また、他の人を理解する心とは、
こうした「愛と理解」の心があってこそ、包容力は大きく成長していくのです。
"awakened person"(目覚めた人間)になりなさい。
みなさんの目に鱗がかかっているならば、
それを取り外し真実の目でもって世界を見なさい。
世間の常識や大人の常識などではなく、
あなた自身の真実の目でもって
「自分の人生にとって、あるべき姿とはいったい何であるか」
ということを知りなさい。
『Think Big!』
http://voicee.jp/2015032010866 より転載
昇進した途端に仕事で挫折
私は、専門学校を卒業後、公務員となりました。就職して間もなくのころ、幸福の科学の信者になった私は、仕事を通じて社会に貢献したいという情熱を持って、懸命に仕事に取り組んでいました。
そうした仕事への熱意と実績が認められ、当時の上司から「幹部候補生選抜の試験があるから受けてみないか」と勧められました。
仕事の合間に勉強を続けた結果、数十倍の難関を突破して試験に合格。研修期間を経て、総務部の配属に。私はやる気満々で新しい仕事にかかりました。
ところが、今までいた部署とは全く違う仕事に戸惑うばかり。おまけに、選抜試験合格者ということで、周りも私に厳しく接し、「仕事のやり方は自分で調べるのが基本」と突き放されます。できないことをただ指摘され、怒られ続けました。
「あの仕事はどこまで進んでいる?どうしてやってないんだ!」
上司の容赦ない叱責が飛んできます。
新しい部署に移ってからというもの、毎日毎日、上司に怒られない日はありません。
私の仕事が滞ると他部署の仕事も遅れ、苦情もどんどん増えていきます。「お前が来て、総務部は悪くなる一方だ」と面と向かって言われたこともあります。毎日が苦痛で、「元の部署に戻してください」という言葉が何度出かかったか分かりません。
そんな逆境の中でも、私は、より昇進の道が開ける内部試験を受け続けていました。
分不相応な欲が失敗のパターンだった
ある日、上司に呼び出されました。私の作成した報告書の資料が、上下逆になっていたのです。
「お前は一体どういうつもりで昇進を目指しているんだ!上を目指せば、もっと仕事が厳しくなるんだぞ。今の仕事がまともに出来ないのに、何を考えているんだ!」
私はハッとしました。
新しい部署に異動してからというもの、上司から毎日叱られて、劣等感と惨めさで一杯でした。その傷を、分不相応な昇進を目指すことで埋めようとしていたことに気がついたからです。昇進することで、自分の力を示し、叱責した上司たちを見返してやろうと思っていたのです。
私は、過去にも同じような失敗をしたことを思い出しました。
高校時代、体調を崩したため、思うように勉強できず、成績は学年で最下位を争うまでに下がりました。その惨めさを埋めようと、自分の成績とはかけ離れた一流大学を目指して二年の浪人生活を送りましたが、結局失敗に終わったのです。
成功のパターンを学んで実践しはじめた
失敗のパターンを繰り返していることに気づいた私は、分不相応な出世欲を捨て、今の部署で成果を上げる努力をしようと決意しました。
『奇跡の法』第1章「運命を逆転させる法」に説かれている「『人生を変えたい』と思うならば、積極的に努力して、自分と違う考え方や行動のパターンを身に着ける必要があります」という教えを、徹底的に実践しようと思いました。
まず、以前から「仕事ができるな」と思っていた上司や先輩を理想像としました。そして、自分の仕事の進め方と何が違うのか、考え方や行動のパターンを徹底的に研究しました。
すると、仕事のできる方は例外なく、今日やること、数日後までにやることを、スケジュール帳に書き込んで管理していることに気づきました。それに比べて私は毎朝、机に山積みにされている書類を見ながら「今日は何をしたらいいのだろうか」と呆然としていました。
そこで「この仕事は、いつまでにやらなくてはいけないのか」「どの仕事を優先的に行うべきか」をはっきりさせ、段取りよく進めていくようにしました。
また私は、仕事の中心概念を掴んでおらず、自分の担当の仕事に関して、上司から質問されても答えられませんでした。そこで、仕事に関係する法律や規則を学び、仕事のポイントを明らかにするようにしました。
こうして、一つひとつ丁寧に真似をしていきました。
心を入れ替えて、努力を始めてから約半年ほど経ったあるとき、先輩の急な異動で、2人分の仕事を任されることになりました。以前の自分であれば、とてもこなせなかった量です。それを何とかやり切れたことに、自分でも驚きました。
「一人減っても仕事が回るのは、君のおかげだ。君は部署の要だ」
上司から今までとは正反対の評価をいただくようになりました。
職場や社会の発展に貢献していこうと決意
自信がついてくるにつれて異常なまでの出世欲は消え、代わりに部署の成果に貢献したいという気持ちが出てきました。すると不思議なことに、今までは仕事を教えてくれなかった周りの人が、サポートしてくれるようになったのです。
そして1年後。役職者として部下の指導を任される立場になりました。
「認められたい」とあがいていたころは、決して逆境から抜け出すことはできませんでした。しかし、欲を捨て、与えられた環境で精一杯努力をしようという思いに切り換えた時、道が開けてきたのです。
私は今、実感しています。仏の念いによってつくられた世界にあって、逆境ばかりが現れるのは、仏の念いとは一致しない願いを持っているからだと。自分の利益のことばかりを考えていては、決して逆境から抜け出せないことを。
逆境は確かに苦しいものでした。しかし、その中で私は心の過ちと向きあい、心の糧を得ることができたのです。この学びを大切にして、これからも職場や社会の発展に貢献していこうと決意しています。
- この本で目覚めた私は母子家庭なので、法シリーズ以外なかなか本を買うことが経済的に出来ませんでした。岡山から参院選候補予定の田部雄治氏が、この本で目覚めたと伺い、読もうと思い購入しました。2016/07/17 岡山県/50代/女性/パートさんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
- 新卒のバイブルとにかく感動しました!
仕事と愛って一見関係のないように見える二つが関係しているのがとても新鮮でした
仕事に対してのイメージが一変してこれから働いていろんな人のために頑張っていきたいなっておもいました!
就職前に読むべしです!笑2015/12/01 秘密結社鷹の爪さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★ - すばらしい内容でした。予習型人生という言葉がすばらしかったので、
家族と、仕事について語り合いました!!
役に立てる人材になるよう心を強くしたいです。
この本にあえて幸せです。2012/06/22 30代・会社員さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
ほんとうの奇跡。
医学的にはすでに死んでいる
状態から驚くべき復活を遂げた
著者の実体験。
病や死を超越した、心の力とは。
そして信仰の奇跡とは。
あなたの人生に、勇気と希望を
与える珠玉の一書。
◇2004年に入院し、死を宣告
◇余命宣告を受けて決意したこと
◇中年期を迎えた人が背負う“重み”
◇奇跡の復活は何を意味しているのか
◇なぜ宗教で病気が治ることがあるのか
https://ryuho-okawa.org/quotes/20190806/
大切なのは、
「他人に何かをしてあげるときには、与えきりにして、それを忘れる。
逆に、してもらったことは長く覚えておき、感謝していく」
ということです。これが基本的な考え方です
こうした考え方を持っていれば、世の中はもっとよくなっていきます。
『不動心』 P.217より
私は、みなさんに、「単純に明るく生きることが出発点である」ということを、
そして、「『明るく生きよう。明るく見、明るく振る舞い、明るく考えよう』と思うこと自体が、
信仰への道であり、仏そのものを自らの内に引き入れる行為であるのだ」
ということを知っていただきたいのです。
幸福の科学 公式サイト https://happy-science.jp/whats-happy-science/
『発展思考』P.90
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M264172&c=10209&d=203d
※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M264173&c=10209&d=203d
「他人の不幸を見て胸がスッとするというのは、
人間として最低の心。
(中略)これがいわゆる、悪霊(あくりょう)や悪魔に通じていく。
原理は簡単なんです。
他人様の幸福を願う方向で考えているか、
不幸を願う方向で考えているか、これが人間の方向を決めます」
「あなた自身とは、いったい何であるか」と問われたときに、
「自分とは、自分の考えているところのものである」
という答えができる人は、非常に優れた人です。
霊的で、かつ、よく自分を知り、
深く自己の内を見つめた人でなければ、そのように答えることはできないでしょう。
『未来の法』 P.16
※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M445834&c=10209&d=203d
※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M445835&c=10209&d=203d
祝福の心は、『肯定の心』です。
『かくありたい』と願う心です。
祝福の心は、『他の人の幸福を願う心』なのです。
その心を持っていれば、
みなさんは、自分が祝福している人の方向に向かって、
人生を歩んでいくようになるのです。」
(大川隆法『真実への目覚め』118ページ)
http://voicee.jp/2015032010866 より転載
昇進した途端に仕事で挫折
私は、専門学校を卒業後、公務員となりました。就職して間もなくのころ、幸福の科学の信者になった私は、仕事を通じて社会に貢献したいという情熱を持って、懸命に仕事に取り組んでいました。
そうした仕事への熱意と実績が認められ、当時の上司から「幹部候補生選抜の試験があるから受けてみないか」と勧められました。
仕事の合間に勉強を続けた結果、数十倍の難関を突破して試験に合格。研修期間を経て、総務部の配属に。私はやる気満々で新しい仕事にかかりました。
ところが、今までいた部署とは全く違う仕事に戸惑うばかり。おまけに、選抜試験合格者ということで、周りも私に厳しく接し、「仕事のやり方は自分で調べるのが基本」と突き放されます。できないことをただ指摘され、怒られ続けました。
「あの仕事はどこまで進んでいる?どうしてやってないんだ!」
上司の容赦ない叱責が飛んできます。
新しい部署に移ってからというもの、毎日毎日、上司に怒られない日はありません。
私の仕事が滞ると他部署の仕事も遅れ、苦情もどんどん増えていきます。「お前が来て、総務部は悪くなる一方だ」と面と向かって言われたこともあります。毎日が苦痛で、「元の部署に戻してください」という言葉が何度出かかったか分かりません。
そんな逆境の中でも、私は、より昇進の道が開ける内部試験を受け続けていました。
分不相応な欲が失敗のパターンだった
ある日、上司に呼び出されました。私の作成した報告書の資料が、上下逆になっていたのです。
「お前は一体どういうつもりで昇進を目指しているんだ!上を目指せば、もっと仕事が厳しくなるんだぞ。今の仕事がまともに出来ないのに、何を考えているんだ!」
私はハッとしました。
新しい部署に異動してからというもの、上司から毎日叱られて、劣等感と惨めさで一杯でした。その傷を、分不相応な昇進を目指すことで埋めようとしていたことに気がついたからです。昇進することで、自分の力を示し、叱責した上司たちを見返してやろうと思っていたのです。
私は、過去にも同じような失敗をしたことを思い出しました。
高校時代、体調を崩したため、思うように勉強できず、成績は学年で最下位を争うまでに下がりました。その惨めさを埋めようと、自分の成績とはかけ離れた一流大学を目指して二年の浪人生活を送りましたが、結局失敗に終わったのです。
成功のパターンを学んで実践しはじめた
失敗のパターンを繰り返していることに気づいた私は、分不相応な出世欲を捨て、今の部署で成果を上げる努力をしようと決意しました。
『奇跡の法』第1章「運命を逆転させる法」に説かれている「『人生を変えたい』と思うならば、積極的に努力して、自分と違う考え方や行動のパターンを身に着ける必要があります」という教えを、徹底的に実践しようと思いました。
まず、以前から「仕事ができるな」と思っていた上司や先輩を理想像としました。そして、自分の仕事の進め方と何が違うのか、考え方や行動のパターンを徹底的に研究しました。
すると、仕事のできる方は例外なく、今日やること、数日後までにやることを、スケジュール帳に書き込んで管理していることに気づきました。それに比べて私は毎朝、机に山積みにされている書類を見ながら「今日は何をしたらいいのだろうか」と呆然としていました。
そこで「この仕事は、いつまでにやらなくてはいけないのか」「どの仕事を優先的に行うべきか」をはっきりさせ、段取りよく進めていくようにしました。
また私は、仕事の中心概念を掴んでおらず、自分の担当の仕事に関して、上司から質問されても答えられませんでした。そこで、仕事に関係する法律や規則を学び、仕事のポイントを明らかにするようにしました。
こうして、一つひとつ丁寧に真似をしていきました。
心を入れ替えて、努力を始めてから約半年ほど経ったあるとき、先輩の急な異動で、2人分の仕事を任されることになりました。以前の自分であれば、とてもこなせなかった量です。それを何とかやり切れたことに、自分でも驚きました。
「一人減っても仕事が回るのは、君のおかげだ。君は部署の要だ」
上司から今までとは正反対の評価をいただくようになりました。
職場や社会の発展に貢献していこうと決意
自信がついてくるにつれて異常なまでの出世欲は消え、代わりに部署の成果に貢献したいという気持ちが出てきました。すると不思議なことに、今までは仕事を教えてくれなかった周りの人が、サポートしてくれるようになったのです。
そして1年後。役職者として部下の指導を任される立場になりました。
「認められたい」とあがいていたころは、決して逆境から抜け出すことはできませんでした。しかし、欲を捨て、与えられた環境で精一杯努力をしようという思いに切り換えた時、道が開けてきたのです。
私は今、実感しています。仏の念いによってつくられた世界にあって、逆境ばかりが現れるのは、仏の念いとは一致しない願いを持っているからだと。自分の利益のことばかりを考えていては、決して逆境から抜け出せないことを。
逆境は確かに苦しいものでした。しかし、その中で私は心の過ちと向きあい、心の糧を得ることができたのです。この学びを大切にして、これからも職場や社会の発展に貢献していこうと決意しています。