STAP細胞はやはり存在する - 助け舟を出す良識ある研究者はいないのか - The Liberty Opinion 2
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9822
理研の"非科学的"な判断
2014年4月、記者会見を行った小保方晴子氏(壇上中央)。写真:日刊スポーツ/アフロ STAP細胞の問題をめぐり、論文の筆頭著者である小保方晴子氏が犯罪者扱いされている。 写真:日刊スポーツ/アフロ
小保方氏は「犯罪者」なのか。そもそも、検証実験や小保方氏の処分をめぐる理研の判断は、科学的根拠に欠けるものが目立つ。例えば、当初、若山氏らは「STAP細胞が胎盤(注)へと分化した」ことを確認していた。これはES細胞では起こらない現象だ。ところが、理研は根拠を示すことなく胎盤への分化を「見間違い」と説明している。
また、STAP細胞の検証実験には大きな制約が課された。実験室は24時間監視され、溶液の調整すら許されない不自由なもの。小保方氏は、検証実験の失敗について「予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった」とコメント。検証実験の責任者である相澤慎一氏も、「犯罪人扱いをしたような形で科学の行為を検証することは、科学にはあってはならないこと」と自戒の言葉を述べた。
理研の一連の対応は、「STAP細胞の否定」という結論ありきの、"非科学的"なものだったことが伺える。
(注)ヒトやマウスなどの妊娠時、母体の子宮内に形成され、胎児と臍帯(へその緒)でつながる器官。
真実性の検証のため霊言を再度収録
大川隆法・幸福の科学総裁は6月18日、昨年4月に引き続き、再度小保方氏の守護霊を呼んで真相に迫った。守護霊は「それでもSTAP細胞は存在します」と繰り返し、ES細胞を盗んだり、混入させたことを完全に否定した。
さらに、この研究は生命発生の謎とその進化の理由に迫ろうとしているものであると語った。
STAP細胞の研究はまだ試作段階であり、技術を確立していく途中だった。こうした発展途上の生命科学分野の研究を、誰でも簡単に再現できるような実証科学によって"裁く"ことはあまりにも愚かだ。小保方氏の研究は、唯物的な科学の枠組みを超えた領域に入っているようだ。
小保方氏の守護霊は「今回の件で、(科学界の進歩は)最低でも十年遅れた」と悔しさをにじませた。日本の科学界にも、経済発展を阻害する「バブル潰し」や、日本を貶める「自虐史観」に近い心理が存在しているのだろう。
真理に忠実な研究者が現れることを望みたい
科学界には実績や研究費獲得をめぐる争いがあるため、「不正な手段で研究費を得ている」という批判は極力避けたいものだ。そのためか、論文にミスが見つかり、「不正」と騒がれると、理研の関係者は一斉に小保方氏から離れた。そして孤独になった小保方氏をマスコミが吊し上げ、葬り去ろうとしているのだ。
だが、そもそもSTAP現象は、ノーベル賞候補と目される研究者や海外の研究者がその可能性を認め、後押ししていたものだ。科学研究の性質上、故意の捏造はいずれ分かるものであるし、小保方氏に周囲をだます動機も見当たらない。
昨年4月の会見で小保方氏は、「このSTAP細胞が、誰かの役に立つ技術にまで発展させていくんだ、という思いを貫いて研究を続けていきたい」と語っていた。
科学者、マスコミ、文科省などから総バッシング状態の小保方氏。日本の科学の発展のためにも、彼女に助け舟を出す、真理に忠実な良識ある研究者が現れることを望みたい。
【関連記事】
STAP細胞は「生命の起源」に迫っていた - 「小保方博士守護霊インタビュー・再論」 - 大川隆法総裁 法話・霊言ガイド
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9808