界を論理的に証明することはできない
霊界では「過去・現在・未来」が同じ空間に存在できる
霊界には「因果の理法」以外に論理的なものはない
7 地獄へ行く人たち
この世での悟りが死後に行く世界を決める
真っ逆さまに落ちる人
地獄へ歩いて下りていく人
悪魔に地獄へ連れていかれる人
8 あの世は宗教が仕切っている世界
この世の人々の多くが真実を知らずに生きている
あの世では宗教がなければ生きていけない
反省や祈りは高級霊界とつながる“携帯電話”
第3章 信仰とは何か(質疑応答)
1 なぜ神がいるのか
すべての人の心を貫いているものがある
「魂の親」という存在があることは認めざるをえない
2 教団に所属することの意義
独りで学ぶ人は「野狐禅」に陥りやすい
「仏・法・僧」の三宝に帰依せよ
3 信仰心の発展段階
信仰心には無限に近い階梯がある
信仰心の段階に応じて、あの世から指導がある
4 仏という言葉をどう理解するか
仏には二つの現れ方がある
5 信仰と知の関係
仏が主で人間が従である
深い知と信仰とは対立しない
才は徳に使われる
6 信仰とは、どのようなものか
信仰とは「私は仏の子です」と言えること
信仰は人間の存在の前提条件
まず、生きている人を救う
7 信仰と奇跡の関係
ルルドの奇跡は場所や水の成分とは関係がない
信仰心は奇跡を起こす原動力になる
第4章 愛は風の如く──"Love Blows Like the Wind"
1 ギリシャ神話の神ヘルメスの真実
幸福の科学だけが伝えている真のヘルメス像
ゼウスより数百年も前に活躍した指導者
ヘルメスの特徴
2 エジプトでも神として尊敬されたヘルメス
エジプトの神話に現れる、ただ一人のギリシャの神
ヘルメスとトスが霊界からエジプトを指導した
「復活の思想」の起源はエジプトにある
3 この世とあの世の両方に責任を持った存在
ヘルメスとイエスの違い
「エル・カンターレ」という存在の特徴
4 「透明な風」のような愛
「霊的な思想」と「繁栄の思想」の両立
「透明な風」とは愛を表す言葉
天使の仕事は透明な愛そのもの
見返りを求めない「無償の愛」
この世においてもユートピアをつくる
5 地球人としての悟りに目覚めよ
ヘルメスの思想と仏陀の思想とを併せた教え
西洋と東洋を融合させた「地球的な規模の宗教」を
あとがき
コラム
死後、自分の一生をスクリーンで見せられる!
第2章「死後の世界について」では、あの世に旅立つ様子が詳細に語られている。
三途の川を渡ると、縁のあった宗教の案内人に導かれ、自分の一生をスクリーンで見せられる。
そして、人生の反省をして初めて、霊界での行き先が決まるのだという。
生きているうちに知っていたら、そんな生き方はしなかったのに…という人も多いのではないか。宗教がなぜあるのか、信仰がなぜ大切なのか、その理由がわかってくる。